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そして、暑さ体感が鈍過ぎて、自覚なく室内で夏バテりそうになった私に考えてくれたメニューは盛りだくさん。
考えてくれた、けど、要するに趣味だからして楽しそうだった。
そうそう、お料理は枷ではなく楽しんで作らなきゃ美味しく出来上がらないよん。
以下、全品で私補佐付きで調理約２時間半コース。
１・肉のタタキ(写真上)
●材料
・これのお肉は丸芯
イチボなりモモなりなんでもいい
・大根
・梅肉
●作り方
だいたい300～400グラムほどの塊のまま、表面だけフライパンで焼いてホイルで包み、更にサランラップで包んだまましばらく放置。(最初に作っておくべし)
後はスライスして盛り付け。
今回はタレが特徴。
夏バテでもしっかりお肉が食べられるように、と、
たっぷりの大根おろしに梅肉を混ぜ、スライスしたお肉に乗せてポン酢をかけて食べるようにしてくれました。
ただの大根おろしではなく、大根おろしの甘味と程好い辛味に梅肉の酸味が絡み、ポン酢の爽やかさが加わって美味。
もちろん400グラム完食、多分、私が250グラム？
２・ナスとアサリのトロロかけ(写真２番目)
●材料
・なすび
・アサリ
・山芋
・カツオ出汁、醤油、ミリン
●作り方
砂抜きしたアサリを茹がいてアサリが開いたら取り出して身を取り出す。
アサリ汁をキッチンペーパーで濾す。
ナスはヘタを切り落として菜箸で奥まで何ヵ所か穴を開ける。
穴を体の向こう側にして、丸まま、均一に揚がるように転がしながら油で揚げ、氷水に浸けて皮を剥く。
カツオ出汁に少量の醤油、ミリン、上記のアサリ汁を足したツユに裸のナスを浸して煮含める。
ナスの中まで味が含むまで長く煮てからナスを適当な大きさに切って、またツユに戻して味を浸透させながら冷ます。
山芋をおろし、上記の出汁と少量の醤油と酒を足す。
煮浸したナスを器に入れて山芋をかけ、アサリを乗せる。
非常に繊細な風味。私はこのナスの煮浸しを利用して作った彼独特の創作料理が好きで好きでよくねだります。
一度、素揚げするのが一手間の旨味。
あれ？私、ナスビ嫌いだったんだけどな？？？
むっちゃ美味しいです。
３・鶏肉ダンゴと加賀レンコンとアスパラと長ネギとカラーピーマンとエリンギとキャベツの炒めもの(写真３番目)
●材料
鶏肉
玉子
加賀レンコン
アスパラ
長ネギ
カラーピーマン
エリンギ
キャベツ
●作り方
鶏肉に玉子と出汁を絡めて肉ダンゴを作り、鶏ガラスープで茹でる。
乱切りにした加賀レンコンに薄く片栗粉をつけて揚げる
アスパラは根元数センチ、ピーラーで数箇所皮を剥いてから４センチくらいにスライスして素揚げする。
キャベツ乱切り。
カラーピーマン乱切り。
長ネギ適当な長さにスライス。エリンギは薄くスライス。
ゴマ油で豆板醤を炒め、ニンニクと生姜のみじん切りを炒め、香りが出てきたら生野菜から炒め、追って鶏肉ダンゴ、加賀レンコン、アスパラを入れて炒める。
鶏ガラと鶏肉ダンゴで出したスープと醤油少々、塩少々、酒、塩コショー少々。
味は控え目なようで片栗粉の付いたレンコンにはしっかり絡むので食べ応えあり。
たくさんの野菜をパクパク食べられます。
私が大好きな加賀レンコンとアスパラに、私が嫌いなカラーピーマンとキャベツを折り込んで食べさせてしまおうという策略は見え見え。
実際、好きと合体した嫌いはすんなり食べられました。
４・砂ずりとニンニクの酒煮詰め(写真４番目)
●材料
砂ずり
ニンニク
料理酒
●作り方
砂ずりの皮、筋を丁寧に取って少しコロンとした形に整える。
ニンニクは丸一つを剥く。
砂ずりとニンニクをよく炒めて、多めの料理酒を入れ、弱火で酒がなくなるまで煮詰める。
こうするとニンニクがマイルドになって一カケラずつ丸ごと食べられたりする。
滋養強壮。
全てのお料理に滋養が意識されつつ、酒呑みの私にピッタリと言われたけど、こんだけのお料理があると意外にもお酒は進まなかった。
ひたすら食べて食べて食べて………
そうそう、立ち眩みはしたし、たまたま２日ほど続けてマトモな食事をする状況じゃなかったけど、決して食欲が減退していたわけじゃないんだよね。
だからそんなにも心配しなくても、ペロリっと平らげちゃいました。
どうも家食の方が満足度が高いんだよなぁ。
材料の質を選択できるのと、量がたっぷりあるから。
プラス、外食より味に抑揚があって楽しめるし美味しいんだよね。
仮住まいのつもりで巣作りする気になれず、調理道具と食器をきちんと揃えてないんだけど、こりゃ、いよいよ揃えたくなってきちゃいました。
翌日、メニュー２の残りの出汁を冷やしていたので、アサリと椎茸とエリンギと玉子で雑炊を(写真5番目)。
大好きな白ネギとアサツキネギをたっぷり散らして、出汁が得も言えぬ美味しさ。
家庭料理ならでは、の翌日もの醍醐味。
ゴチ！
Tags:#夏バテ防止メニュー
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