1002views

春の、おでかけ8

春の、おでかけ8

懐かしいなぁこの車両。オカンに連れられて京都に遊びに行ったの思い出した。どこに行ったかは忘れたけど笑

KUZUHA MALL内にあるSANZEN-HIROBA。展示されてるのは鉄道史上に燦然と輝く(何)京阪電車の3000系特急電車。

現行の特急にも受け継がれてる鳩のマーク、大正製薬は鷲のマークや(何)


この車両はテレビカーと呼ばれてて、京阪の名物車両やった。京阪では引退したものの、富山地方鉄道と大井川鐡道に譲渡され、富山ではいまなお現役で走ってる。


ディスプレイがあるところにテレビが設置されてた。座席は転換クロスシート。
手動だけでなく、自動で背もたれが転換する魔法のボタン(笑)が搭載された日本初の車両。


ここでは車両を展示してるだけでなく、開業以来の京阪の歴史についての展示もあるので、ちょっと見学。


1910年、天満橋ー五条(清水五条)間で開業。現在の路線規模は大手私鉄の中では大きいほうではないけど、阪急京都本線、近鉄京都線、JR阪和線もかつては京阪の路線であり、かなりの規模だったそうや。


さっきも言ったけど、京阪は数多くの日本初を生み出してる、年表を見てるとそのことをかなりアピールしてると感じた笑


日本初、全鋼鉄製車両で2人掛けのクロスシート、通称ロマンスシートを搭載した車両。じつは小田急だけでなく、多くの大手私鉄でこういった車両をロマンスカーと称してた。

空気バネ台車も京阪が初、これにより乗り心地が向上。

台車関係でもうひとつ。通常は2台の台車で1両を支えるのに対して、連結部に1台の台車で前後の車両を支える。こういうのを連接台車と呼ぶ。
乗り心地が向上するものの、編成の自由度が低く組み換えが容易でない、メンテナンスも難しいということで、日本ではわずかな数しか残ってない。連接台車を採用した代表例として、
小田急ロマンスカーがある(50000系VSE)

車両関連でいえば、5000系を外すわけにはいかない。日中とラッシュ、需要に合わせて座席を昇降させて3ドアー5ドアをトランスフォームさせる日本で唯一の技術が使われた車両。

自動列車停止装置の運用は関西初、あと、青黄赤3色の信号機については、なんと道路よりも先がけて京阪が初採用した。


鉄道会社の仕事は電車を走らせることだけじゃない。不動産、小売、レジャーその他いろいろ。

いわゆるニュータウン開発においては、千里ニュータウンや高島平団地など、いずれも「官」による開発だったものを、
日本初、官民一体で開発したくずはローズタウンをまちびらき。

阪急の阪急オアシス、近鉄の近商ストアなど、鉄道会社もスーパーを運営してる。京阪もフレストていう名前で店を出してるけど、スーパーマーケットという名称を用いたのも京阪が初。


と、いろいろと日本初がいっぱいの京阪。
すごいぞ、おけいはん笑


かつて使われた行き先表示板などの展示や
運転シミュレータもあってなかなか楽しめる。
モール内にあるということで大規模じゃないけど、買い物ついでにちょっと寄るにはちょうどいい。


そしたら帰路につくとするか。











このブログに関連付けられたワード

このブログを通報する

コメント(0件)

旅行 カテゴリの最新ブログ

旅行のブログをもっとみる