私はコスメの消費期限にマイルールを設定しています。
開封の際に容器に年月日を記入して、時々確認しています。
リップは1年、パウダーは3年までとか。このルールは、もっぱらメイクコスメに適応されています。スキンケアコスメと違って、メイクコスメは使い切れないことが多いので。
特に期限を意識しているのは、目の周りに使うコスメです。
アイメイク製品は、リキッドなら1年、クリームは1.5年、パウダーは2年を目安にしています。
昔アトピーに悩んで今でも過敏気味なのに加え、花粉や特定のコスメに反応して目の周りが痒くなる体質でして。なので、余計な刺激を減らすために、アイメイク製品の期限は特に意識するようになりました。
ちょっと前までアイシャドウは開封後3年までOKのマイルールでした。しかし年を追うごとに目の周りが痒くなりやすくなっているので、最近2年に期限を短縮しました。
痒くなったり、痛くなったり、が増えている。身体の色んなところが弱くなっていくなぁ。これが経年変化か。いよいよ身体を大切にしなくては。
そしてこのたび、ひとつのアイメイク製品が期限を過ぎました。

全体で4割消費できたかな?という程度ですが、処分することにします。
このアイシャドウパレットをとても気に入っていて、これで2代目です。
使い切れませんでしたが。先代も使い切れませんでしたが。
スキニーリッチシャドウは全色パールが入った4色パレットです。艶は強すぎず、ラメも極小なので、オンオフ問わずに使いやすいアイシャドウです。そしてSR05ウォームブラウンは、ぱっと見の通り全体的に黄味がかった、イエベさんにオススメなカラーです。
アイシャドウパレットなら、去年、アディクションの単色4個でパレットを作りました。が、それは全てマットなので、それとは別にパール系のアイシャドウも持っていたい。
という訳で、お気に入りのこちらをまた買おうかと思ったのですが。
ちょっと問題がありました。
『捨て色』&『似た色』問題です。
右下の締め色(焦げ茶)。先代のときもでしたが、出番がほとんどありませんでした。今回もほぼほぼ残っています。
それと右上の『コーラル』。知人から譲ってもらったローラメルシェのアイシャドウの色が似ていて、コーラルはそれで充分だと感じています。
となると、買う必要のある色は左上と左下の2つだけ。
スキニーリッチシャドウはお値段が手頃なので、再び余ることを考えても、コスパ的には同じパレットをまた購入したらいいかなと思ったのですが。
「そっくりコスメを探すの楽しそう」
という理由で、他のアイシャドウを試してみました。
そして、似たような色を単色で2個購入し、パレットにしました。
それがこちら。

(写真撮る前に開封して一通りいじくったので、箱がすでにへたれていますが新品です)
1色で2,750円。ケース(2色用)が880円。つまり2色パレットなのに6千円超え。「スキニーリッチシャドウとの値段差やばくない?」と一瞬怯んだものの、ほぼ衝動買いしてしまいました。
「このアイシャドウも2年使うとして、この2色のために年間3千円を払う価値があるか?」と自問自答して、「喜んで払います」という結論に至ったので。
そして購入したカラーはこちら。

M デザートブラウン288
P ソフトベージュ820A
頭の英字はそれぞれ、M=マット、P=パール という意味です。
え、マット?パール系を探してたんじゃないの?と思われるかもしれませんが、それを語りたくて今回この記事を書いています。
ある意味ここから本題です。
この『M デザートブラウン288』、マットなのに、マットじゃなかったんです。
パール系購入を目的として出かけて、しかしシュウ ウエムラのアイシャドウコーナーで真っ先に試したのはマットでした。もともとマットが好きなので、最終的にはパールを買うとして、でもとりあえずはシュウ ウエムラのマットシャドウがどんな感じなのかを見たかった。
そしてマットと表記されたこの M デザートブラウン288、タッチアップして衝撃を受けました。
それは、私の感覚でいえばマットではありませんでした。
マットのはずなのに「艶」と「輝き」があったんです。
「うわー、マットなのにすごい透明感。ん?でも、透明感っていうか、なんか艶あるよね?艶々してるよね?しかもこれ、ちょっとラメが入ってる?・・・本当にマットなの?」と軽く混乱しました。
始めは「テスターだから、他の人が試したとき、他のアイシャドウが混じってしまったのかな?」と思ったのですが、どうやらそうじゃない。もともとそういう質感。
そして「不思議なマットシャドウ?だなぁ」と、まじまじと眺めた結果。スキニーリッチシャドウの05ウォームブラウンの左下と色が似ていたことと、その透明感に惚れこんだことにより、めでたく購入となりました。
表面をちょっと擦ってみるとラメがキラキラと。マットなのに(笑)

深みも透明感も備わっているブラウンです。マットというより、セミ艶と表現した方が合っているんじゃないでしょうか。水気を感じさせる艶があります。
光の加減でほんのりグラデーションが出るので、単色でも立体感が作りやすいところも気に入りました。控えめに輝く極小ラメも上品です。
ちなみにシュウ ウエムラの他の色のマット(ダスクピンクやソフトアンバーなど)は普通にマットでした。なのでシュウ ウエムラの単色アイシャドウは、マットと表記されていても色によって質感が違うようです。
もう一色の『P ソフトベージュ820 A』は上品なパールベージュです。こちらはもう単純に、SR05ウォームブラウンの左上と似ていたから購入しました。SR05(左上)と同様、ベージュと微細なラメが瞼に自然に馴染みつつ、くすみを飛ばして明るくしてくれます。やっぱり明るい黄味ベージュはイエベの味方。
ただラメの定着力は、他のデパコスにくらべて弱い印象を受けました。軽く払うとわりと簡単に落ちる。ラメをしっかり残したいときはプライマーが必要そうです。
タッチアップして比較するとこんな感じ。

と言うわけで「やっぱりスキニーリッチシャドウは使いやすいなぁ」と改めて感心したり、シュウ ウエムラの透明感と粉の感触の良さに感動したりと、楽しい1日でした。
ただちょっと反省していることもあって。
それは、シュウ ウエムラのアイシャドウは人生初なのに、何回かテスターを使って肌に異常が起きないか様子をみなかったこと。つまり成分的に肌に合うかどうかが未知数です。
以前、コスデコのアイシャドウ(アイグロウジェム)で瞼が痒くなって以来、慎重に行くつもりだったのですが、衝動に負けてついその場で購入。シュウ ウエムラは痒くなりませんように・・・
そして花粉が飛んでますね。そのせいでアイシャドウ関係なしに瞼が危険な感じになりつつあります。当面は色んな意味で痒みにヤキモキしそうです。
~おまけ~
シュウ ウエムラのアイシャドウをケースにセットしました。接着剤ではなく、枠にカチッと留めるタイプなので、安定感があります。


2つを並べてみました。新旧交代です。
