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【成分解析&レビュー】ワンアミノレスキュー モイストシャンプー

【成分解析&レビュー】ワンアミノレスキュー モイストシャンプー

アミノレスキューから登場した新作「ワンアミノレスキュー モイストシャンプー」の成分を解説します。

美容師が実際に使ったレビューは「アミノレスキュー シャンプーの口コミは本当?美容師が実際に使って効果検証レビュー」をご覧ください。


【結論】手触りや仕上がりに関して高い評価を得られそうだが、敏感肌の方にはおすすめしない

市販シャンプー業界の流行「リンスインシャンプー」な成分内容でした。

リンスに配合されることの多い陽イオン性界面活性剤(カチオン性界面活性剤)「ジステアリルジモニウムクロリド」「ベヘントリモニウムクロリド」を配合。

【長所】リンス後のようなサラサラ手触りを得られる
【短所】皮膚刺激性がある

指通りが悪くてゴワゴワする髪にはおすすめ!
シャンプーで頭皮の痒みがでやすい敏感肌の方はおすすめしません。

洗浄成分

洗浄成分はやや高めの洗浄力で構成されています。

■オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
高い洗浄力を持ち、起泡性、泡切れ性に優れた洗浄成分です。

近年、硫酸系洗浄成分(ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Na)の代替成分として利用頻度が増えています。

オレフィン(C14-C16)スルホン酸Naはラウレス硫酸Naと比較して、初期の泡立ちは同等ですが泡切れが早く、すすぎ性が良いことも確認されています。

しかし、洗浄力はラウレス硫酸系とそう変わらないというデータも。
引用:オレフィン(C14-16)スルホン酸Naの洗浄力や安全性・毒性について【シャンプー成分解説】

■コカミドプロピルベタイン
ベビーシャンプーに用いられるほどマイルドな洗浄力で刺激性が低いのが特徴。

強い洗浄力の洗剤と組み合わせて使うことで、洗浄力を穏やかにしたり、肌への刺激を緩和する効果があります。

また、増粘作用と泡持ちをよくする効果もあります。

引用:コカミドプロピルベタインの洗浄力や安全性・毒性について【シャンプー成分解説】


■ラウロイルメチルアラニンNa
マイルドな洗浄力で弱酸性の低刺激なアミノ酸系洗浄成分です。

泡立ちがとてもよく、さっぱりと洗えます。さらに、コンディショニング効果があります。

引用:ラウロイルメチルアラニンNaの洗浄力や安全性・毒性について【アミノ酸系シャンプー成分解説】

■ラウラミドプロピルベタイン
主洗浄剤の泡立ち、粘度を調整。コンディショニング効果を与えるなど補助洗浄剤として用いられます。
引用:ラウラミドプロピルベタイン(ラウリン酸アミドプロピルベタイン液)の洗浄力や安全性・毒性について【シャンプー成分解説】

毛髪補修に関係する成分

  • 加水分解ケラチン(羊毛、山羊毛)
  • 加水分解ウールキューティクルタンパク
  • 加水分解シルク
  • 加水分解コンキオリン
  • イソステアロイル加水分解シルクAMP
  • ケラチン(羊毛)
  • スフィンゴ糖脂質
  • γ-ドコサラクトン

保湿成分

  • 加水分解コラーゲン
  • セラミドNG
  • セラミドNP
  • セラミドAP
  • 異性化糖


美容師が実際に使ったレビューは「アミノレスキュー シャンプーの口コミは本当?美容師が実際に使って効果検証レビュー」をご覧ください。

まとめ

ワンアミノレスキュー モイストシャンプーは、市販シャンプーのトレンドである「陽イオン性界面活性剤(カチオン性界面活性剤)」を配合するシャンプーの一つでした。

髪がごわつく・指通りが悪い・くせ毛で広がるという方にはおすすめです!
しかし、頭皮トラブルを抱えている方や敏感肌の方にはおすすめしません。使用する場合は、パッチテストをするようにしてくださいね。




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