美白マスク:HAKU メラノフォーカスEX マスク 「白」という名のマスク
2013/2/22 05:55
資生堂のHAKUについて紹介しました。
○美白:【HAKU】今年の美白は、第二のシミ悪化ルートの発見
→https://beautist.cosme.net/article/438614
関連記事として、再アップしました。
【元記事】2012.7.11
美白の「白」をとって「HAKU」と名付けてしまうほどの、
美白への自信をうかがわせるアイテムです。
資生堂の美白研究は大正時代にさかのぼり、
「美白といえば資生堂」と言われる信頼は、
資生堂のどのBAさんも、「どこのメーカーよりも、ウチの美白が1番!」
と言い切るという噂を耳にするくらいです。
そんな美白の代表的マスク・・・(と言われているかどうかはわかりませんが)
おさえておきたい一品ではないでしょうか。
一度は使ってみたいとずっと、思っていたのですが、
一枚売りがなく、お試しがができませんでした。
箱で買うには、ちょっと・・・・ だったのですが、
最近になって、一枚売りを見かけました。
「単品売り、されるようになったのね」 と思いながら、
行きつけのドラッグストアに行くと、そこではなんと30%OFF。
このラインって確か、割引しなかった記憶があったので、迷うことなく手にしました。
ちょっと日を浴びた直後でもあったのでナイスタイミングでした。
■価格
〇HAKU メラノフォーカスEX マスク
《30ml×6包で 10,500円》→【1,750円/1枚】
《 1包 1,785円》→ +35円 (一枚売りの割高感はありません)
《30%引き 1,249円》→ -501円
エスト、SK2の美白マスクと同じ価格です。
■上下セパレートタイプの包装
包装は、上下、別々に分かれており、パッケージには使い方が記載されています。
どちらを先につけるか番号が振られ、装着時間がどれくらいかが記載されています。
これ、とても助かります。
いくつかのメーカーを、ちゃんぽんで利用していると、
メーカーによって、上下つける順番が違うので、わからなくなってしまうのです。
これは、他社メーカーも見習って欲しいところです。
マスクも装着すると、紫外線が当たりやすい目元から頬骨のあたりが、
上と下のシートで重なり、より効果が得られるような構造になっています。
実際のところ、この重なりがどの程度、影響するのかなぁ・・・
という気がしないではないのですが、
手厚くケアすることで、「効きそうって思えること」が大切なんだと思います(笑)
■美容液の量
シートには、約100回分の美白美容液が、含まれているとあります。
「美容液1本分」という表現はよく見ますが、「100回分」という表現を見るのは初めて。
100回分ってどれくらい? と計算すると、
1回の使用量が、0.3gということなので「30g」
ということは、「美容液1本分」と同じじゃない? と思ったら、
HAKUの美容液1本分は、45g 10,000円 と他の美容液より量が多いのでした。
■成分と機能
資生堂が特許を持っている2つの美白有効成分
4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)とm-トラネキサム酸を
一緒に配合された抗メラノ機能体で、
この2つを同時に配合できたのは日本で初めてだそうです。
m-トラネキサム酸がじっくり浸透するのに対し、4MSKは素早く浸透。
2つの浸透度の組み合わせで、早く、深く浸透させることができるのだとか。
m-トラネキサム酸は、CMなどでもよく耳にする成分で、
もともと内服薬として、炎症を和らげる効果で使われていたものを、
資生堂が外用の美白成分として開発されたものだそうです。
■着用感
取り出した瞬間、マスクを見て思ったのが
「薄っ!」 でした。
ストレッチ感も足りないですし、顎のあたりのカバー力にも欠けます。
付け心地もちょっと・・・・
う・・・ん、長年、使いたくても使えないという期間に期待が蓄積されてしまい、
使う前にイメージがふくらみすぎたみたいです。
思うに、SK2の「3D」ようなマスクを想像してしまったみたいです。
(SK2の「美白マスク」とは、似たような感じなのですが…)
着用時間は、10分と、他メーカーのマスクよりも、
短い時間設定となっているのはなぜなのでしょう?
■シートの材質
HPによると、ストレッチ性の高い素材を使っているということで、
シートの構造や顕微鏡写真まで紹介されています。
シートの材質まで紹介しているマスクは、他では見たことがなく、
力の入れようが伺えます。
しかし・・・・
SK2の「3Dマスク」のストレッチ性には及ばないのでした。
ただ、価格面で、SK2の3Dのストレッチ性と比較するのは、酷で、
同じ価格のSK2の「美白マスク」と比べると同じような印象です。
私の中で、美白マスクとしての、「HAKU」というネーミングが、
イメージ先行になってしまったことに加え、個人的なことになってしまいますが、
使いたいけど、使えなかったという時間が、
大きな期待をより膨らませてしまったようです。
実際に、購入時、1枚の値段が、SK2の「3Dマスク」と同じくらいに
匹敵するかに思っていたため、(2000円超)
なんだ・・・・以外に安かったのね。と思ってしまったくらいでした(笑)。
■効果
炎症を抑える効果があるとのことですが、
エストの美白のような、ひんやりとする感じはありませんでした。
くすみぬけなどは、あまり意識して使わなかったので、よくわかりませんでした。
ただ、美容液の保湿効果がとてもよいと感じられ、
マスクに含まれた美容液から、このHAKUの美容液っていいかも・・・
と思わされました。
翌日の洗顔の時も、もっちり感があり、しっとりしていました。
マスクの全体の印象としては、美白マスクというより、
保湿のマスクとしてすぐれものという感じでした。
美白については、1回ではわかりません。
炎症を抑えるという効果を、着用感としてひんやりするなど、
感覚的に伝わってくると、効いていると思えるのですが・・・
どこかで高級マスクと思っていたのですが、
エストと同じということは、SK2の美白マスク同様、
選択肢としてノミネートされます。
ただ、炎症を抑えるというのが具体的に、メラニン生成のどこにどう効いているのかが、
今ひとつわからないので、どのように使えばいいのかがよくわかりません。
2つの美白成分により、2つの機能を持っているようです。
4MSKは、
「メラニンが活性化するのを抑え。メラニンの排出を助けてくれる」らしいです。
m-トラネキサム酸はメラノサイトを活性化する情報伝達物質プラスミンの邪魔をして、
メラニンが作られないようにするそう。
「元から断つ」エスト と SK2のメラニンの排出の
両方の機能を備えたと考えればよいのでしょうか?
紫外線を浴びた直後でも、しばらくたっても、
選ばず使えるということでしょうか?
今ひとつ理解ができないので、使いこなすことができない感じです。
【コメント】
●キトキトさんがコメント'13/3/17 15:00
>愛猫に捧げる旋律さん ほんと、企業はどこまで追い続けるのかというくらい、追求してますね。昨年と今年でも変化。その研究は何年も前から・・・ということは、4~5年先の美白商品も、もうすでに何か芽か見えているのだと理解することができます。
●キトキトさんがコメント'13/3/17 14:58
>korokorochanさん 美白ものについて、いろいろ聞きまわりすぎて、まとめようと思ってうちに、どれがどこだかわからなくなりつつあります。全体のくすみをとったために目立つというシミ。それに対応するものもありました。できたシミも一緒に薄くするそう。えっと、どこだったかな(笑)日進月歩です。
●愛猫に捧げる旋律さんがコメント'13/3/15 16:32
日々、どの分野も日進月歩ですね!おぉ~!逆にメラニンが濃く見える事もあるのですね。一昔前のビタミンC誘導体なら、黄色っぽく肌がなったり…各社メーカーの企業努力が伺えます♪
●korokorochanさんがコメント'13/3/15 13:29
美白について。もともと色が白いのですが、美白系のお化粧品を使うようになって全体的にクスミ抜けしました。更に白くなったのですが、少しあるシミが目立ってきたような感じがします。下にかかれていることを実感したのでコメントしました。
●キトキトさんがコメント'13/3/13 23:08
>愛猫に捧げる旋律さん 医療系の処方が美白にも進出してきているようですね。美白はメラニンの他に、炎症、そして今年のトレンドは、肌をいかに明るくするかということも含まれるようになったみたいですね。ところがこれ、諸刃の剣で、肌が明るくなったことによってよりメラニンが濃く見えることがあるみたいです。
●愛猫に捧げる旋律さんがコメント'13/3/13 19:49
トランサミンって、内科では喉の炎症・腫れ・赤み(喉風邪)、皮膚科では、肝斑の方に処方されますね。+ビタミンE+C+ハイチオール(内服) 進化が、なるほど!でした。 炎症に効きそうです。
●キトキトさんがコメント'13/2/24 11:02
美容皮膚科って研修がないんですね。美容医療学寄附講座というのがあり、最近は、医学のカリキュラムに含まれるようになったのかとカリキュラム調べたことがありました(笑)やはり私も偏見を持ってしまってます。EBMが謳われる医療界の流れに合わせ、美容界でエビデンスを謳われても、やってないじゃん・・・と逆に空々しさを感じます。そんなこといわなけりゃ、そういうものとして認めるのにって(笑)使いたい方はご自由に。でも私は使いませんという感じです。私も自分が信用して使えて、それによって、モチベーション上げるためかな?自分を納得させるものでないと使えないが基本にあります。
●cocoa330さんがコメント'13/2/23 19:46
美容系のの自由診療の部分って研修医やらなくても出来ることもあって、うさんくさいという偏見持っちゃうんですよね^^;もちろんまともに向上心持ってやってる医者もいるとは思うんですが。そして最近主流のevidence based medecineというのは治験してデータ集めて解析して…でなりたってるので、薬みたいに大量にお金かけて治験やるわけにもいかない美容の分野って結局evidenceはないから好きなもの使えばいいかなぁと思ってます(笑) いろいろ美容法流行るけど突き詰めてみると当たり前のことですが、それでも当たり前のお手入れをするモチベーションを保つために上手く利用したらいいのかなと。
●キトキトさんがコメント'13/2/23 18:31
>cocoa330さん 美容皮膚科って、基礎医学から外れてるからわからないんですよね。花王を使っているとその前の情報伝達のところに作用しているので、こちらが直後使いと思ってしまうのですが、結局、どこでとめても同じかなって(笑)それよりも、付加価値の部分の保湿とかそういうことが大事な気がします。結局調べても結論は、普通になるんですよね(笑)最近、遺伝子なんちゃらがどうたらこうたらで言われてますが、結局、結論は、これまで言われてきた当たり前のことを遺伝子にかこつけてるだけじゃない?って(笑)
●cocoa330さんがコメント'13/2/23 13:12
美容皮膚科的な勉強はしてないので門外漢もいいところですが、日焼け後のメラノサイトの活性化を抑えることで日焼けがしみになる前に即効予防しましょうってことかなぁと。4MSKは美白の要素もあるけど浸透しやすいから(機序は書いてないですけど)、mトラネキサム酸をメラノサイトのある基底層まで浸透させるためという印象を受けました。日焼け後は保湿することも大事なので保湿に優れているというのも日焼け後に向いてそう…。海に行った後とかはパックで集中的に、普段は美容液で美白。って結論は普通になっちゃいますが要は予防かな、ということで(笑)
●キトキトさんがコメント'13/2/23 12:29
>cocoa330さん 炎症を抑えるというと日焼け直後、と思えるのですが、m-トラネキサム酸はメラノサイトでのメラニン生成を押さえる過程で働いているようなのです。http://www shiseido co jp/haku/laboratory/ingredient html →そうすると、指令のあとの段階になるのかな? という感じで、今ひとつ、ここに使えばいいんだ!ってはっきり、つかめないんです。使い方がわかれば、このマスクも取り入れたいと思っているのですが・・・ 紹介サイト、結構、詳しく書かれているので調べてわかったら教えてください(笑)マスクの時間は、それぞれのマスクに書かれている時間になると思うのですが、大抵15分だった気が。もしかしたら10分~15分だったかもしれませんが・・・(MAXで使いたくなるので)
●キトキトさんがコメント'13/2/23 12:14
> korokorochanさん シートマスクの上にラップすると効果があると言われるのですが、圧迫感と皮膚呼吸を妨げる気がして・・・それと似た感覚がシートマスクにもあるというのは、わかる気がします。シスレーのクリームマスクは、使い心地、いいなぁと思いました。
●cocoa330さんがコメント'13/2/23 11:50
炎症を抑えるってことは日焼けしちゃった日のクーリングに使うのが良いんですかねぇ。マスクって10分で短いんですか(*_*)潤い的には10分以上してるとマスクに水分持っていかれるからよろしくないかと思ってましたが10分以上が設定時間なんですね(*_*)
●korokorochanさんがコメント'13/2/23 9:40
そのイメージです。ラップされているから様な気がして呼吸困難になりそうなのです。とにかくじっとしているのが無理。塗るのとマスクするのと違いがわからない。クリームマスクの様にはがさないタイプは大丈夫です。
●キトキトさんがコメント'13/2/23 1:00
>korokorochanさんはマスク苦手ですか。クリームマスクなら大丈夫なのかな? 私はシート大好き。でも、エステで体をラップするのはちょっと苦手。あんな感覚なのかしら?
●korokorochanさんがコメント'13/2/22 21:41
理屈は分かってもマスクが苦手なので結局しなくなります。エステに行っても超短時間のマスクでマッサージ中心でしてもらっています。気分的なものかなと思うんです。
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【関連】美白
○美白:(1)美白への道は、美白のメカニズムを知ることから
→https://beautist.cosme.net/article/256389
○美白:(2)美白をしても効果を感じない それは当たり前のこと?
→https://beautist.cosme.net/article/432701
○美白:(3)たくさんある美白アイテム どれを使ったらいいのでしょうか? ←関連記事
→https://beautist.cosme.net/article/433545/edit
○美白:(4)今のシミ状態を把握する
→https://beautist.cosme.net/article/433449
○美白:(5)なぜ美白をするの?
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