クリスタルの値上げがエグい。
フルボトルは税込み約4,000円の値上げになる。
とりあえずクリスタルオーヴェルトEDT100mlを買っておいた。
クリスタルEDPは10代の頃に1本買ったことがあるけど、
当時は随分背伸びをしていたのだなあと。今の自分でも似合うかどうか分からない。
EDTはちょっと欲しいので迷っている。ローズウッドがちゃんと香るなら欲しいんだけど。

蓋がチャチなことだけ少し気になる。
腕に付けると、中盤以降はゼクスのベルレスピロと印象が被る。
両方フルボトルを持っている自分が言うのだから間違いない。
つまりクリスタルオーヴェルト、めちゃお得。
服につけるとシトラスがしっかり残る。
柔らかなシトラスハゴロモジャスミンという感じ。
面白いのは、自室で付けて一旦部屋を出て戻ってくると、
マグノリアが柔らかく室内で香っていること。
ベルレスピロと付け比べると、質は圧倒的にベルレスピロが勝っている。
複雑さも香りのレベルも印象も、比べるのもおこがましいレベルで全然違う。
そこは価格にしっかりと反映されているので、どちらを買っても正解。
ココヌワール、ゼクス、P等はほぼ値上げなし。
ゼクスのリオン、まだ嗅いでないけどオリヴィエ氏の香水と超絶相性悪いので諦めてる。
でも他の方々のレビューを読むのは楽しいので、ボトルを購入された方のレビューは是非読みたい。

もうすぐ使い切る日焼け止め、次をどうしようか迷っている。
サブリマファンデがリニューアルしたそうで一緒にサンプルくれた。
いつもと違うカウンターに行ったのですが、ここのBAさん優しくて接客も丁寧だった。
押し売りもしないし客層も良さそうなので、次からこっちにしようかなと。
ここのデパート、上の階の食器売場がヘレンド博物館状態で驚愕。
レアアイテムの宝庫。品揃え国内最大のはず。
欲しいティーカップが何事もなく展示されていて、思わず目がキラキラしてしまった。
そういえば、
店行く前に通りすがりで適当にLVに入った。
なんとなく見ていたら店員さんに話しかけられたので、
「名前忘れたけどライチローズピオニーみたいな香りを試したい」
と言ったら「ない」と言われ、適当にオススメを出していただいた。

帰ってから確認した。
アトラップレーヴだよ、アトラップレーヴ。
ああ、興味の無いことはすぐに忘れてしまう。私は何をしに行ったのだろう。
いくつか試させて頂いた中で
「先月28日に出た金木犀の香りです」と言われて
ETOILE FILANTE(エトワールフィランテ=流れ星)なるものを嗅いだ。
金木犀というよりジャスミンティーの印象が強かった。
お茶系探してる人は好きだと思う。肌に乗せたらだいぶ違うだろうけど。
ついでにFragranticaのRemindにう○この香水とか貼られてメッチャバカにされてるし…。
世界の香水オタク達の「舐めんなよ」という怒りでしょうか?
(私は難しいことはよくわかりません)
個人的な感想としては、商品のストーリーにブランドとの関連性が低すぎるので、
このブランドでこの意味不明な価格で売る意味がよくわからない。
LVのお客さんは一目で分かるブランド品が欲しいのであって
いちいちそんな細かい事まで考える人などいないのだと思うけれど
ブルガリプールオムの調香師が作ってる、という情報が強すぎてLVのイメージではないかな。
LVは鞄しか買ったことがないので、ブランドが意図するところはよく分からない。
最近購入したのは、
昨年ガニメデという香水で受賞したクェンティンビッシュ氏の新作、Bois Imperial。

神秘的なウッディでとても良かった。
ここはもう、サンプルすら試さず発売したら直で現品買ってる。
昨年から何ヶ月も発売日を待って待って待って、
さすがにもう待てない!!!せめて発売日を教えてくれ!!と思い、メールしたら
数分後に「明後日。宜しく。」とピシャリと返事が来て、光より速く…もなく普通に注文。
クェンティンビッシュ氏はお気に入りの鉄板香料がいくつかある模様。
パチュリから抽出したアキガラウッドや、ペタリアとかいう持続性の高い花系合成芳香分子とか。
EPはジボダン系派生ニッチで、調香師もよくジボダンから引っ張って来ているので、
使う香料もジボダンが開発した香料が鍵となることが多く、面白い。
淡々と楽しんでいる。