自作リュック2作目が完成したので、レポートします!
今回の制作期間は、事前準備を含めて5日間でした。
まず、1作目の失敗を踏まえて、どのように構想したかご説明したいと思います。
1作目のデニムリュックから学んだ改善点として、
・リュックには手入れが簡単な生地を選ぶべき
・軽量素材を使うべき
・背負い紐にクッションを入れるべき
・完全に満足できるリュックになる保証がないので安価な素材に限る
以上の4点を前提として構想しました。

糸はナイロン素材のミシン糸、白(裏地用)と黒(表地用)。
針は「メリケン7号」と「三ノ二」、指ぬきは金属のもの。
これらも100円ショップで購入しました。
制作期間を短縮するため、可能な限りエコバックの形状を活かして設計を進めました。
●リュック2作目の設計
エコバックのサイズは、同じ製品を必要数確保できず、表地用と裏地用で異なりました。
表地用が平らに置き持ち手部分を除いて37cm×35cm、マチ若干。
裏地用が平らに置き持ち手部分を除いて35cm×36.5cm、マチが4.5cm。
マチを開くと裏地用の横幅が広かったため、余分をカットして縫い直しました。
縦幅は35cmでカットしてしまいます。
リュックの完成サイズは横幅26cmにしたいので、これを基準に残りのサイズを決めました。
●100円エコバックを素材にするポイント
ダイソーのエコバックを触ったことがある方ならお分かりかと思いますが、この素材は汚れに強く、乾きやすく、超軽量である代わりに、ものすごく薄く、強度が低いという特徴があります。
リュックサックとして運用するからにはそれなりの強度が必要ですよね。破れないように気を使って扱わなければならないようでは、リュックサックとしては失格だと私は考えます。
・縫い代までしっかりと接着芯で補強する
・裁断した布の端など、弱い箇所の補強を重点的に
・背負い紐を縫い付けた箇所にも補強を施す
・表地、接着芯、裏地がぴったりと重なって初めて面の補強になるため、接着芯がはがれたとしても浮かないよう、きちんと縫い押さえる
・布地と布地の継ぎ目では、縫い代の端を内側に折り込んで縫い押さえる
あと2回続きます。
2回目、3回目で制作手順を解説します。
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