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♪せーぇんろはつぅづく~……のに

♪せーぇんろはつぅづく~……のに

きのうは疲れた。

高野山から帰るときずっと電車で寝てた……奥之院2km歩いたのは相当大変やったわ。
家についてもお風呂入ってすぐ寝たぐらいやし笑


さて。
きのうは電車で高野山に行った……んやけど、途中で乗り換えた。
南海電車の高野線、三国ヶ丘から乗って、いったん橋本で下車、別の電車に乗り換えたんや。
いや、単に別の路線てわけじゃない。その先も同じ高野線。でも、乗り換え。乗り換えせざるを得なかったんや。

そんなわけで今回のテーマは、
線路は続くのに乗り換え
について、その理由や事情についての話をするやで。


まず、きのう乗った南海高野線やけど……
橋本から南は、いわゆる「山岳路線」の体をなしてる。いちばん急な坂で50‰……水平距離で1000m進んだら高さが50m上がる……そして半径100m級のカーブが連続してる。山の麓の、比較的走りやすいところをスラロームしながら登っていってるんやな。
そんなとこじゃ、一般的な通勤型の車両は通られへん。それで南海電車はその区間を走る専用の車両を用意してるんや。1両辺りの長さが短いやつ。そして最大4両編成。
狭い道で急なカーブのところを、トレーラーと軽自動車どっちが走りやすいか、てのと同じやね。しかも電車、切り返しなんか出来へんし笑

あと、橋本あたりはベッドタウンとしての性格も強くて、なんばまで急行で45分ぐらい。そこで、橋本を境になんばまでの通勤と、高野山へ向かう観光(+地域輸送)というふうに同じ路線でも住み分けを行ってるんや。ちょうど使える車両も違うしね。こういうのを「系統分離」て呼んでるんや。
ちなみになんばからケーブルカーの乗継まで一気に結ぶ特急「こうや」てのがあるけど、もちろん、山岳路線対応の車体の短い車両なんや。


他のパターンもあるで。

IKZOさん「電気がねぇ!」(何)
ていうても青森の話じゃなくて(笑)、JRの関西本線の場合をちょっと見てみるで。
関西本線てのは、名古屋から三重の亀山、そして伊賀や奈良から天王寺、終点の「JR難波」までの路線。
……「」書きなのはそれが正式な駅名やからや笑

電車がどこから電気を取り込んでるのか、てのはご存じやと思う。
線路の上に架線が張ってあって、電車の屋根にあるパンタグラフが擦り付けて取り込んでるんや。
まぁ大阪メトロとかの地下鉄では別のやり方があるけど、これは別の機会に紹介するけど。

ちなみに架線に飛散物が付着すると電車が止まってしまう、除去するまで動かれへん悲惨なことになるんや(何)
布 団 が 吹 っ 飛 ん だ
(注:ひろいもの)
ちゃんと布団ばさみで挟まなあかんで笑

逆に、この架線が張られてない路線もあるねん。そういうとこは電車は走られへん。気動車を使うことになる。例えば東北のローカル線とか……リゾートしらかみでおなじみの五能線とかもそう。こういうのを「非電化路線」ていうねん。

んで……この関西本線、京都の加茂てとこから亀山まで、架線が張られてない非電化の部分やねん。まさに「電気がねぇ!」や笑

だから大阪環状線まで乗り入れる阪奈間の旅客輸送の主力、大和路快速も東は加茂止まりやねん。その先は気動車に乗り換えになってしまうねん。

もっとも、その先の需要は阪奈間よりもずっと少なく、1時間に1本、気動車2両で足りるぐらいのローカル線の様相を呈してるから、たとえ電気が通ってたとしても、最大8両で走る大和路快速がそのまま乗り入れる必要もないんやけどね。



今回はこんなとこやね。
そうそう、東北本線やと、宇都宮から仙台に在来線で行くときなんか、4,5回乗り換えせなあかんねん。これなかなかきつかったで。おとなしく新幹線使え、て言うてるようなもんや笑

それと……

日本で唯一、「電車が走ってない」県があるねん。いずれそこに行く様子をお届けしたいと思ってるんやけどね……それはどこか、わかったらコメちょうだい笑
カンニング禁止やで(何)








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