コットンの日。 大好きなコットンについて
2023/5/10 05:10
クレンジングやふき取り、パッティング、コットンパック、ネイルオフ等、なにかとお世話になるコットン。
オフする作業には絶対使うことになるけど、化粧水や乳液をなじませるのにコットン使いますか?
コットン使う・使わない論争は結局のところメーカーがコットン使用推奨だったら使う、そうでなかったら使わない。というのが論争の落ち着く答えというところかしら。
コットン使うと隅々まで行き渡り、手でつけるよりも効果が高い。
コットン使うと摩擦が気になる、コットンに全部化粧水吸い取られるのでもったいない。。
まあ、どれも正解だと思う。
個人的には、そこはご自由に使いたい人は使って使いたくない人は使わなくていいと思う。
私は昔から資生堂をメインに使ってきていますが(資生堂は基本的にコットン使用推奨メーカー)昔はコットンなんて全然使ってなかったよ。
コットンに水分与えてどうすんねん、という考えで。
それが、加齢とともに乾燥がひどくなっていろんなメーカー基礎化粧品に手を出して迷走してる時に、ちゃんとメーカーさんの言うことを守ってコットン使用したり、コットンでローションパックしたり、拭き取りのクレンジングを使ってみたり、拭き取り化粧水(美容液?)使ってみたり、いろいろやってるうちに、あれ?コットンってメーカーによって全然違う、、ということに気が付いたのでした。
いろいろコットンを比較するようになって素晴らしいコットンもあれば、毛羽立ちひどくてなんじゃこれは!というものもあることがわかり、もっと言うと、同じメーカーでもブランドごとに材質や厚み、コシが違っていることがわかり、面白くなってすっかりコットン派になってしまったのでした。
顔は摩擦が気になる人は使わなくっていいけど、これは本当にコットン使って欲しいと思うのが首。
ふき取り化粧水使った時に首もちゃんとふき取って、そんで腕もやって、これからの季節は肘もやってね。
で、お顔になじませた化粧水もそのまま首にもなじませて。
顔は皆さん一生懸命やると思うけど、首のお手入れはお手入れの効果がわかりやすい。
私もネッククリームは余力がある時に塗るけれども、もっと真面目にやろうと思ったきっかけが、お首がものすごくキレイなご婦人がいまして。
化粧品店の方なんだけど(多分、還暦いってると思う)お首に全然シワがなく、肌理も細やかで、20代なの?!というような本当にお美しいお首をしておられて。
何をしているのかと聞いたら、「ちゃんとコットンで化粧水とか付けてる。ディ○○(←今はなき資生堂系ブランド)のおかげだと思ってる」とおっしゃっていて。
今はそのブランドないのでクレドポーでやっていると。
ひょえー、お首にまでクレドポー。
でもまあ、あの美しさを見たら、美肌って日頃のお手入れなんだなと実感した次第です。
そんなワケで私も真面目にちゃんとお手入れしようと誓った次第です。
コットンの話からそれてしもた。。
コットンを選ぶ時って何を基準に選びますか?
たまたまドラッグストアで目に付いたもの?基礎化粧品と同じメーカーのもの?
自分で気に入ったこだわったもの?
消耗品だから100均とかで、とにかく安い方がいいというのも、ネイルオフとかそういうのに使うのはなんでもいいよ。
だけど、直接お顔に触れるものは、是非機能も材質も自分のお気に入りを探してみていただきたい。
特に機能性は重要。毛羽立ちひどかったり、かたい肌触りだったり、それこそコットンが全部吸っちゃって放出性が低いものはせっかく使っててももったいないと思うのです。
今、購入出来る中で私が一番好きなのは、ザギンザのコットン。
どこで売ってるかよくわからない、資生堂系列の謎のブランド、ザ・ギンザですが、ここのコットンが一番好き。
ザギンザのコットンには、なじませる専用のスーペリアコットン(ピンク)と、ふき取り専用のリファイニングコットン(白)とあります。
役割としては、ベネフィークのコットンW(ピンク?というかオレンジ色の)とダブルフェイスコットン(ブルーの)と同じですね。
ザギンザのピンクのコットン、色もかわいいのですが、放出性がすごく高く、顔になじませて、首もなじませて、腕も拭くと本当にコットンがカラッカラになる。
私が使っているのは旧タイプ。理由はリニューアル前に買い溜めたから。
ザギンザのコットン、2年ぐらい前だったかにリニューアルされて、シルクが配合されてお値段が跳ね上がったの。。
リニューアル後のお値段はピンクのスーペリアコットンが1320円(120枚。1枚 11円)
白いリファイニングコットン(こちらは旧タイプにもシルクが配合されていた)が880円(60枚。1枚 14.6円)
好きなんだけど、ネットでも買えるんだけど、近くに店舗がないので極めて買いにくい。
比較的購入できる店舗が多くて、買いやすくて超絶オススメなのがクレドポーのコットン。
使い勝手の良さとか機能とか、購入のしやすさとか諸々で、クレドポーのコットンが一番いいと思う。
クレドポー ル・コトン 990円(120枚。1枚 8.25円)
箱の高級感がすごい。クレドポーのマークがプレスされていて、ザ・デパコスって感じ。
これ、表面がシルク配合でなめらかで、全然毛羽立たないし、超優秀。
難点はお高いことだけだけど、物理的に購入しやすいし、是非みんなに使ってもらいたい。
肌に優しそうとところで、デパコスで無漂白のオーガニックコットンというとITRIMがトップクラスかしら。
ITRIM エレメンタリー オーガニックコットン 1100円(60枚。1枚 18.3円)
(画像はクレドポーとの比較です)
これ、厚みも大きさもすごい(9x7㎝)そしてふわふわ。肌当たりは抜群にいい。
表面に1枚膜があるから毛羽立つことはないのだけど、パッティングしていると、表面と中身がズレてくるという。。
そして厚みがすごいので、それこそ化粧水いっぱい吸っちゃうやつだね。
パッティングよりも、クレンジングはふき取り派とかの方に適しているかも。コットンパックとかね。肌当たりがめちゃいいから。
ITRIMは残念ながら年内を目処にブランド終了してしまうので、気になっている方は是非今のうちに。
そして同じ系列のTHREEのコットン。
THREE オーガニックコットンR 825円(102枚 1枚 8円)
(画像はクレドポーとの比較)
これもふわっふわの肌触り。大きさ( 8.5 × 6.5㎝)も厚みもイトリンの方が厚みも大きさもある。
(ITRIMとTHREEの比較)
(画像上がITRIM、下がTHREE)
表面に一枚シートがあるからか、ITRIMの方が表面はしっかりめに感じる。
THREEの方がよりふわふわな感じ。
草花木果のコットンはオーガニックとは買いていないけど無漂白のタイプ。
草花木果 天然コットン 440円(92枚。1枚 4.8円)サイズは 8 × 6 ㎝
エコテックススタンダード100。めちゃコスパいい。
ITRIMやTHREEと比べるとかなり薄い感じ。
ローションパックしようとしてコットン半分に剥がすと繊維がびろーんとなるのでこの薄さを活かしてローションパックに使うのが良さそう。
そして私が知っている中で一番お高い高級コットン。
ザ・ギンザのその名もザ・コットン。
使用感の違う4種があり、各1650円(60枚 1枚 27.5円)8 × 6㎝ (コットンの色は全部白いです)
4種を10枚づつ詰め合わせたタイプもあり、これが1650円(60枚 1枚 41.3円)
1枚づつ個包装になっている、オドロキのブルジョワコットンだ!
このプレミアムコットン、資生堂の各ブランドのコットンの通常サイズ 7.5 × 6㎝と たった5㎜しか違わないのにすごく大きく感じる。
この大きめサイズが重要。
そして種類ごとに使用感が違うので選ぶのが楽しい。1枚づつ個包装でいつも清潔。
最高の使い心地。でも常用は無理ねー。
色が可愛くてテンション上がるのがアナスイのコットン。パープルで超カワイイ。
アナスイ コットン 605円(60枚 1枚 10円)
(画像はクレドポーとの比較)
かなりふわっふわの肌触り。
でもねー、これ毛羽立ちが気になる。
毛羽立つとのレビューの多いあのメーカー謹製だからしょうがないか。
色は最高にカワイイけど、機能は。。
アユーラのコットンも素晴らしい。
アユーラ マイルドコットン 748円(100枚 1枚 7.5円)
表面がメッシュシートなのでふき取りに適しているかも。全く毛羽立ちなくストレスフリー。
アユーラのコットンは今はさっぱりしたデザインのビニール袋に入っているけど、昔の生命樹のデザインの黄色の紙箱に入ったコットンに戻してもらいたい。
(なんか捨てられない美しい昔の生命樹のデザインのアユーラのコットン)
昔のアユーラは本当に美しかったよね。
メイク関係、ヘアケア関係、今のアユーラは廃盤祭りでどうなっちゃうんだろうか。。
廃盤つながりから、今はなきディシラのコットン。
大事な大事なディシラのコットン。
今の資生堂にはない大判サイズ。資生堂の通常のコットンサイズ 7.5 × 6㎝よりだいぶ大きい
8.5 × 6㎝。550円(90枚。1枚 6.1円)
(画像はクレドポーとの比較)
箱もディシラブルーの紙箱に入っていてコットンの色も優しいブルー。
やっぱりカラーコットンは可愛くてきゅんきゅんしてしまいます。
ディシラはなんでブランド終了になってしまったんでしょうか。。
ネットで調べてみると、愛用者も販売店もすごい熱量だったな、と。
ヘアケア製品復活させぐらいならなんでブランド終了したん?
未だにフリマサイトで高値で取り引きされている現状をメーカーはわかっているのか??
資生堂は大好きだけど、高品質・高機能なのは認めるけど、昔に比べたらつまんないメーカーになったな、と。
どんぐりみたいな画一的なブランドはもう要らないのよ。
会社だからしょうがないけど、株主のためでなく、一般消費者に愛されているブランドを消滅しないでおくれよ。
誰のための製品を作っているの??
辛口で申し訳ないけど、ヘビーユーザーの愛ゆえに~ということでお許しを。
いけない。また、コットンから話が逸れてもた。。
話が長くなってしまったけど、コットンもメイクブラシと同じくツールのひとつだと思うんです。
自分が気に入ったいいコットンを使うと丁寧にお手入れするようになるし、肌も変わってくると思うので、是非お気に入りの一品を見つけて使ってみていただきたいという話でした。
5月10日はコットンの日ということですので、気になっているコットンは試してみてー。
ネットでコスメ買う時に、送料合わせにどうしよーとなった時に、ザ・ギンザのコットンを思い出していただきたい。
今はmeecoでザ・ギンザ買えるようになってるのよ。
そんでITRIMはスキンケアは高過ぎて買えないけど、コットンならハイブランドでも頑張れば買える!
使っていなかったブランドでも終了となると、とても悲しい。
関係ない私でも悲しいのに、愛用者の方々のご心痛いかばかりかと存じます。。
話は変わってこれを読んだらもっとコットンに興味がわいてくるというコットンのコラムが、以前 ザギンザのコットンのサイトにあったと思うのだけど、いつのまにかなくなっとるがな!
昔々は美容部員さんがお客様の肌に直接触れないようにコットンを使うようになったのだけど、そのコットンを美容部員さんがハサミでカットしていて、その大変さを見たコットンの父と言われる方が苦労して開発に挑むというプロジェクトXのようなコラムが昔、確かにあったのだけど、あの記事はどこ行ったん??
資生堂のコットンについての記事がプレミアムジャパンにあるので、読んでみてください。
リンクフリーかよくわからなかったのでリンクは貼りませんが、「プレミアムジャパン 資生堂コットン」で検索したら見られます。
最後に、私のコットンケース。
そうこれ、クレドポーの2022年のラディアンスギフト(感謝品)が入っていた箱なのです。
この箱、ものすごく立派で硬くてデザインもステキなそれはそれは美しい箱なのです。
いろんな種類のコットンを入れております。
(画像はザギンザのピンクのスーペリアコットン、クレドポー、ベネフィークのダブルフェイスコットン)
試しに資生堂のコットンだけを入れてみたらば、ぴったり!シンデレラフィット。
これって絶対にコットンを入れることを計算してこのサイズにしてるよね。
なんかスゴイと思ったのでした。
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