巣ごもり生活や在宅勤務を快適に過ごすために、ホームフレグランスアイテムの需要が伸びたという記事を、先日見かけました。
※記事URL
確かに、香りって手軽に気分転換するには、とってもお役立ちだなぁと納得。
いい香りのハンドクリームを塗るだけでも気持ちが落ち着いて、疲れて帰ってきた日も玄関がいい香りだと心が和みますし。
その時々で心地よいと感じる香りが変わるので、自分の心の状態と密接に関係しているようにも感じます。
特に今は、ゆったりと穏やかな気持ちで過ごせるような香りに、心惹かれることが多いです。
ということで、今回は最近購入したJo Maloneのラベンダーフレグランスについて、書いてみました。

ジョー マローン ロンドンに誘われて、ラベンダーランドへ。公式サイト
田舎の曲がりくねった小道の先にある、イングリッシュラベンダーが咲き乱れる紫色の魔法の世界。
↑トップに流れているラベンダーガーデンの映像がとにかく素敵なんです...(うっとり)
また、こちらの画像は公式からお借りしています
香りを試したのは少し前だったのですが、すぐに購入できずに売り切れになっていて、諦めていたところ、アットコスメショッピングで再入荷...!
ええ、飛び付きましたとも笑 その節は、お世話になりありがとうございました!笑

Jo MALONE LONDON/ウィステリア&ラベンダー コロン
(左)30mL/8,400+税
のどかで上品な、やさしい香り。
トップ:イングリッシュラベンダー 柔らかいフローラルと青々しくフレッシュな香りがアロマティックに香ります。
ハート:ウィステリア 繊細な花びらからなるハニーのような一面が、のどかでエレガントなフローラルのハートノートを形成します。
ベース:ホワイトムスク クリーンでパウダリーなホワイトムスクの香りが全体をやさしく包み込みます。
Jo MALONE LONDON/シルバーバーチ&ラベンダー コロン
(右)30mL/8,400+税
刺激的でフレッシュ、粋な香り。
トップ:グレープフルーツ 絞りたてのグレープフルーツの爽やかさと、わずかにビターな香りがきりっとした印象を与えます。
ハート:イングリッシュラベンダー 柔らかいフローラルと青々しくフレッシュな香りが、アロマティックに香ります。
ベース:シルバーバーチ フレッシュでウッディな香りがベースに深みと余韻をもたらします。
以下、自分でつけてみた感想です。
■ウィステリア
全体的に刺のない、やわらかな香りにまとまっている印象です。
が、よくあるスイートで可愛らしい印象ではなく、野性味があるといいますか、個性的な表情もちらりとのぞかせる感じ。
つけたては、ラベンダーなのかな?と感じつつ、生の葉っぱをすりつぶした時のようなすこし刺激のある青々しい香りが立ちます。
つけてすぐ、ものの1~2分でフレッシュな香りは弱まり、パウダリーでふんわりとした香りに。ムスクも感じます。
のどかな香り、というと確かに。純朴な印象のまま、すこしずつお花の甘さがはがれていくような変化をたどって消えていきます。
ウィステリアは「藤の花」なんだそうですが、もっと甘く優雅な香りかと思っていたら、意外に控えめ。
奥ゆかしいけれど、どこかセンシュアルな雰囲気があるのは、ムスクのおかげなんでしょうか。
これなら自分でつけた香りには酔わなさそうなので、首もとや耳の後ろ、手首につけても大丈夫そうです。
コットンや麻素材のロングワンピースをさらりと着こなして、肩肘張らないリラックスムードに似合う香りだと感じました。
■シルバーバーチ
公式にもある通り、ウィステリアよりも断然刺激的な香りです笑
つけたては、目が覚めるようなフレッシュな柑橘の香りがぎゅーん!と。果皮からする苦味のある香りもしっかり。
そして男性香水によくある、ウッディ?マリン?な香りがします。第一印象で、男性向けだと判断される方もいるだろうな。
つけて5分くらいで、ラベンダーなのでしょうか、青々しい花の香りとメントールのようなすこし清涼感のある香りが顔を出してきます。
私はこの時の香りが好きなのですが、これがホワイトバーチの特徴なのかな?ウッディだけど爽やかさがあります。
さらに時間がたつと、トップから続いていた男性っぽさというか、硬質な感じが消えて、パウダリーで穏やかな残り香に。
清潔感のある、石鹸のような香りになります。
私の場合は、顔周りや手元にしっかりつけると、この香りに酔ってしまいそうなので、下半身中心につけて、仕上げに1プッシュした下をくぐっておしまいです。
からりとよく晴れた気候の中、爽やかな風にのって運ばれるように香っていてほしいな~
◇◇◇◇◇
今回のラベンダーコレクションもそうなのですが、Jo Maloneの香りは、単純に女性向け・男性向けではカテゴライズしきれないものが結構ありますよね。
ブラックの容器が重厚感たっぷりな「コロンインテンス」シリーズは、
ホリデーシーズンのミニボトルセットと「ダークアンバー&ジンジャーリリー」のボトルを持っていますが、これまた個性的な香りです。
ダークアンバー&ジンジャーリリーの香りは、なんといいますか...
お香(伽羅)とオーキッドやリリーの上品なフローラルが混ざり、少しだけスパイシーな香りがアクセントになっていて、
ちょっとミステリアスなんだけど、温かみもあって...多面性のある複雑な香りです。そして鎮静効果高め。秋冬向け。
これからの時期には、爽やかな香りの多い「レアティー」シリーズが良さそうに思います。
「シルバーニードルティー」「ジェイドリーフティー」の香りのついたムエットをお財布や手帳に挟んで、香りが消えるまでうっとりしていたっけ。
お値段は全然可愛くないけど笑、いつか手に取ってみたいお品です。
余談ですが、お花の香りの香水と言えば、ずーっと忘れられないのは、アントニアズフラワーズ。
トップの青臭い香りも結構好きですし、ミドル以降のみずみずしく繊細な花々の香りがそれはそれは大好きで。
シンプルに花の香りだけで構成されている香りは、私は他に出会ったことがなく、めずらしい香りだな~という記憶。
現在は調香師のインプットのためブランド休止中ということですが、一日も早い復活を待ち望んでいます!
今回もとりとめなく長くなりました。ここまでお付き合いいただき、どうもありがとうございました…!
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