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50歳からのコスメ探しの旅~ブラックフォーマルバッグに関する考察

50歳からのコスメ探しの旅~ブラックフォーマルバッグに関する考察

ブラックフォーマルバッグに関する考察

Ⅰ はじめに

私は50代の主婦です。
法事に参加することになりました。
夫の親の法事ですから、細心の注意を払う必要があります。
礼服は、体形に合った、良質のものを新たに購入しました。
アクセサリー、靴、ストッキング、は、持っているもので大丈夫そうでした。
葬式三点セットのうち、袱紗、念珠、も大丈夫そうでした。
問題なのは、ブラックフォーマルバッグ、でした。

「ブラックフォーマルバッグ、を見せてください!」

しかし、気に入ったものが、ありませんでした。

何故ならば・・・。

① 中に、袱紗+念珠袋+ハンカチが入る大きさ
→小さすぎる。財布、スマホ、etc、が入らない。
② フタが簡単に開く。下に落とすと中身が飛び出てしまいそう。
  →不用心だ。これで、電車に乗るのは怖い。
③ 素材は、布かホースヘアー(馬のしっぽ)。仏教では殺生を嫌うから。
→腑に落ちない。何を今さら仏教だ?
④ 地元の百貨店で2万円前後。しまむらの通販だと5千円くらい。
→「一生ものですよ」と言われたが、これを一生ものにするのはどうか・・・。

よって、「そもそも、ハンドバッグとは何か?」「ブラックフォーマルバッグ、とは何か?」「相場はいかほどか?」ということについて調べてみました。

Ⅱ お洋服の国=西洋の王室のハンドバッグについて

① グレース公妃
エルメスの「ケリーバッグ」を持っている写真を見てみましょう。バッグの大きさに驚かされます。子ども用の座布団ほどの大きさがあります。庶民である私が大きなバッグを持っていても、致し方がないのではないでしょうか。

② エリザベス女王
エリザベス女王の写真を見てみましょう。大英帝国の女王も、この大きさのハンドバッグを持っているのです。エリザベス女王のハンドバッグは英国のLAUNERのものだそう。ここのハンドバッグを買おうとすると、何十万円もします。庶民は、何十万円もバッグに出す必要はなさそうです。

Ⅲ ヨーロッパのホースヘアーのバッグ

雅子様がお持ちになっていた、ということで話題になったらしい、CONTESSのプリンセスバッグ、約45万円。CONTESSはドイツのホースヘアーの鞄屋さん。ここまで高い買い物は私には不必要だが、世の中にはバッグにこれだけのお金をかけるひとがいる、ということがわかる資料です。

Ⅳ 美智子様のハンドバッグ
 日本の美智子様の写真を見てみましょう。昭和の時代、車から降りて来た時の写真を見ると、それなりに大きなバッグを持っています。皇室の女性が使っているバッグの多くは濱野皮革工藝のものだそうです。濱野皮革工藝の直営店はありませんが、銀座大和屋(銀座コア3F)で商品を見ることが出来ます。Webで似たようなものを見つけて調べてみました。牛革のフォーマルバッグ、約10万円。驚いたことに、「冠婚葬祭・卒業式・入学式」と書いてありました。(あれ?お葬式には、布かホースヘアー、でなくちゃ駄目じゃなかったのでは?)

Ⅴ 和光

 和光でブラックフォーマルバッグを買うことが出来ます。
 布のバッグで、5万円くらい。
 ホースヘアーのバッグで、17万円くらい。
 革のハンドバッグで、12万円くらい。

 地元の百貨店でホースヘアーのバッグが15万円くらいだったので、百貨店って高いのだなあ、と思いました。

 和光のバッグは使いやすいです。日本人の体形に合った小ぶりな形。丁寧な縫製。中にファスナー付きのポケットがついていたりして、気配りが流石だなと感心させられます。

Ⅵ 岩佐

 岩佐(06-6633-4681)は大阪の和装小物屋さん。今の社長で三代目だそうです。日本の布を使った日本製のバッグを販売しています。布は、よくあるサテンの他に、米沢織、博多織、西陣織、コード刺しゅう、などあります。百貨店で買うより安くて、ホースヘアーのバッグ(18×26×9.5)で5万円くらい、米沢織(18×26×9)で1.6万円くらい。難点は、お店が大阪にしかないということ。実物を見ずに買うのは危険です。「東京で見られないのか?」と聞いたら、「ごめんなさい。電話で何でも質問してください。」といいます。


結局、私は、どこで、何を、買ったでしょうか?
この続きは、また今度です。


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