30代に入った頃から、ふと鏡を見るたびに「ん?毛穴…こんなに気になってたっけ?」と思うようになりました。20代の頃は、多少の毛穴の開きなんて気にせず、むしろ「ツヤ感」として受け止めていたくらい。でも30代になってからは、ファンデーションのノリが悪くなったり、
夕方になるとテカリとくすみが合わさってどんより見えたり…。そこには明らかに“毛穴”という名の存在感があったんです。
【1. 開き毛穴:皮脂過剰が原因の代表選手】
私がまず気づいたのは「開き毛穴」。小鼻から頬にかけて、まるで柑橘の皮みたいにぼこぼこ…。皮脂が出やすい私の肌質では、夏場は特に顕著でした。朝しっかりメイクしても、午後にはヨレてくるし、ファンデの上から毛穴が見えるのもショック。
そんな時、私が始めたのが「ビタミンC美容液」の導入。韓国コスメの中でも人気の高濃度ビタミンCを夜のスキンケアに組み込んでみたら、1ヶ月ほどで少しずつ毛穴が目立たなくなってきたんです。最初はピリつきが怖かったけど、保湿と組み合わせてあげれば大丈夫。皮脂バランスが整って、開きも落ち着いてきたように感じました。

【2. 黒ずみ毛穴:汚れが酸化して見える「詰まり」】
次に気になったのが「黒ずみ毛穴」。特に鼻の頭やその周り。まるでいちごみたいなプツプツ…。若い頃は、毛穴パックで一気に取るのが楽しかったけど、今思えば逆効果だったかも。
最近は「酵素洗顔」と「クレイパック」を週1~2回取り入れることで、毛穴汚れが溜まりにくくなりました。それに、意外と見落としがちだけど「メイク落としの丁寧さ」も大事。ポイントメイクは専用リムーバーで優しく落とすようになってから、黒ずみも少しずつ減ってきた気がします。
【3. たるみ毛穴:重力と年齢のリアルな関係】
一番ショックだったのが「たるみ毛穴」。これはまさに30代後半に差し掛かって気づいた存在。頬の毛穴が縦長に見えるようになってきたんです。メイクで隠そうとしても、余計に凹凸が目立ってしまって逆効果。
肌のハリの低下が原因と聞いて、真っ先に始めたのが「コラーゲンをサポートするスキンケア」と「顔のマッサージ」。特にヒト型セラミドやナイアシンアミド配合の美容液が相性良かったです。あと、姿勢を正すこと、寝る前のスマホ時間を減らすことも意外に効果がありました。顔のたるみって、生活習慣ともつながってるんですよね。
【毛穴は、隠すものじゃなく整えるもの】
昔の私は「毛穴=隠すべきもの」と思っていました。でも今は、「毛穴は、肌の調子を教えてくれるサイン」だと感じています。乾燥していたら開きやすくなるし、皮脂が増えれば詰まりやすくなる。肌が元気なら、毛穴もおとなしくしてくれる。それに気づいてからは、無理に隠すのではなく“整える”ケアにシフトしました。
スキンケアは一朝一夕で結果が出るものじゃないけれど、毛穴に向き合うことで、自分自身のライフスタイルや肌との向き合い方も変わってきた気がします。30代は、肌ともっと深く付き合っていく時期。毛穴はそのパートナーのような存在なのかもしれません。
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