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ユーカリが丘ていうのは、「山万」ていう不動産会社が開発した住宅地で、住民たちの交通の便を図るために、山万自らが路線を敷いて運営してるのがユーカリが丘線。全くの異業種からの鉄道参入は珍しい、てだけでなく、当時の運輸省に
「鉄道なめとんのか」
みたいなことまで言われたみたいやけど、なんとか免許取得、路線敷設にいたる。
今日に至るまでまち開きから40年、路線開設からは38年、ユーカリが丘の「足」としてがんばってる。
鉄道会社はどことも不動産開発やってるけど、その逆はホンマにめずらしい。副業で鉄道してるのは。
せんべい屋が電車走らせてたりはするけど(何:元から鉄道会社や笑)路線のかたちも面白い。
ユーカリが丘→地区センター→公園→女子大→中学校→井野→公園→地区センター→ユーカリが丘。つまり公園を出たら3駅まわってふたたび公園に戻ってくる。路線図がラケットの形みたいやね。
最後ユーカリが丘に戻ってきたときは列車の向きが逆になってるけど、どうやらその辺は全然気にしてへんそうや笑
あと、駅名はホンマにこれやからね、なんか子どもの電車ごっこみたいやけど(何)
ちなみに、保有してる車両なんやけど、なんと冷房がついてない。いまの時期は椅子の下のヒーターであったかいけど、夏はエライことになるそうや。冬の時期に来れてよかったわ笑
↓参考動画
線路はこんなかんじ。真ん中のガイドにしたがって、2本の鉄骨の上をタイヤで走っていく。いわゆる「新交通システム」て呼ばれてるもので、神戸のポートライナーや大阪のニュートラム、東京のゆりかもめなどと同じシステム。日本初の新交通システム、ポートライナーの開業は1981年、ここは1982年と、当時としては先端を行ってたわけやけど、車両は開業時のまま、そろそろ冷房つきのを造ったげて笑
てことで、先週の銚電とは違った意味で(笑)、一風変わった鉄道、ユーカリが丘線をご案内したやで。観光とは無縁のところを走るから乗る機会があるかは別として、こんな路線もあるてことを知ってもらえたらありがたいやで。あるいは移住を検討してみてもええんちゃうかな(何)
そしたら帰ろうか、どっかに寄り道したいなぁ。
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