最初に正直に言うと、ジョー マローンって私にとっては「ちょっと背伸びした大人のブランド」でした。パッケージもシンプルで高級感があって、デパートの香水コーナーで見かけるたびに気になってはいたけれど、なかなか手に取れなかったんです。
でも、「ボディスプレーなら挑戦しやすいかも」と思って選んだのが、このサイプレス & グレープバイン。結果から言うと…今の自分の気分にぴったりすぎて驚いています。
香りの第一印象:
スプレーした瞬間、すっと深呼吸したくなるようなウッディな香りが広がります。よくある“甘い香り”とは全然違っていて、どこか中性的で、静けさと品がある。
でもただ「落ち着いてる」だけじゃなくて、よく嗅いでみると**グレープバイン(ぶどうのつる)**の少し青っぽくて渋みのある香りが、奥に潜んでいるんです。この複雑さがクセになる。何度も香りたくなるような不思議な中毒性。
日常の中でどう使っているか
私はこのボディスプレーを朝のコーディネートの仕上げに使っています。たとえば、白シャツにデニムみたいなシンプルな服の日も、この香りをまとえば一気に“格上げされた自分”になれる感じがして。
職場に行く前にこの香りをつけていると、通勤中の混雑した電車の中でも、ふとした瞬間に香りが自分の周りにだけほのかに漂って、「大丈夫、今日も自分らしくいこう」って気持ちに切り替えられるんです。香りで自分をリセットするスイッチになっています。
香りの持続力と使い心地
香水ほどの持続力はありませんが、1~2時間はふんわり香ってくれるので、朝つけて午前中はしっかり余韻が残ります。香りが強くないので、オフィスでも浮かないのが嬉しい。午後にはほとんど飛んでしまうので、リフレッシュしたいときにお昼休みにもう1プッシュするのもアリ。

スプレータイプで肌にも軽く使えて、アルコールの刺激も気にならないので、**肌が弱めな私でも安心して使えました。**夏場でもベタつかず、洋服にも付きにくいのも嬉しいポイント。
周囲の反応
女子会で友達に「なんか今日、落ち着いた香りするね、素敵!」って褒められたことがあって、それ以来“勝負の日”にも使うようになりました。恋愛にも仕事にも自信を持ちたい20代後半の今、媚びない香りを身にまとえることが、ちょっと誇らしいです。
まとめ:香りって、自分の気持ちを引き出すものなんだ
サイプレス & グレープバインは、“私らしくあるための空気”をつくってくれる香り。女性らしさを押し出しすぎず、それでいて人とかぶらない、芯の強さと透明感を併せ持った空気感。
甘くない香りが好きな人、ユニセックスで自然体な香りが好きな人には本当におすすめ。
香りって“誰かにどう思われたいか”じゃなくて、“自分がどうありたいか”で選ぶものなんだなって、このスプレーが教えてくれました。
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