
「そんなのわがままだ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、私は心の底から共感します。
この夏、お肌への優しさ、使いやすさ、UVケア効果、スキンケア効果、コストパフォーマンスを考慮して私なりに選出したUV対策コスメをご紹介させていただきます。
1・乳液
【魂の商材屋/ネオサンインスパイア】
100%ノンケミカルをうたう魂の商材屋がオリジナルで開発した、日焼け止めの前に塗る乳液です。
スピルリナマキシマの酵素抽出物は、太陽光、ブルーライトなどの「光」のエネルギーによって、美容効果が活性化するのだとか。日焼け止めだけではカットしきれない光エネルギーそのものに対応してくれます。
メリット:乳液として年齢性別関係なくジェンダーレスに使えます。紫外線やブルーライトのエネルギーを受けて美容に働きかける製品特性が最大の魅力です。
デメリット:化学合成添加剤不使用で、開封後は3か月以内に使い切らなければならないこと、ネオサンインスパイアだけでは日焼け止めの代用にならないこと、60mlで約4000円と、量販品に比べると価格が高いことなどがデメリットとして挙げられます。
2・日焼け止め
【花王/キュレルUVカット UVエッセンス SPF30/PA++】
紫外線吸収剤不使用で、抗炎症性成分に加え、セラミドなどの保湿成分も配合されているため、乾燥性敏感肌の方に人気のアイテムです。薬局、スーパーなどで手軽に入手できるところもポイント。
メリット:ウォータープルーフで汗をかいても日焼け止め効果が薄れません。SPF30は約10時間日焼けを予防してくれるという目安なので、長時間のお出かけにも十分対応できる性能と言えるでしょう。
デメリット:粒子の大きな紫外線散乱剤使用で白浮きしやすい事、落とすのにクレンジングオイルが必要なこと、疑似ステロイド様作用があり、赤ちゃんには使えないことなどがデメリットとして挙げられます。
【ユースキン/シソラ UVミルク】
敏感肌用コスメ業界でビッグネームとして知られるユースキンから、シソラUVミルクをピックアップします。
紫外線吸収剤不使用でうるおい成分も配合、なおかつ低価格という、お財布に優しいアイテムです。
メリット:敏感肌向けに開発されたSPF38/PA+++で長時間の外出にも対応、うるおい成分として日本人に古くから親しまれてきたシソの葉エキスを配合、気軽に使える低価格で、ファミリー層に高い人気を誇ります。
デメリット:敏感肌向けとはいっても、価格を抑えるために化学成分も配合されています。多少の刺激性が認められておりますので、不安な方はパッチテストを行ったうえでご使用ください。
3・化粧下地
【魂の商材屋/アンナトゥモールナチュラルUVベースクリーム】
魂の商材屋から、無添加化粧下地クリームのアンナトゥモールナチュラルUVベースクリームです。
SPF27/PA++と、UVカット性能は比較的緩やかですが、その分お肌への優しさが溢れるベースなのではないかなと評価しています。
メリット:赤しそエキス、ヒアルロン酸、ビタミンE、ビタミンCなどの美容成分配合で、日焼けによるシミ、そばかすを防いでくれる整肌効果が期待できます。紫外線散乱剤はシリカでコーティングされ、お肌に直接触れません。年齢肌でお悩みの方におすすめします。
デメリット:ネオサンインスパイアと同じく、ケミカルオールフリーで防腐剤が添加されていません。開封後の長期保管ができないこと、植物由来成分を多数配合しているため、体質に合わないケースもあることがデメリットとして挙げられます。植物由来成分は薬効がそのまま商品に出ます。その分、体質に合う、合わないが大きいと言えるでしょう。
4・UVパウダー
【ブルークレール/ローズリッチUVパウダー】
完全オーガニックで人気のブルークレールから、ローズリッチUVパウダーSPF50+PA++++をご紹介します。
紫外線、ブルーライト、近赤外線など、あらゆる光エネルギーからお肌を守り、健やかに導いてくれるパウダーです。
オーガニック無添加でSPF50+PA++++を達成した執念の開発ストーリーに驚かされました。
SPF値、PA値が高いほどお肌への負担が大きいという一般論を覆したコスメです。
メリット:肌悩みをカバーしながら日焼け止め・スキンケア・エイジングケアにと、多くの効果が期待できます。見た目だけでなく、内側からお肌を整え、回復に導いてくれます。石鹸で落とせるところも嬉しいポイント。
デメリット:軽やかなパウダーなので、レジャーの中でもこまめにお化粧直しが必要です。パウダーが落ちるとその分だけ日焼け止め効果も薄れます。紫外線が強い屋外では最短で1時間に1回、長くとも数時間に1回は、パウダーを付け直すといいでしょう。また、ローズリッチUVパウダーだけでは乾燥が気になる方には、ミスト系の化粧水、美容液などの併用が欠かせません。
5・アイメイク、チーク、リップ
【MiMC/ミネラルスティックチーク】
日本人女性のお肌を研究し、日本人女性のために開発された、国産の多機能コスメです。チークやアイシャドーベースとして使えます。また、メーカーは『マットな質感のリップとしても使用可能』としています。
メリット:石油系界面活性剤、鉱物油、合成香料、合成着色剤、合成防腐剤、紫外線吸収剤、シリコーン、タルク、パラベン、アルコールフリーです。紫外線吸収剤の代わりに紫外線散乱剤と、オオアザミ種子油、カリオデンドロンオリノセンセ種子油、サルビアヒスパニカ種子油などが配合され、紫外線を防御しつつお肌を整えてくれます。スティックなので、指を汚さず簡単に塗ることができます。メイクに不慣れでも使いやすいところが親切だなと感じました。
デメリット:個人的には、ミネラルスティックチークをリップとして使うのはあまり気が進みません。チークやアイシャドーベースとしてはお役立ちですが、イソステアリン酸水添ヒマシ油、水酸化Al、マイカ、酸化チタン、酸化鉄、カルミンが含まれ、口腔摂取に危険が伴うのではないかと考えるからです。
【オンリーミネラル ミネラルピグメント】
国産オーガニックコスメの雄、オンリーミネラルのミネラル100%マルチカラーです。天然石由来の輝きを目元や頬にさっと乗せて楽しんでみるのはいかがでしょうか。
メリット:合成着色料、合成香料、紫外線吸収剤、鉱物油、石油系界面活性剤、パラベン、小麦由来成分フリーの国産ミネラルコスメです。成分がシンプルですし、石鹸で落とせるあっさりとした質感に魅力を感じました。発色も鮮やかです。
デメリット:アイシャドーはあくまでパウダー、保湿は保湿バームと別れているところがネックかなと思います。クリームタイプのアイシャドーを作ってくれたら嬉しいのですが……。
【ブルークレール/ローズリップグロス】
リップは口に入るものだからこそ、天然由来成分にこだわりたいですよね。しかし、紫外線の影響も看過できません。そこで選んだのが、ブルークレールのローズリップグロスです。ブルークレールのローズリップグロスは天然植物成分100%で作られています。ノンケミカルで、ミネラル成分でさえ不使用という徹底ぶりに感心しました。
メリット:化学剤、酸化亜鉛、酸化鉄、コチニールなど、口腔摂取に不安があるあらゆる成分を徹底排除して作られたリップグロスです。シコンエキスをはじめとした7種類の和漢と、ヨーロッパキイチゴ種子油やザクロ種子油、ヒポファエラムノイデス種子油(サジーオイル)、保湿力の高いヒマシ油(トウゴマ由来)とホホバ種子油の働きで、紫外線のような外的要因だけでなく、エイジングなどの内的要因からもお肌を守ってくれます。
デメリット:ローズリップグロスは2色展開で、選択肢が少ないところが気になっています。色味が強めのオーガニックレッドでも、実際に塗ってみると控えめな発色です。ピュアピンクに至っては、透明なリップグロスとほとんど変わりません。しっかりメイクしたい方には物足りないのではないかと思います。
外出中にはお化粧直しでUVケアの効果を保ちます。
直近のレジャーでは【ブルークレール/ローズリッチUVパウダー】を鞄のポケットに忍ばせ、だいたい2時間に1回の頻度でパフパフとはたいて済ませました。あとはトイレ休憩のたびに【ブルークレール/ローズリップグロス】を塗り直したくらいです。疲れてしまって、チークやアイシャドーのお直しまでは手が回りませんでした。
レジャーの中では、どれだけ手軽にUVケアを保持できるかも重要なポイントなのだなと学んだ次第です。
みなさまもご自分の肌質や、気質に合ったコスメに出会えますように!
近夏を少しでも快適に過ごされますよう、お祈り申し上げます。
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