https://www.cosme.net/beautist/article/2638401
・CHANEL駆け込み購入(来月大幅値上げ) R3Ver.
https://www.cosme.net/beautist/article/2585110
からの更新。
いよいよゼクスもすべて値上げ。
ゼクスEDT(※オードゥコローニュのみ)/200ml ●38,500→48,400 (+9,900)
ゼクスEDP/200ml ●50,600→57,200(+6,600)
ゼクスEDP/75ml ●27,500→33,000(+5,500)
ゼクスP/15ml ●37,400→40,700(+3,300)
ゼクスフレッシュボディークリーム ●15,950→17,050(+1,100)
オードゥコローニュのみ約1万円UP。
EDPは2016年の発売日から今まで1度も価格改定せずによく耐えた。偉い。拍手。
長い間、のんびり集める時間があってありがたかった。
まあでも今思うと、
EDT-200mlが3万円の時代に端から端までフルボトルを買った人が無敵だと思う。
身も蓋もない結論でごめん…。ただ、私自身はEDT時代の香料は体質に合わなかった。
せっかくなので買う予定だったものを買っておく。
外箱を保管しておく空箱が欲しかったのでBOXもオンラインで注文。
ゼクスEDP-200ml×2本を買った。
どちらを先に買うかで長年悩んでいた2種。
私は香水を買う時、予算で妥協して少量サイズのボトルを買うくらいなら
その時は買わずに予算を積み増ししたほうがいいと思っている。
ちゃんと保管できるなら香水の使用期限はそこまで意識しなくて良いと思う。
お気に入りの懐古香水以外は素人以下のザコレビューを書くルカ・トゥリン氏ですら
「90年以上も前に製造された香水を開封したら完璧に新鮮な状態だった」と言っている。
開封済みは尚更管理が大事。
自分の体感でも、素材が良ければ冷蔵保管で20年寝かせても劣化はそこまでしない。
好きな香りだけはフルボトルで購入し、遮光&温度変化に気を付けて大事にすること。
たいして欲しくもないものは買わなくてヨシ。
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1本目はシコモア。
私はゼクスの中では永遠のJERSEY推しなのですが、
私のJERSEY激甘目線で見ても、
シコモアはCHANELのすべてのフレグランス製品の中の頂点。
表の光がN゜5なら、裏の影にいるのは多分シコモア。
と書かざるを得ない。理由は商品クチコミでも読んで頂ければ。
海外ではPのハンドメイド超豪華限定版や、EDPの外箱復刻限定版が出ているのも納得。
シコモアはそれだけCHANELに取って重要な作品で、
ガブリエル・シャネル女史、及びCHANELの香水の真骨頂かもしれないと感じた。
ジャック・ポルジュ氏とクリストファー・シェルドレイク氏は
プレッシャーを感じながらこの香りを再解釈、再構築したのではないかなと。
それでも私はJERSEYを推す。
愛着とはそういうもの。所詮香りは個人の主観。
個人的にはこのシコモアの中盤の香り、
私が一番好きなニッチメゾンの手持ちの香りにかなり似ていた。
前後はだいぶ違うのだけど、どちらも同じぐらい好きなので何も文句はない。
その2つを比較すると圧倒的にCHANELのシコモアの方が香料展開が凝っていて、
香料藝術としてのレベルも遥かにCHANELの方が高かった。
2本目はラパウザ。
CHANELのイリスパリダ愛が香る。
並行して検討していた1957は、ラパウザに比べるとかなりムスク優勢だったので
ひとまず一番シンプルなアイリスが香るラパウザを買うことにした。
アイリスの根やスミレの花の香水って「パウダリー」と表現されやすいけれど、
本物のエッセンスは全然香りが違うし、原料が貴重で高価なので、
安い香水や微妙なメゾンの香水には本物はほぼ入っていないと感じる。
CHANELのアイリスパリダのエッセンス原料を少し持っているけどパウダリーではないし、
スミレの原料は昔ルラボの創業者がセミナーで試させてくれたけれど、
あれも全然パウダリーじゃなかった。
勿論、エッセンスの香りだけでは華やかさ、拡散性、持続性に欠けるので
パウダリー香料やムスク等で土台を作らないといけないのは理解できる。
届いたロットを調べたら2022年2月製造だった。露ウ戦前の材料で逆にラッキー。
シコモアの方は2023年10月製造ロットだったので割と在庫が動いてるっぽい。
あちらは外箱の底に貼ってある法廷表示シールも新デザインになっていた。
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ゼクスはP/EDP/EDT合わせて12本集めて、欲しかったものは大体揃った。
今の手持ちはこんな感じ。
フランスの香水が香料展開が複雑で綺麗で好きなので8割以上フランス製のはず。
10代の頃から香水好きなので数はほっといて欲しいし、同じくらい使い切っている。
で、4年ぶりにゼクスの新作が出ると。
引用:https://www.fragrantica.com/perfume/Chanel/Comete-90434.html
発売は5月頃との噂。今はレビューを静観している。
外箱に星のエンボス加工だのインク替えだの超絶余計な事をしている模様。
ありがた迷惑なのでやめて。シンプルが一番の贅沢だと理解してほしい。余白の美最高。
Fragranticaの説明を読んだ感じでは、1932のオマージュ品=コメットなんだろうなあと。
キーノートも全部被ってるので。
TOPがフルーツ違いのアルデヒドでどちらもその後はアイリスと繋がる。
※海外香水の自称チェリーブロッサムは大体チェリーアコード。
1932の亜種→1957→偽物が出回るほど1957が売れまくってるので
1932と1957の亜種→コメットが出るようにも見える。
今のところ一番長いコメットのレビュー。
Chanel Com?te: the Charms of a Spring Garden (by Tyrvasia Argyraki)
https://www.fragrantica.com/news/Chanel-Comete-the-Charms-of-a-Spring-Garden-19996.html
タルトチェリー、梅、アプリコット、アイリス、ヴァニラ、ヘリオトロープ、
アーモンド、クローブ、カスタード、春の庭園、スミレ、フリージア、スズラン、
ライラック、キャラメル、
詩より俳句に近い極東のミニマリズムの美がどうのこうの、と色々書かれている。
…FLORAIKU先輩の出番だなこりゃ。とりあえず店で嗅いでみないとわからない。
今のところ購入意思は弱い。
私はヘリオトロープの香りはあまり得意じゃないので…。
でもBOYのヘリオトロープがとても綺麗なのでワンチャンあるかも。
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そんなこんなで、CHANELのレ ゼクスクルジフシリーズはこれからも
店舗の目立たない場所に置いて愛好者だけに売って欲しい。