
メイクの更新:アイライナー今昔
2021/1/4 20:00
だから、安室ちゃん世代、細眉全盛時代を過ごしてたとはいえ眉毛の太さや長さ、形の更新は怠らない、とか気はつかっていたのです。
だけど、眉毛とは違った、一見それほど流行には関係なさそうな部分って、メイクを覚えた頃に常識とされていた事が体に覚えこまされちゃっていて、敢えて意識しないと、無意識に二十年以上前のやり方を更新しないままやらかしちゃうんですよね。
なので、ちゃんと意識すべく、ここらで言語化しておこうかなーと思いました。
第一回はアイライン。
まずペンシルorジェルorリキッド問題。
私がメイク覚えた手の頃のリキッドアイライナーの液ってフィルムタイプじゃなかったので、ものすごく滲みやすかったんです。他方でペンシルはリキッドほど発色が良くなかったし、芯の硬さ柔らかさの問題で跳ね上げラインは書きにくかった。
だから、インサイド、まつ毛とまつ毛の間はペンシルでうめ、アイラインはリキッドで、と言うのが基本のセオリーでした。
とはいえ昔のペンシルって色が乗せにくかったので、私はリキッドで無理やりインサイドを埋めたりしていたのですが、クリームタイプ、ジェルタイプのペンシルが出てから、一気にインサイドはペンシル派に。
だけど、ふと気がついたらプチプラのリキッドライナーがほぼフィルムタイプになっていました。で、フィルムタイプって、ジェルペンシルよりさらに滲みにくくて目の下がパンダになりにくいんですよね。
と言うわけで、今はインサイドはリキッド派です。
次に購入場所問題。
元々メイク覚えたたての頃は漆黒で跳ね上げがアイラインの基本でした(インウイのリキッドライナー、覚えている人います?)。
ただ、私の場合、黒、特にマットな漆黒でラインを引くと、けばくなる&目が収縮して見えることに気がついて早々に茶色派に。
で、茶色でもマットな色より、ラメやパールが入ったキラキラ艶々とした質感の方が、むしろナチュラルに目が大きく輝いて見えることに気がつきました。
でも、そういった質感のものってドラコスにはまずなかったので、アイライナーはデパコス!って言う思い込みがずっとあったんです。
(シャネル、クリニーク、MAC、NARS、MUFEあたりを覗くことが多かったかな。色展開は控えめだけどリキッドならRMKも好きでした。)
けれど、一昨年?昨年?あたりバラエティストアをあちこち回ったら、いつの間にかプチプラで結構な数のカラーライナーが。
リキッドに関しては色展開は豊富になった割に、質感(ラメやパールなど)の展開はまだデパコスに及ばないように思いますが、その代わり扱いやすいです。
さらにジェルペンシルについていえば、韓国コスメなどで、メタリックな質感のものなどが出ていて、プチプラでも十分楽しめることに気がつきました。
バラエティストアから遠ざかっていた頃は、無駄遣いもなくて良かったのですけれど、ちょいちょい覗かないと、良い製品情報を逃してしまうんだなあと反省しきりです。
さらに色問題。
色については、何度か自分の中でカラーライナーのブームがあって、結構な数を試したのですが、数年前にメタリック系の赤みよりの茶色がベスト、と気がついてからずっと更新することなく過ごしていました。
一昨年あたりの赤系ブームの時に赤身寄りの色も色々試したのですが、なんだかピンとこず。(年齢によるものなのか、自分の顔立ちや肌色によるものなのかは判然とせず。)
で、それで諦めていたのですが、秋ごろドラッグストアをのぞいたら、今はグレージュ系のアイライナーも出ているんですね。で、これがブルベ冬なのに黒のアイラインが似合わない私にもしっくりきたんです(服なら茶色より断然黒の方が似合うんですけどね…。)。
アイラインだけで、なんとなく今っぽく、それでいてR45でも無理している感が出なかった。
数年前だったら出てなかったいろだと思う(それか出ていても私が気がついてなかったのか)ので、色展開さえ時代によって変わるから、1つだと思い込むのは危険だなとつくづく反省しました。
目尻の跳ね上げ問題
これについては、十年以上前になるでしょうか、IPSAで機械測定による、目幅にあったアイラインのアドバイスを受けたことがあったんです。でも測定結果をそのまま再現したら、まるで歌舞伎かよ!と言うすごい跳ね上げになったんです(多分元から幅広の縦幅に合わせて横幅を広げようとしたからだと思います)。
IPSAが悪いと言うのではなくIPSAのコンセプト、IPSAの理想像、世間的な黄金バランスに、私の顔が一致しなさすぎたせいで、そこだけ浮いちゃったんだと思います。
元々跳ね上げてケバくなって失敗した10代の苦い経験もあったので、それ以降、頑なに目尻は作らない、インサイドの終わり=アイラインの終わりって思い込んでました。
が、加齢と共に目尻が下がり、ふとある日自分の顔をみたら、目尻でラインがぶつっと途切れている方が逆に不自然&目が収縮して見える…?と言うことに気がついたのです。
なので垂れ目ライン(これ、今は古いか)、薄い影っぽいライナーでラインをいれる、アイシャドウで影を作る等、目尻の処理は色々試しているのですが、左右で目の形が違うことも相まって、まだ正解が見つけきれず。
これについては現在進行形で悩んでいるところで、だからこそ朝忙しい時はついつい今まで通りインサイドで終わりにしがち。
でも、今まで通りにしているのが、顔の古さの原因になっている気がするので、今年こそ正解を見つけたいです。
最後に下瞼問題
大きい目と涙袋は生かしたいし(他にたくさんある欠点から目をそらしたい!)、クマはカバーしたい、お疲れ具合が老け見え、やさぐれ見えに直結しているので、健康的に若々しく見せたい!と言う欲望が一番現れやすいのが下瞼な気がします。
けど「健康的に若々しく見える下瞼メイク」ってともするとアイドルメイクになりがちで、「若作り(失敗)メイク」にもなっちゃうんですよね。
流行が一回りしたのか、今の若いYouTuberさんは目頭にラメをいれたり、パーリーなスキントーンのアイシャドウを涙袋にのせたり、なんなら懐かしのグリッターをチョンチョンのせてたりしますが、流石に全部は真似できないし…。(と言うか試しにやってみたら、一昔前のモテメイクをやってるおばちゃんが鏡にいて大惨事だった。)
特にスキントーンのシャドウ入れは、R40向けの雑誌でも見かけるのですが、ビューティーモデルさん並に肌状態が整ってないと、なんだかシワっぽく見えるし、涙袋が逆に目立たなくなって、目が小さく見えるしで、案外難しいなと。
ここも、そんなわけで、メイクが更新できておらず、失敗を恐るあまり、あまり触れずにおこう…的な感じになってしまっているので、今年こそなんらかの解決策を見つけたいと思います。
若い人向けならYouTubeなどでもおすすめメイク方法はたくさん見られるし、なんなら雑誌でおすすめされる現実からちょっと解離したようなテクよりずっと参考になるのですが、私の年だとYouTubeに参戦するような方が少ないのか、ピンとくる人がおらず、美魔女のど本気、雑誌のビューティモデル&撮影映えメイク、ロールモデルがあまりいないなあと思います。
身近で綺麗な人はいるけれど、それこそ、元々の顔立ちや佇まいが素敵だから綺麗だったり、メイクが上手な場合もその人に似合うメイクが上手なのであって、同じことを真似しても違うなあと思うことが多々あります。
ある程度年齢を重ねると、元の顔の造作の違いだけでなく、ライフスタイルなどの生き方やそれまでの生活習慣なども全部顔に出るから、個人個人に合わせてのカスタマイズ、似合わせテクが若い人以上に必要になるんでしょうね。
カスタマイズが面倒くさくなってプロに丸投げしたいと思って、数年前にそういうレッスンをいくつか受けたりもしましたが、プロとはいえ、初対面で自分の良さを引き出してくれるかは相性によるところも大きいみたいでなかなか難しく(初見だと、プロだからこそ、失敗の少ないテンプレ通りの一般的なアドバイスになりがちなところもあるのかも)。
だから今年は意識的にメイクを更新して、自分なりの正解を見つけられたら良いなと思っています。
…まあ今年解決策を見つけたところで、それを更新せずにいたら、また古臭い顔になっちゃうんですけどね。
R45にもなると流行との付き合いも難しくて、若い子なら、似合ってなくても流行メイクを頑張っている姿自体が可愛いと思えるのですが、少なくとも自分については、流行と全く違うことをすると停滞して見えるけど、かといって似合ってない流行を取り入れるのは知性に欠けているようにも思えて、うーん…って感じです。
時間の使い方としてメイクばっかりにかまけるのもどうなの?とも思ったりするので、トータルでバランスの良い解決が見つけたいところです。
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