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エイジング毛の原因は？
そもそも加齢毛(エイジング毛)とは、どんな毛のことかご存知ですか？
エイジング毛とは
年齢を重ねることによって『女性ホルモン減少』『ヒアルロン酸減少』『抗酸化力の低下』に毛髪内部の栄養分(ケラチン)が流失することによって、脱毛、毛髪が変形、乾燥しパサつき、うねりを起こすしている毛髪のことをさします。では、エイジング毛とは何歳くらいから始まるのでしょうか？？
髪のエイジングは大体３５歳くらいから始まると言われています。
女性の体は２８歳でピークを迎え、その後ゆるやかに下降していきます。
そして３５歳を境にだんだんと女性ホルモンが減少してゆくのです。
「エストロゲン」を始めとする女性ホルモンは髪のハリ・コシや艶に大きく影響します。
では、女性ホルモンが減少することで、髪にどんな変化が起こるのでしょうか。
「ずっとしていた髪型が似合わなくなってきた。」
「以前に比べて髪にツルツル感がない。」
「髪が傷みやすい。」
「うねる。」
「つむじが割れやすい。」
「トップがペタンとしやすい。」
最近の髪の毛でこんな風に感じたことはありませんか？？
これらは、エイジング（加齢）によって髪に起こる現象なんです…
白髪を気にされる方は多いですが、実は白髪だけが髪のエイジングのサインではないのです。
かく言う私もエイジング世代。
もともとくせ毛では合ったのですが、20代後半から髪の変化を感じはじめ、今では表面にうねる毛がでてきたり、髪の毛に手ぐしを入れた際、毛先がひっかかったりと髪質の変化をかなり感じています。
今日は、年齢とともに髪にどのような変化がおきるのかを解説していくとともに、エイジング毛でも綺麗にパーマ・カラーできるようにご自宅でできるエイジングケアなどをご紹介していきます。
実は頭皮にも問題アリ。
肌と同じで顔と一枚皮で繋がった頭皮にも同じく年齢による変化が現れます。
畑と作物が関係しあうように、実は地肌と髪も関連しあっていて、端的に言ってしまえば頭皮の老化が髪の毛の老化へとつながっているのです。
畑をしっかりと耕さないと、栄養たっぷりの美味しい作物が出来ないことと同じように、頭皮もマッサージでケアすることでより柔らかい頭皮を育てる必要があります。
豊かな髪の毛を作る為にはぜひ試して欲しい策です。
しかし、頭皮をいくら育てようとも、女性ホルモンの減少は否めません。
女性ホルモンは肌や地肌の弾力を保つコラーゲンを増やします。
そのコラーゲンのおかげで地肌に水分を保って髪にハリを出すことができます。
このコラーゲンが減ることによって頭皮が乾燥したり、髪の毛にコシがなくなってしまうのです。
ですから、コラーゲンや栄養、水分補給の為に、育毛剤などが必要となってくるわけです。
育毛剤と聞くと、まだ自分には必要がないと思いがちですが、実はそんな事はないのです。
今は女性用の育毛剤も数々発売されています。
香りの良いものや容器がオシャレなものもあります！
自分好みのものをぜひ探してみて欲しいです。
頭皮の変化とは。
・乾燥・敏感肌化かゆくなりやすかったり、以前はしみなかったのにカラー剤でしみるように。
頭皮の水分バランスが崩れ乾燥・バリア機能が低下することによって起こります。
・黄ぐすみ
本来健康な頭皮は青白い色をしていますが、頭皮も肌と同じように黄色っぽくくすんできます。
これは地肌が酸化している証拠。
酸化＝サビる
酸化が進むと老化につながるのです。
若い間は抗酸化力が強く、
抗酸化力が強い＝身体の細胞を傷つける活性酸素を除去する力
これらは老化を抑える働きがあります。
活性酸素が増えすぎると酸化力が強すぎて細胞にダメージを与えてしまいます。
それによって髪の毛の黒色であるメラニンを作るメラノサイトが壊れて白髪につながります。
・頭皮の厚みの低下
加齢とともに前頭筋・側頭筋・後頭筋が縮み、それによって頭頂部の筋膜が引き伸ばされて薄くなり、硬く動きにくくなります。
頭皮の厚みが低下することによって頭皮にはりめぐらされた血管が細くなり髪の毛に栄養が行き届かなくなり細毛の原因になります。
・におい
加齢により女性ホルモンが減少することによって皮脂の分泌が盛んになる事に加えて、肌の水分量も減少することによって皮脂の分泌が盛んになり、菌が増殖しやすい状態に。
加齢臭の原因になります。
これらの今日のお話から、もう皆様お気付きだと思いますが、エイジングケアには頭皮ケアが必須であることが理解出来たと思います。
トリートメントももちろん大切ですが、その前に髪の毛の土台作りには欠かせない頭皮ケア。
マッサージも大切ですが、改めて頭皮のお肌に優しいシャンプーから見直すことも必要だと考えます。
ぜひこの機会に、一度馴染みの美容師さんにご相談してみるのが得策ですよ！
冬は特に頭皮も乾燥いたします。
ぜひ自分に合った物を探してみてくださいね。
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