何か気になるアイテムがあるとそればっか買い集めてしまいがち、ちょいとハマるとどんどんハマる。限定とかスペシャルとかオマケにもめっぽう弱い。そう私は移り気なプチコレクター体質。であることは多くの人にバレバレのところであります。
去年からじわじわと自分の中で熱が高まってきている、地熱発電プラントはフレグランス。元来フレグランスには疎くて、実家暮らしの時代は鼻が過敏な母という制約もあり(本人は戌年生まれだから人より鼻がきく、と常に言っていましたがそれが一般論なのか本人の持論なのかは不明w)、でも香水瓶ってヴィジュアル素敵すぎる。ミニチュアときたら尚更!なので海外旅行の折などついうっかり使いもしない香水買っちゃオブジェ化。
一人暮らしをするようになってからは母に遠慮せず入浴剤もシャワージェルもクラランスのトニックも使えるヘヴンで、フレグランスも時々無性に欲しくなって買っちゃうけどやっぱり職場など周囲を気にして普段滅多に使うことがなく、、、でもコロナ禍の引きこもり生活で不自由な中、誰の迷惑も考えず好きなだけ香りを楽しめる!癒される!失敗したぁ~となっても大丈夫、自分が臭いだけで外に出ないから!(笑)
というわけでオブジェだったフレグランスたちを使ってみたり、久しぶりに昔好きだった香りと再会したくなったり、新しい香りに出会ってみたくなったり、好奇心ムクムク。とはいえ四捨五入して2万円以上になるような高価なものはとても買えず。だけど次の誕生日には思い切ってエクスクルーシブなフレグランスをひとつ手に入れたい!と分不相応な野望を抱いた2020。そしてこっそりチマチマとリサーチに余念のない引き続いての2021。そのリサーチ状況はまた後日語るとして。
そんなわけで先日、フレグランス野望を念頭にアッコスの海を徘徊していたら、コスメ&フレグランスのヤバい先輩として敬愛する、去年の秋からお姿見えず気になっているメンバーさん、かえーでさんのまだ読んでいなかったブログに偶然辿り着き。そこで紹介されていたあるフレグランスに興味ワキワキですぐさまamazonしました!(はぁ~、前書き長っ。笑)
DAWN Perfume / Formula X
初めて知ったブランド、初めて知った不思議なフレグランス!
画家でありアロマセラピストであり調香師である、アメリカ コロラド州にお住まいのダウン・M・スペンサー・ヒューウィッツという女性が天然の香料を使って手作りしている香水たち。ダウン・パフュームは、日本人の杏喜子さんという方がディレクタションして日本の風土や感性に合わせたクリエイションを展開するために2008年にローンチされたブランドとのこと。勿論ナチュラル素材かつハンドメイド。
以上、ここ数日の付け焼き刃で得た情報のほぼ半分を偉そうに語ってみました(笑)。知らなかったくせに、、、。
そしてこのフォーミュラXというプロダクト。配合成分は企業秘密、というより、創業者のダウンさんは生涯誰にも明かさないとおっしゃっているとかいないとかで、各リージョンの本社の社長室の重厚な金庫の中にたった一冊づつ保管されているというKFCのチキンの衣のスパイスレシピよりも手強い秘伝中の秘伝レシピ。らしい。
元々は顧客の好みの香りを調合するためにその人の体臭(肌の香り)を調べるための試験薬のようなものだったらしい。(何せ付け焼き刃だからとかくらしいらしいの連発w)
この謎のフレグランスを肌に吹きかけると、人によって香り方が様々に異なり、それによってその人の肌が元々持っている香りのタイプを判断できるというもの。スキンタイプは大きく分けて4つに分類されて、
スウィート、ムスキー、ニュートラル、ウッディー
日本人に1番多いのはスウィートタイプで、次にムスキー。ほぼ大多数の人がこの2つに分類されるらしい(あっまたらしいがw)。ウッディーは欧米人に多いとか。そしてさらに細かく分類があったり、○○寄りの△△というパターンも。さらにさらに肌の香りと性格にも何かしらの関連性があり、杏喜子さんのカウンセリングでは誕生日とか趣味とかライフスタイルとかの細かい情報まで分析して診断&お勧めの香りのコンサルティングもしてもらえるらしい。
超受けたい杏さんのカウンセリング。特別なイベントがあったりとか、webで不定期に予約受付があったりするらしいのですが、一瞬で予約満杯、どころか抽選になるらしい。そらそうだろうなぁ。
スイートもムスキーもウッディーも、これよ!と嗅ぎ分けるほどの経験も能力も足りていないと自覚しつつ、仕方がないので試しに自己診断してみました。、、、スイート、かな?そう私は徹頭徹尾よくありがちゾーンの一般人(笑)。
いやこれホントに結構甘く香るよ!自分の肌の香りに寄り添って引き立てるスキンフレグランスとしても使用できるから、自分にさりげなく馴染んで落ち着く香りになるというけれど、私の体臭ってこんなに甘かったんか(笑)。
スイートスキンタイプの人がグルマン系だったり、甘ったるい系のフルーティやフローラルの香りを纏うと甘くなりすぎて酔うということで至極納得。シトラス系やアクア系の香りは肌の甘さを中和してお勧めとのこと。ユニセックスなスッキリ系のメンズフレグランスも違和感なくつけられると。いやもう納得しかない。
甘ったるくロマンチックな香りが苦手なのは好みもあるけれど自分自身もフレグランス経験値も成熟していないからだと思っていたけれど、自分の肌の香りのせいでしたか、、、!ひと吹きでもえらい香害マター発生であわあわしちゃう朝もこのせいか。そしてシトラスやアクア系は昔からすんなりしっくりきて数少ない愛用フレグランスたちだったのも根拠あってのことなのね。爽やかで良い香りなのにシトラス系の香りはすぐに消えてしまいがちなのも、フレグランスではなく私のせいかー!
ごくほのかで心地よいスキンフレグランス、というにはちょいと強めの甘い香り。これだけで体調によっては十分酔いそうなほどに。赤ちゃんみたいな甘い香り。うーん、私の本質は幼稚園児以下の乳幼児レベルのまま成長していないのかも(笑)。しかも香りの持続性が高い。いつまでもいつまでも消えない。私って実は体臭強い人間だったのかしら?(笑)
手首につけると、しばらーくするとそこの方にサボンのようなごくごく僅かにムスキーぽい香りも。でもすぐスイートが前へ前へと。胸元というかデコルテというか、上半身につけるとまたちょっと違っていて、吹きかけた時のアルコール成分(トウモロコシから抽出した原料らしい)が中々揮発せずしばし漂い、いっしゅんグリーン系の香りもします。でもその後はずっとスイート。
人それぞれの本来の香りを引き出すフォーミュラのため、レイヤードに使えばしっくりこない香りも馴染ませることができるという記事もあったので、試しに、柑橘系のジューシーな香りだけど数分も持たずに香りが全部飛んでしまい、いくらコロンだからって短命すぎるわーと思っていたクヴォン・デ・ミニムのアクアソリスをフォーミュラXの上に重ねてみたら、香り方がこなれて単品で使うよりはだいぶ長持ちしました。おおー。
最初は、スキンタイプ診断は一回やればおしまいだし、その一回の遊びのために1万円は高い買い物かなと思いつつ好奇心に負けたのですが、ベースフレグランスとして使えば何度でも使えるしブレンド実験の楽しみも広がるし。そもそも体臭は年齢やホルモンバランス、体調や精神状態によっても変わるというから、香りを選ぶ際にまずこれをひと吹きしてみてその日のコンディションを確認するという使い方もあるかも。
人によってどれほど香り方が違うのかも知りたいので、できれば友人と集まってみんなで嗅ぎ合い(笑)して遊びたいー。早く世の中落ち着けばいいですよね、、、。あ、でも毎日出社する生活に戻ったら香り楽しむ時間が減る、、、悩ましい(笑)。
スキンタイプのこととか、香りのこととか、調香とか、私などがおこがましく語れることではないので、単なる素人の感想、自分のことだけダラダラ語りで失礼しました。スキンタイプのこととか、フォーミュラXのこととか、もっと詳しくお知りになりたければ、かえーでさんのブログでも紹介されていますが、雑誌CREAに特集記事が掲載されたこともあり今でもネットで閲覧できますし、検索すれば他にも杏喜子さんのインタビュー記事とか杏さんのカウンセリングを受けた方の感想とか色々見つかるので是非。
☆夢二☆さん
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maru-maru-uさん
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●イノ●さん
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