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ニキビがなくなった理由

ニキビがなくなった理由

ニキビができました。

鏡でそれに気が付いて「久しぶりー」と感想を口にした瞬間、

(え、凄くない!?)と、自分の発言に驚きました。


何が凄いのかと言うと、「ニキビが 久しぶりに 発生する」という現象が起きたことです。
なぜなら、わりと最近まで私の顔にニキビがなかったことはなくて。

久しぶりもなにも、ニキビはつねに発生するものであって、途切れるものではなかったんです。

そんな私がニキビに対して「お久しぶり~」的な感覚を持つなんて初めてのことでした。
それで驚いたわけです。


中学生以降の30数年間、私の顔にはつねにニキビがありました。
酷いときには顔面全体がニキビだらけでした。

数日間だけでもニキビが全くない状態になれるようになったのは、40半ばになったここ数年のこと。
それが十数日、数週間、1ヶ月~と間隔が延びていって、今回のニキビは数ヶ月ぶりの発生でした。

これだけ改善したのはスキンケアのお陰だなぁ。

と、とても感慨深い気持ちになったので、急遽この文章を書いています。

今までのニキビ改善について振り返ろうと思います。
まずは心当たりを箇条書きにしてみます。


私の肌質:
混合肌です。口や顎まわりはカサカサ、Tゾーン周りはコテコテです。そのため脂性ニキビ、乾燥ニキビ、どちらも発生します。
20才で突然アトピー性皮膚炎になって、10年間ほど痒みが続きました。30才手前になって何故か落ち着きました。けれど首から下はいまでも乾燥すると痒みが出やすいです。


~ニキビが消えた心当たり~

その1:クレンジングをオイルからクリームに変えた
Tゾーンの油分が凄いので、それまではオイルクレンジングがメインでした。しかしなんとなくクリームに変えてみるとニキビが減りました。それからはクリームがクレンジングのメインです。しっかり洗浄したいときはオイルを使いますが、保湿効果のあるものを選んでいます。
クレンジングクリームはちふれやイグニスを愛用しています。

その2:洗顔料を使わなくなった
洗顔料を使うと、しっかりすすいだつもりでも、しばらくすると眉毛や髪の生え際が痒くなって、その後でニキビが発生していました。たぶんですが、特定の洗浄成分に過敏なのだと思います。
今は、朝はクレンジングウォーターで拭き取ったあとで水洗顔、夜は乳液(油分少なめ)で洗顔をしています。これに変えて痒みを感じなくなりました。

その3:洗顔で暖かいお湯&水流強めでシャワーをしなくなった
恐ろしいことに、昔の私は熱めのシャワーをガンガン流して顔をすすいでいました。そりゃまあ乾燥してダメージ受けますよね。今は体温以下のお湯で水流を弱めにしてすすいでいます。

その4:自分にあうスキンケア商品に出会えた
これは主にポーラとアルビオン、イグニスに感謝です。使うたびに肌も心もほっとします。

その5:入浴中に先行乳液を付ける習慣ができた
私の場合、風呂上がりに化粧水→美容液→乳液よりも、入浴中に先行乳液→風呂上がりに化粧水→美容液の方が、肌が潤います。(乾燥する季節になると、最後にクリームを足します)
先行乳液はイグニスのミルクを季節によって使い分けています。

その5:ヘアトリートメントやスタイリング剤を使わなくなった
これはてきめんでした。トリートメントを使わなくなって肌の痒みが減りました。特に洗い流さない系トリートメントは、止めたことで毛先が当たるところにできていたニキビがなくなりました。
肌が分厚い方なので(引っ張ってもあまり伸びない)、私の肌はきっと頑丈なんだと漠然と考えていました。今思えば根拠になっていませんが。しかしこれをきっかけに「私ってもしかして敏感肌?」と考えるようになりました。
油分補給したい時やスタイリング剤が欲しい時は、顔に使っているクリームやオイルで代用しています。

その6:布団や枕カバーを洗う頻度を増やした
掛け布団を顔にべったりつけたり頭からかぶったりすると安心するタイプです。それってもう下着とか肌着みたいなもんだなと思い始めてから、洗う回数を増やしました。

その7:日焼け止めをちゃんと塗るようになった&保湿効果を重視している
日焼けするとニキビができていました。日焼け止めを塗るようになってニキビが減りました。ただオイルコントロール系のサラッとした日焼け止めは乾燥ニキビができるので、クリームやジェルのある程度保湿力のあるものを選んでいます。

その8:1日の終わりは必ずしっかりクレンジングをする
どれだけ疲れていても実行するよう心がけています。たまにサボりますが。サボる(クレンジングウォーターで拭き取るだけで済ませる)と、ほぼ確実に翌朝ニキビができます。


刺激、保湿、衛生 ect、
肌環境を色々と考えてあげることが大切と言われますが、本当だなぁ、と今更になって実感します。

それがどうして今までできていなかったのかといえば。
自分のことをあんまりわかっていなかったんだと思います。

トラブルだらけだったにも関わらず、自分の肌を根拠もなく過信していました。
スルーしていたといった方が正確かもしれません。
ニキビが嫌だなと思いつつも、肝心なところは考えないようにしていた気がします。

自分が使っているものが自分の肌にどう影響しているかも、あまり理解しようとしていませんでした。
なんとなくヘアトリートメントを中止したらニキビが激減した時は本当に驚きました。

そして無関心ゆえに、肌の手入れも雑でした。
肌に摩擦をかけない、クレンジングはしっかり乳化させる、化粧水や美容液はハンドプレスして浸透させる、顔をすすぐお湯の温度をちゃんと調整する、等などのちょっとした手間を省いていました。

それがどうして改善できたかといえば、なんとなく使ってみた化粧水をきっかけにスキンケアに興味を持つようになり、そこから自分自身に関心が高まって、自身をケアする面白さを感じるようになったからかなと思います。

これまで自分に優しくしてこなかったなぁ、と最近になって気が付きました。

甘やかしてはいましたが。
まあまあだらしない生活を送っていたと思います(今も)。

なんでしょう、甘やかすのとちゃんと世話をすることの違いを、今更ようやく理解できたというか。

スキンケアに取り組むようになって、生活全般がちょっとづつ律せるようになりました。
それもニキビが減った理由のひとつだと思います。

この歳になってようやく人並みかぁ、遅いなぁ、とは思いますが、まぁ良かったなと。

スキンケアに取り組むようになって、肌だけじゃなくて自分の生活全体にちゃんと関心を持って、自分自身を世話することを楽しいと思えるようなりました。

ガラッと生活が変わった訳ではありませんが、色々なところがちょっとづつ良くなりました。
今でも十分ずぼらではありますが、以前よりはマシになったと感じています。

色んな意味で、スキンケアに感謝だなぁと思うわけです。


ちなみに今回ニキビができた心当たり:

富士山登山で肌への疲労蓄積
+
夜勤明けにそのまま用事に出かけて、帰宅後はクレンジングをしないまま寝落ちた


肌は素直だわぁ。




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