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最近のお気に入り香水

最近のお気に入り香水

香水。
皆さんは何個お持ちですか。

私はその時々で好みが変わって、気づけば10個以上ある。
サンプルのミニボトルも含めたら20個はある。

好みが変わる、と言っても基本的な香りの好みは
  • ローズ
  • サンダルウッド
  • レザーやブランデー系
なんだが、ブランドによって絶妙に香りが異なるため
「これは…!」と思うと買わずにいられない。

また、どんなに高くても、高嶋ちさ子さんの
「死ぬまでの日割りで考えたら安い」
という言葉で財布のひもを緩めてしまう。

そんな風に買ってる内に、香水を買うのは年に1回あるかないかの私でも
果たして死ぬまで使いきれるのかと思うくらい香水がたくさんある。
(でもおそらくもっと持っている人はたくさんいると思う)


そのたくさんの香水の中から最近のヒットをここに書き記しておこうと思う。

まずは
Orto Parisi(オルトパリージ)のSEMINALIS(セミナリス)
なんと「SEMINALIS」の意味は「精子」
男性を女性に引き付ける匂い。ブルゲオナールという分子。精子はこの香りに導かれて卵子へと誘われる。この水々しい香りを放つ分子は、男性が女性よりも高い感度をもつ唯一の匂い物質。
 NOSE SHOPのサイトより引用
「いやいや…」と思いつつも、コンセプトが面白いので
香りが好みだったら買ってみようと思い、新宿のNOSE SHOPへ出向いた。
ムエットにかけてもらい嗅いでみると…

当然だけど精子の香りはしない

甘い香りがする。
不思議なのが、自分ではそんなに香りを感じないのに
男友達に「香水きつくねぇ!?」と言われてしまったことだ。
片方の腕に1プッシュだったので、まさかと思った。
惹きつけるかどうかは別として、男性には強く感じるのかもしれない。
また、こちらは最も濃度が高く、香りの持続時間も長いとされるパルファムなのも
強く感じた理由だと思う。


続いて
Santa Maria Novella Sandalo(サンタマリアノヴェッラ サンダーロ)
映画を観る前の空いた時間にふらっと入り
この香水が目につきテスターを嗅いだところ好みにぴったりだった。
白檀の香りは長年好きだが、最近の「寺系香水」の流行りで
白檀を使った香水が増えてきた気がする。

テスターはラストノートだったので、買う前にトップノートもチェックした。
トップとラストではイメージが変わる。
トップとラストは必ずチェックしたほうが良い。

公式サイトの説明はこう↓
オーデコロン サンダーロは、サンダルウッド特有の温かくて香りの長い木香のシングルノートです。白檀は最も古くて神秘的な香りの一つとされています。このフレグランスは、白檀の木片から立ち上るかぐわしい芳香から着想を得ています。白檀はインドが原産で、その木はヒンズー教寺院の建立や、儀式用の衣装や嫁入り道具一式を入れる家具などを作るために使用されました。また、室内を香らせるため棒状のものを燃やすこともありました。仏教徒にとってビャクダンは天国の木の一つとされ、太陽神の凱旋車を作るために使用された木だと言われています。木を蒸留して貴重で香り高いエッセンスを抽出します。平和と平穏を感じさせ緊張を解きほぐしてくれるその香りは、我々を瞑想の世界へといざないます。

サンタマリアノヴェッラで香水を買うのは初めてで
「とうとう買った!サンタマリアノヴェッラを!」
と軽く興奮した。
スプレーキャップが付いていたが、サンタマリアノヴェッラの香水は
すべて、最も濃度が低いオーデコロンのため
直接香水を肌に付ける方がより持続しそうと考えて、使っていない。


そしてて寺系香水といえばもう1つ。
officine universelle buly(オフィシーヌユニヴェルセルビュリー)の
EAU TRIPL AL KASSIR(オートリプル アル・カシール)(香水)と
HUILE ANTIQUE AL KASSIR(ユイル・アンティーク アル・カシール)(ボディオイル)
こちらは、ボディオイルを友人からのクリスマスプレゼントでいただいた。
サンダルウッドが強く香り、入浴後の濡れた肌にすっと馴染み優しく香る。
最近の好みにぴったり当てはまり、自分の体をずっと嗅いでしまうほど。
同じ香水があれば良いなと思ってはいたが
こちらもムエットにかけてもらったところ
まったく同じ香りだったのですぐに購入した。

ボディオイルを塗った体に香水を重ねづけするとよく眠れる。
EAU TRIPL AL KASSIRは、水性香水という位置づけで
アルコールが入っていないためか、香りの持続時間は長いほうだと思う。

ちなみに香りのイメージは
いくつもの文明が織りなす香りは、絡まり合う蜘蛛の巣のよう。 シルクの玉虫色に輝くような香りが音楽の調べに乗って商人の腕からスルタン王妃の足元へと漂う。 サンダルウッドと金色の刺繍、縁どられた繻子のようなゼラニウムの葉先、ふくよかな銀色のビロードを彷彿とさせるカルダモンの実。ハレムの秘められた喜び。
公式サイトより引用
うん、よくわからない。
今流行りの寺系香水が気になる人は一度嗅いでみてほしい。


オーデコロンやトワレの割に値段高ぇな…と思う香水が増えている気がするが
ここでもう一度

「死ぬまでの日割りで考えたら安い」

という言葉を反復して納得させよう。


タイトル画像は映画「パフューム ある人殺しの物語」の1シーン。
18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。その後、彼は少女の香りを求めて調香師になり、香水作りに没頭するが……。
Yahoo!映画より
気になる方はぜひ。


人生最後に私が纏いたい香水はどんな香水になるだろう。








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