
ファン活はじめました(6)肌の質感とTPO
2023/5/4 11:25
何となく、TPOに合ってるというと「その場にふさわしい身なりができてる」みたいな認識だけど。あってるのかな?
と改めて調べてみたら、
「Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場面)の頭文字を取った略語であり、時と場所、場合に合わせて行動や言動をわきまえることの意味」
だそうです。
身なりだけじゃなくて、言動も含まれているんだなぁ。勉強になりました。
で、ファンデーションの話に戻りますが。
私は何となく、「高級なファンデーションを使うと、高級っぽい肌になれる」と思っていました。
高価なファンデーションを使えば、上品というか、端正というか、格式ばったところにもふさわしい雰囲気の肌になれると、そう考えていました。
ということは、3万円もするル・フォンドゥタンnなら、めっちゃ格調高い肌になるのではないかと。
そう思い込んでいました。
それで実際に使ってみました。その感想はというと。
とてもカジュアル。
です。
最近になって、どういうファンデを選べばどんな肌を作れるのかを、自分が思い込みだけで捉えていたことをようやく知りました。
ル・フォンドゥタンnで作る肌はけっこうカジュアル肌です。
理由として、薄付きで肌の色むらなどを透過するので、(粗の多い私の肌では)コンシーラーを駆使しないと素朴な印象になることがひとつ。
そしてなにより、艶肌はカジュアルな印象になる。
これって世間では常識なのかもしれませんね。私は知りませんでした。
私はクレドポーボーテのファンデだと、ル・フォンドゥタン以外では、タンフリュイドエクラ・ナチュレルを持っています。
格調高い度でいえば、タンフリュイドエクラの方が高めの肌が作れます。きちんと感がより出ます。カバー力があることと、艶感がル・フォンドゥタンに比べれば控えめだからだと思います。
そして思い出しました。
タンフリュイドエクラ・ナチュレルを買った時にBAさんに言われたこと。
その当時の私は、始め、タンフリュイドエクラなら艶のある「ナチュレル」ではなく「マット」の方を購入しようと考えていました。それまでマット~セミマットのファンデを好んで使っていたからです。
どうしてマット系が好きだったかといえば、マットの方が幅広い服装に合わせやすいと漠然と考えていたからです。
私からすると、マットの方が自然の肌に近い印象があって。だから、アウトドア系ファッションも好きな自分は、マットを選んだ方が汎用性が高いと考えていました。
そしたらBAさんに言われました。
「カジュアルな格好にでしたら、マットよりちょっと艶があったほうが合わせやすいですよ」
え、そうなの!?と目から鱗の衝撃でした。
さらに言われました。
「逆に、例えば格式高いフォーマルな場で、顔が艶々過ぎたら違和感ありませんか?」
そう言われれば、確かに。
もし私が和装することがあれば、ファンデもパウダーもマットを選ぶかも。
でもなんでだろう。あれかな、艶があると汗とか皮脂とか、そういう「私は生き物です」感が強調されて生々しい印象になるから?
結果、タンフリュイドエクラはナチュレルの方の購入しました。
そう教わったことをすっかり忘れてました。ル・フォンドゥタンnを使って、それを思い出しました。
改めて「高級なファンデーション、イコール、格式高い雰囲気の肌感」ではないんだなと。
もちろん高価で高機能な分、肌を美しくする効果が高いことは確かなのですが、TPOに合わせるとなると、それが「どういう方向性での美しさなのか」をちゃんと考えなくちゃいけないんだなと、勉強になりました。
ということで、私にとってはとても高級品のル・フォンドゥタンnですが、それを使って出来上がるのは、かしこまったよそ行きの肌ではなく、透明感があって若々しいカジュアル肌です。つやんつやんです。
なので普段使いにめっちゃ良いです。小綺麗な服装にも、アウトドアファッションにも対応できる優秀ファンデーションです。
そして冠婚葬祭などのフォーマルの場に参加することがあれば、タンフリュイドエクラ・ナチュレルを使うか、ル・フォンドゥタンnの上からマット系のパウダーを重ねようと思います(持っていませんが)。
自分の纏いたい雰囲気をファンデーションで作れるという面白さを、今更ながら知ることができた体験でした。
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