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美白:【HAKU】今年の美白は、第二のシミ悪化ルートの発見

美白:【HAKU】今年の美白は、第二のシミ悪化ルートの発見


各社からいろいろな美白が登場しています。

また新たな成分が配合されたのかしら?
そうなるとますます、美白の世界がわからなく複雑になりそう・・・

そんな気がしていたのですが、
どうやら今年のキーワードの一つは、成分ではなく
  「いかにして効かせるか」らしいのです。
  「その成分では足りない部分へ、どうアプローチするか」
だそうです。

上記から、「浸透力」を意味しているのだと理解したのですが、
資生堂のHAKUは、浸透力とは、ちょっと違うアプローチでした。


加藤智一さんによると
○シミに効かせる? 肌色を明るく? 2013年美白前線(加藤智一さん)
  →https://beautist.cosme.net/article/429997

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今年はそんな各社が誇る成分を
「いかにして効かせるか」、
「その成分では足りない部分へ、どうアプローチするか」
といった“バージョンアップ版”ともいえる美白コスメが目立ちます。
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これまで発見された有効成分を活かしながら、
さらに高度に「効かせる」ための技術。
そのための新成分が配合されているようです。

そして、
「美白効果がどう進化したか」という点では、


「シミ」と「シミ予備軍に効かせるか」

      から

「シミ」だけでなく「肌全体を明るく」したいか



そのため、まずは自分の顔や肌をよく観察して
  (つまり、マジックリングなどで現状の把握するということですね)

「どのように美白したいか」を考えて、
  (いまあるシミを消したいのか)
  (これからできるシミをおさえたいのか)
  (どういう仕組みで、これからできるシミを抑えるのか)
  (肌全体を明るくすることで、白く見せるのか) ・・・などなど

その悩みに働きかけてくれる美白コスメを選ぶのだそうです。


今年の新作美白のなかで、
「シミに効かせる」ということで、大きく進化したのは、次の3社だそう。
  ○ポーラの「ホワイトショット」、
  ○資生堂の「HAKU」、
  ○シャネルの「ル ブラン」

上記の中で個人的に興味のあるのは、白という名を冠したHAKU。
昨年、マスクを使っていることもあり・・・

■資生堂のHAKU
美白有効成分「4MSK」と「m-トラネキサム酸」が
“角層の表皮”の部分を多角的に働きかけるという仕組みで、
表皮だけへの働きかけでした。

今年は表皮だけでなく、真皮の部分までフォロー。
角質をくまなく美白し、これを“美白の第二ルート”と呼ぶそうで、
美白へのアプローチを前進させたといいます。

角層の奥深くにある真皮にまで作用させることで、
表皮へとなだれ込むと“シミの増殖因子”になる因子に着目し、
奥に浸透させるという機能が加わっているとのこと。


■資生堂の美白コスメNESより
https://www.cosme.net/html/spc/1301_2/vol1.html

上記にさらなる詳細の情報があります。

以下要約
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○資生堂の美白は、100年の歴史
資生堂が美白の商品を発売したのは1917年。
約100年という歴史ある研究がされています。

2005年以前は、「メラニンがどのように作られるのか?」 という、
シミと日焼けの共通点に着目。

ところが、
  日焼けによるほてりや赤み→1ヶ月あれば元に戻る
  シミ→放っておいても消えない

それまでシミと日焼けの共通点に着目していたけれど、相違点もあるということで、
「シミと日焼けの相違点」に着目

そこから、
シミ部位の肌内部ではどんな異常が起きているのかを研究し、
2005年 『HAKU メラノフォーカス』を開発。
シミ美白研究の新しい扉を開いた商品を発売。


■ケアしても消えないシミの原因を発見
シミと日焼けの相違点に着目したこで、様々な現象を発見。

 ○メラニン美白→メラノサイトがある「表皮」では、どのような異常が起こっているのか?

          から

 ○シミ美白→シミのある肌特有のダメージにも着目し、シミのある肌を徹底研究。


シミの原因を探って研究を続けているけど、
「ケアしても消えないシミがあるのはなぜ?」という疑問から、
これは、見落としがあるのではないか。

と考えたとき、
  ○「表皮」は「美白」
  ○「表皮から下の基底膜と真皮」は「抗老化の製品」

と切り分けて研究をしていることに問題があるのでは?
と疑問をいだき、2チーム合同で研究が始まったそう。

注目したのは「基底膜」

基底膜:表皮と真皮の間にあり、
    表皮と真皮の因子の量をバランス良く保つ
    肌にとって大切な機能を持っている。

ところが、シミがある部分の基底膜は、
基底膜の「へパラン硫酸」が減少していることが判明。

  ヘパラン硫酸
   多種多様な生理活性タンパク質と結合する。
   結合したタンパク質因子には、非常に多種類の細胞増殖因子、
表皮と真皮の間で壁の役割を果たす「基底膜」をつくる成分

  「ヘパラン硫酸」が減少するということは
   真皮で産生される「因子」をブロックすることができず、
   表皮に過剰な量が流出し、「シミ増殖因子」としてメラノサイトを刺激します。


○新たなメカニズムの発見=第二のシミ悪化ルート

ヘパラン硫酸が減少→真皮から表皮へと移動する因子の量をコントロールできません。

つまり、真皮の因子が表皮に過剰に流入し、
シミ増殖因子としてシミをますます悪化させていた

このメカニズムが実験で証明され、
「真皮から表皮へと因子が過剰に流入する」第二のシミ悪化ルートを発見。


さらなる研究の結果、次の成分を発見

「ホワイトリリー」→ヘパラン硫酸の減少を抑制し、
「(塩酸)グルコサミン」→ヘパラン硫酸の産生を促進

ふたつを同時に配合することで、
「減少抑制」と「産生促進」が高まるシナジー効果(相乗効果)も判明。

「角層」と「表皮」(肌の上部)のシミ美白対応に、
「肌の奥からのシミ増殖因子を抑制」する成分が加わり、
全方位でのシミ美白対応を確立できた。

○資生堂シミ予防研究所
   →http://www.shiseido.co.jp/haku/laboratory/evolution.html

さらに詳細な情報が、こちらにあります。
基底膜とペパラン硫酸、メラニンの関係など、
組織標本などがあり、わかりやすいです。

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ということで、新たな新ルートが開拓され、
より効果的にメラニン生成を押さえているようです。


HAKUは、一度使ってみたいと思っていたもので、
昨年、1枚売のマスクを購入しておりました。

なんとなく、ピンと来なかったという印象があったのですが、
今年はどんな変化をしているのでしょうか?

機会があったらマスクで試してみようと思います。

【参考】
公認BEAUTISTさんの記事
○美白への道・新しい「HAKU」 (Azami♪さん)
  →https://beautist.cosme.net/article/431840

○美白マスク:HAKU メラノフォーカスEX マスク 「白」という名のマスク
   → https://beautist.cosme.net/article/255534


キトキトさん100人以上のメンバーにお気に入り登録されていますがコメント'13/2/23 0:51
>korokorochanさん マスクの時間をどう使うかって鍵ですよね。さすがに私もじっとはしていられないので、お風呂あがりにすぐにつけて、ボディーケアをしたりします。足のマッサージは血行を良くして、循環がよくなるので、成分が隅々に行き届きそうです。.
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. キトキトさん100人以上のメンバーにお気に入り登録されていますがコメント'13/2/23 0:48
>とだいさん 2本+ハーフサイズ。ばっちり半年ぐらいは、お手入れできそうですね。白のHAKUですからね。そして100年の歴史には重みが。名は体を表す。かな? シートの美白効果はわかりませんでしたが、美容液の保湿効果は一回でも充分、感じられました。.
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. korokorochanさん50人以上のメンバーにお気に入り登録されていますがコメント'13/2/22 11:57
→して血行よくしていました。その方がより効果的な気がします。この寒い時期体全体の血行が悪くなりますからね .
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. korokorochanさん50人以上のメンバーにお気に入り登録されていますがコメント'13/2/22 11:56
HAKUはロングセラーなのでどんどん改良されてきていますね。確かにクスミ抜けする気がします。出来てしまったシミにどの程度効果があるかは?です。マスクは美容液1本分ぐらい含まれているので、どれぐらい浸透するのだろうと思ってかなり長い間じっとしていました。じっとしているのが苦手なので、脚はストレッチ・・.
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. とだいさん100人以上のメンバーにお気に入り登録されていますがコメント'13/2/22 11:35
新しいHAKU買ってきましたよ。二本買うとハーフサイズが一本付いて来るやつ。使うのが楽しみです(^^)HAKU何となく効きそうです。.



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