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2023、はつおでかけ13

2023、はつおでかけ13

あいつ道間違えてやんの、ロープウェイの乗客が指さして笑ろてるの想像するとめっちゃ腹立ってきた(何)

引き返すことになるんやけど、ロープウェイの真下を通るハイキングコースも設定されてて、この先は城跡があるという。


戻る前に、もう一回景色を見て。



ことばの解釈の違いか。「経て」てあったら渡るのが正解と思うやんけ。
橋を渡らず直進が正解のようや。
くっそー、ちょっと歩き損したやないか。


この橋は渡って奥へ。谷川橋という、大正期に造られた日本初の鉄筋コンクリート造のアーチ橋で、鉄筋の曲げ加工などの当時としては先端の技術が使われてる。


水の流れとともに、壁みたいなのがドンと立ってる。その奥に進むと、異変が起こった。
水の流れが、途切れてる。じゃああれはどこから流れてきたんや?


もうちょっと奥に水たまりみたいなのを発見。ここにも滝、五本松のかくれ滝ていうのがあって、条件がそろったときだけ見れる。

小屋みたいなのが建ってて、柵で囲われてて入られへんようになってる。これはいったい……山奥にひっそりと、秘密基地みたいに。
小屋の横にもなにやら構造物。そしてその背後には、
またも壁。横に階段があって、どうやらその上まで上れるようや。ようやくや、たどり着ける。
新神戸から1時間……道間違えて引き返したぶんも含めて笑


うわ、でっかー、これ。
まぁ、山奥でこんだけ水を湛えてるところといえば、天然の湖じゃなかったら……
ここにあるのは貯水池、そして、
あの壁みたいなのが、五本松堰堤、通称布引ダム。明治33年(1900年!)竣工の日本初の重力式コンクリートダム。もちろん、先の阪神淡路大震災も経験してるけど大規模な損傷は免れ、復旧と耐震補強を経て、120年以上にわたって神戸の生活を支えるべく生命の水を供給してる。


明治維新後、神戸港が開港し、神戸には外国人が居住するようになる。
港がオープンするということは、多くの船が寄港し、水の補給地としてつかわれるということ。
神戸は天然の大きな川や湖がないので水不足になりやすい。で、このダムが水資源確保のために造られたんや。

ダムの建設によって安定供給されるようになった神戸の水は、六甲山地に鍛え上げられほどほどにミネラルを含んでて味も良く、しかも「赤道を越えてもおいしい」と言われ、長い航海の月日にも耐えられる「腐らない水」と評判を呼んだ。
「六甲のおいしい水」が「おいしい」を名乗ってるのは、実際においしいからやねん笑


堰堤に設けられてるモニュメントは、竣工当初の水車小屋で使われてたもの。間違って座ったらあかんで笑



ところで、神戸は人口150万の大都市、六甲山系の水だけでは到底足りず、水道水全体の3/4は琵琶湖から流れる淀川水系の水を買ってるそうや(笑:事実)。つまりよくある滋賀県民の脅し文句(何:琵琶湖の水止めたろか)は神戸にも適用されるらしい。
まぁそんなことしたら滋賀は比叡山と伊吹山以外全部沈んでしまうんやけどね(何)



ほなまぁ、六甲おろし唄いながら下りるか(何)







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