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盆の、おでかけ5

盆の、おでかけ5

幽体離脱してワイが寝てるところを見る(何:右)
1Fにはほかにも展示があるけど、2Fに上がってきた。

あ、そろそろ出発の時間や(何)

改札を通る。日本初の自動改札機は体温計や血圧計でおなじみのオムロン、その前身の立石電機てところが作ったというのは以前にご案内したけど、当然、中に人は入ってない(何)
↓参考動画
んなこたぁない

発車標。いまではLEDとかの電光掲示やけど、昔は俗に「パタパタ」というやつ。ちゃんと正式名称があって、「反転フラップ式」とか「ソラリー式」と呼んでる。
いまでも現役で残ってるところはあるけど、電球を替えるだけで済む電光掲示に比べてメンテナンスに手間がかかることもあってだんだん数を減らしてる。
これはアナログで入力して好きな列車を表示させて遊べる。古くからのマニアが昔の時刻表を持ち出して往時の雰囲気を再現する、というのも一定数あるようや。


というわけで、2Fは鉄道の実際のお仕事の展示がメイン。
みどりの窓口の発券業務の体験。
どうやらこの客、岡山まで行きたいそうや。ピッピッて端末をタッチ、いつもみどりの券売機できっぷ買ってるけど、それとは勝手が違うな笑
どこの座席を押さえるかを選ぶ。実際にこんなふうに席が埋まってくるてのが再現されてる、芸が細かい笑
ホイ出てきた。こんな感じで発券されるのか。これ間違えて実際の改札に通したらあかんで(何)

いまはこんな感じ、通称「マルス」でネットワーク管理されてるけど、昔はそれこそ人力に頼ってた。窓口から駅員が管理してるところに電話して、台帳を引っ張り出して確認する。時間がかかるし聞き間違いもある、きっぷは手書きやから書き間違いもある。人力で捌くのが限界になって開発されたのがマルスで、初号機が稼働してからもう60年経つ。

いまではその発展形として、鉄道各社でチケットレス予約も一般的になってる。きっぷというものの存在がなくなる、そんな時代が来るのかもしれんなぁ。
紙一枚で思い出を振り返る、そんな体験もまた、失われることになるんやろうか。


鉄道のお仕事は、夜遅く朝早い。
終電まで働いて、仮眠とってまた始発から、そんな仕事やから寝床にも仕掛けがある。
その秘密兵器がこれ、「定刻起床装置」というやつや。
マットレスとチューブでつながってて、布団と一緒に敷いてタイマーをセットする。時間になったらマットレスがふくらんで背中をぐぐっと押す。
ラーメンマンに技かけられたみたいになるんや(何)

これで嫌でも目ぇ覚める笑
ちなみにそれ以前は文字通り、叩き起してたそうや(何:事実)

通販でも売ってて、¥100000ぐらい。トゥルースリーパーよりお得ちゃうか(何)



いわゆる運転シミュレーターもある。実際の運転士の訓練でも使われてる。ここは抽選で競争率も高い。電車でGO!でもええんやけど(笑)、本物のマスコンで走らせるのはもっと面白いんやろなぁ。


ウテシさんの持ち物。でっかいカバン持ってるけど、ブレーキハンドルとか、その他にも懐中時計も持ってる。鉄道営業法で時刻表の記載よりも早く出発させてはいけないと定められてるから、時計は始業前に「1秒の狂いもなく」合わせる。

ウテシさん用の時刻表で「スタフ」と呼ばれてるもの。JR主要幹線や大手私鉄各社は、基本的に5秒刻みでダイヤを組むことが多い。ただひたすらぶっ飛ばしてる感のある新快速も実はその走りは緻密なんや笑


司令室に入る。列車の運行管理、あるいは信号分岐器などの動作をこの「列車集中制御装置」通称CTCで一括管理してる。ダイヤ乱れの際はさながら戦場と化するところ。


と、このフロアでは鉄道の安全安定運行を業務面から体験して学べる、車両の展示と同じか、それ以上に重要な展示があるけど、他にもまだあるし、そっちへ行ってみるで。









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