リップと成分的相性
2023/6/15 12:32
ああいうデコラティブなデザインのリップを見かけると、黙々と手に取って眺めますが、心のなかでは感受性豊かなうら若き乙女のごとく「可愛い!」を連呼して叫んでいます。本当に可愛い。
クレドポーボーテのリップの限定パッケージも素敵。毎年のデザインを楽しみにしています。
でもどちらも購入したことはありません。
どちらもテスターで唇が荒れたからです。
というか、口紅やグロスで唇が荒れなかったことがほとんどありません。
しばらくすると皮が剥がれるか、塗った直後から妙な熱を感じたり、ピリピリとした痛みを感じたり。
というわけでマスク生活ということもあり、ここ数年、口紅をほとんど使っていませんでした。
でもひとつ持っています。
ケイトのリップモンスターです。これの14番「憧れの日光浴」というオレンジ色がドストライクだったので、お値段の安さもあって衝動買いしました。
ちなみにこれも唇は荒れます。朝に塗ったら、昼前には唇の皮が剥がれています。
それでも塗るのはたまにだし、何より色が気に入ったしで時々使っていたのですが。
加齢のせいなのか、体調が悪いのか、ストレスでもあるのか。
唇の荒れ方が年々酷くなってきました。
さてどうしたもんか、と悩んでいたときに使ってみたのが色つきのリップクリームです。
きっかけは登山でした。
登山では紫外線と乾燥がキツいところにも行くので、リップクリームは欠かせません。
でもちょっとお洒落したいな、と思い立って、いつもは無色透明なそれを色つきのものに変えてみました。
すると、肌に優しい、お化粧もできる。
デパコスのようにパッケージでテンションが上がるということはありませんが、メイク機能的には「あれ、これで十分じゃない?」と。
なぜか今までリップクリームに色つきを選ぶという発想がなく、ドラッグストアに行っても意識していませんでした。なので、売り場に行って改めて色つきのリップクリームを見てみたところ、そのバリエーションの豊富さに驚くばかりで。
色味も発色の強さも色々選べることに感動しました。
色持ちという点では口紅よりは弱いですが、もともとリップクリームを頻回に塗り直す習慣があるので、そこはあまり問題にはならなさそうです。
ということで、その時に買った色つきのリップクリーム、メンソレータムの『トーンマイリップ(ブライトアップレッド)』を愛用しています。
ただこのトーンマイリップは本当に薄付きです。山で使う分にはちょうど良いのですが、街に出るときお化粧するにはちょっと物足りない。
という訳で、先日、もうちょっと発色強めのリップクリームを買ってみました。
ロート製薬 リップザカラー テラコッタオレンジ(税込657円)
今回のこれで手持ちのカラーリップが3つになりました。
左から、リップモンスター、リップザカラー、トーンマイリップです。
中身はこんな感じです。オレンジが好きで、同じ系統を選んでしまうから似てますね。
タッチアップした感じ。
上の写真と同様、左からリップモンスター、リップザカラー、トーンマイリップです。
みんな可愛い。
ちなみにリップモンスターとリップザカラーは2度塗りですが、右端のトーンマイリップは10回くらいぐりぐりと塗り重ねてこの発色です。めっちゃ薄付き。でも唇に塗ると一発で血色が上がるので、私の普段使いにはちょうど良いです。
ときどき成分に肌が過敏反応してしまう自分には、ありがたい限り。
メイクの選択肢を広げてくれた色つきリップクリームに感謝です。
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