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楽園2

楽園2

先日、出張でホテル宿泊する機会がありました。

よその土地への出張&宿泊。そんなとき、私が密かに楽しみにしていること。


夜、宿泊するホテルから近い漫画喫茶に行くことです。

今回お邪魔した漫画喫茶です。

めっっちゃ懐かしいタイプの店でした。

全面禁煙のはずなのに、店内に入った瞬間から鼻をくすぐる微かなタバコ臭。
といっても、誰かがタバコを吸っている気配はなく。たぶんこれ、昔は喫煙OKだった頃の残り香。禁煙になった今でも、壁や漫画に染みついた煙の匂いが抜けきれないんだろうな。

つい数年前まで、分煙とは名ばかりの普通にタバコが吸える店がいっぱいありました。さらに20年以上も前になると、分煙という考えすらなくて、店内中がタバコで煙って天井が霞んでる店もざらでした。これもう漫画喫茶じゃなくて漫画も読める喫煙所やん、みたいな。
今思うと、あの煙で警報が鳴らないってやばい。当時は火災探知機の設置は義務じゃなかったんだろうか。

とまあ、そんな感じのクラシカルな名残ある漫画喫茶でした。
私は非喫煙者なので、タバコの匂いはどちらかといえば苦手です。でも今回は懐かしさ補正が働いて逆にテンションがあがりました。

そうそう漫喫って昔はこういう感じだったわー。店から出たらタバコ吸ってないのに全身タバコ臭プンプンで、電車とか乗りにくかったんだよね。などと懐かしくなりながらいそいそと会員登録しました。

廊下が絨毯の漫喫って今時珍しくないですか?
しかも床の不具合をガムテープで補修しているおおらかさよ。

ブースもちょっと昔の古めかしい仕様。落ち着くわぁ。
使い込まれ過ぎて、ソファの合皮がすり切れて限界っぽい感じも懐かしい。

今回の出張でのアイテム。
日焼け止め、スキンケアパウダー、薄めのリキッドアイライナー、色つきリップクリーム

職業ジャンル上、先方さんに会うときはマスク付けっぱなし、すっぴんでも気にされない、清潔感があれば良しって感じの分野なので、出張で荷物が少なく済むから助かります。

1)ジェルの日焼け止めを塗る
2)その上からサラサラタイプのスティック日焼け止めを重ね塗り
3)さらにその上からスキンケアパウダーをはたく

ジェルの後にさらさら系のスティックを塗ることで、日焼け止めが乾くのを待たなくても次のパウダーが均一に乗ります。紫外線予報のスティック日焼け止めは、私の時短アイテムです。
1~3)工程はすべて無色なので、毛穴落ちをまったく気にしなくて良いという素晴らしさ。
でももうちょっと涼しくなったら、またファンデーションを使いたい。

真ん中のブラシは毛が収納できるタイプ。外で活躍しています。出先でのお直し用にしているキャンメイクのシークレットビューティーパウダーはパフが極小なので、広範囲にはこのブラシでカバーしています。

4)アイライナーで瞼と眉毛にちょっと陰影
5)色つきリップで血色プラス(顔色によってはこれを頬のベースに仕込む)

この出張ではこれでメイク完了です。
そしてこれ、メイクが楽というだけでなく、漫画を読んでて目がしょぼしょぼし始めても粘膜が痒くなりにくいという利点もあります。オンもオフも快適。

そして2時間ほど滞在して、懐かし空間と漫画を楽しみました。


【 漫画の感想 】

今回は「そのビスクドールは恋をする」という、コスプレをテーマ?にしたスクール恋愛物?の漫画を最新刊(12巻)まで読みました。

自分の大好きなコスプレを全力で楽しむ女子高生と、彼女の衣装とメイクを担当することで「好きなものに取り組む自分」への肯定感を取り戻していく男子高校生が主人公。
そして恋愛も柱な感じのストーリーです。
コスプレ関連の話も興味深かったです。が、私としてはかなり素直に「甘酸っぱい」気持ちを味あわせて頂きました。アオハルやねー。いいなー。

それとヒロインの女子高生、奔放な行動をとる割にちゃんとコスプレのマナーやモラルを遵守してるんですよね。作中のところどころに、コスプレにあたっての注意書きもある。
そこに「あー、作者さんはちゃんと取材したんだなー」と、作者の誠意というか、誠実な姿勢を感じられるところも好印象でした。

コスメが好きです。そして漫画も大好きです。



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