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洗顔法:【すすぎ方】「流水すすぎ」vs「ためすすぎ」 衛生的にためすすぎ    

洗顔法:【すすぎ方】「流水すすぎ」vs「ためすすぎ」 衛生的にためすすぎ    

洗顔はお手入れの基本と言われます。

幾つかの洗顔料を使うようになって、
すこしずつその違いなどもわかるようになってきましたが、
すすぎ方にいて、いろいろ模索していました。


■すすぎ方
洗顔後、なにげなくすすいでいましたが、
すすぎ方の基本って、ないのでしょうか?

○手の動き
たとえば、手の動かし方。

化粧水、クリームなど、つける時に、
つけ方の方向によって、お肌を引き上げもすれば、引き下げもします。
洗顔も、一般的には、手を上下に動かしますが、
上方向だけに引き上げて、すすぐとか(笑)

と思ったところで、そもそも、手を動かすこと自体、
お肌への摩擦となり、マイナスなのかもと考えられます。


○プロのすすぎ方
ソフィーナのBAさんに、手の動きは、どんなふうにしたらいいですか?
と伺ってみたことがあります。

すると、「こんな感じで優しく・・・・」

と言われて、手を顔の前に持っていき、
ふわ~っと覆う手の動きは、本当にやさしくて、
さすが、プロ!  と思ってしまいました。


そうよね。
顔をこすっちゃいけないのよ・・・・

ということで、それから、
やさしくやさしく、お湯をかけるようにしました。


■流水か ためすすぎか
その時に、お湯は、流水なのか、
ためすすぎなのかも、伺いました。

ためすすぎは、なんとなく不衛生な気がして、
したことがありませんでした。
桶を用意して、ためるのも手間ですし・・・

しかし、震災直後の、節水を考えなくてはいけないとき、
流しっぱなしはよくない。
洗顔はためすすぎにして、お水の節約。
と思って、ためすすぎにしたことがあります。

その時に、発見(?)したのは、
アワアワの手をためた洗面器に入れずに、
まずすすいでから行うこと。

そして、洗面器の上で顔をすすがない。
洗面器をサイドに置いて、
そこからお湯をすくってすすぐということでした。

それによって、お湯を手の中に入れて、
一気にすくうことができるので、
とても効率がよく、顔に連続して、パシャ、パシャと、
お湯をかけることができ、肌を手でこすらずに
すすぐことができることを発見しました。

流水すすぎは、知らず知らずのうちに、
手の中にお湯がたまる数秒の間、
止まっています。
その間、水は流れっぱなしです。
そのムダがなくなります。

さらに、洗面器をサイドに置くことで、
顔を流すお湯で汚れにくいのです。

震災後の節水の風潮がおちついてからは、
洗面器にお湯を受け、お湯は流しっぱなしにしました。
洗面器からオーバーフローした状態になるので、
常に新しいお湯と入れ替わります。

今まで、流しっぱなしだったので、水の使用料は同じです。
流しっぱなしのお湯を、洗面器で受けているという感じです。
たまったお湯を、一気に救えるので、効率よくすすぎができる気がします。


■すすぐ順番
顔のどこから、すすぐのが「効率的」なのでしょうか。
ここは、「肌にいいか」ではなく、
「効率的」かということで考えています。

すすぎで、一番気になるのは、生え際あたりが、
きちんとすすげているか気になります。
さらに、すすぎながら、
洗剤が髪の毛の奥に、いっていないか気になります。

ヘアバンドや、ターバンをしっかり装着することで、解消もできますが、
しっかりヘアバンドをすると、へんな癖がついて、
そのあとがめんどうだし・・・

顔の中央部分から、すすぎ始めると、
次第に泡が生え際に押しやられているような気がします。
そこで、まず、
生えぎわの泡が、奥に入り込みそうな
額のあたりを、丁寧に、横方向の手の動きで、泡を落としておき、
髪の毛の奥に入り込まないように、取り除いておきます。
防波堤、ではなく、お城の周りにあるお堀のような
イメージで、泡をくりぬいておく感じでしょうか?

  そうそう、染み抜きをするときに、
  シミの少し周りを、染み抜き剤で円を描くように囲みます。
  それと同じ方法です。
  予めそうしておくと、中央からのシミを抜いても、
  囲った円以上は広がらないのと同じ原理です。

額周りの泡を除去したら、
凹凸があり泡が残りやすい、
鼻のあたりから、外に向かって洗い流していきます。

顔の周辺の泡は先に除いているので、
それ以上、広がることを食い止められます。
そんな順番で、洗っていました。

が、これが果たしていいのかどうか、よくわからず、
最近は、また適当になっていますが(笑)


すすぎ方を、探してみたら
○パーツすすぎというのがありました。
  →http://www.sengan-sekken.net/kisochishiki/susugi.html

こちらでも、最初に顔周りと書かれていました。





■ホットタオルで泡をとる
それとは別に震災の時に、節水のために
あれこれ考えてみた洗顔法です。

お湯の消費は、泡を消すために使われるお湯が、
結構、多いということ。

そこで、ホットタオルで、まず泡を抑えるように拭き取ってしまってから洗顔、
という方法を思いつきました。

これは、かなり、効果を発揮しました。
朝の忙しい時間、おでかけしないといけない時など、
額、生え際あたりの泡残りが、気になるところを、
まず、ホットタオルに吸収させます。
そして全体をおさえると、かなりすっきり落とすことができたのです。

そのあとの洗顔は、実に手早くできます。

この方法のヒントは、お手入れ会のクレンジング落としにありました。
お水が使えない状況下では、ホットタオルが使われています。

そして、ホットタオルのマスクというお手入れも
ちょっとしたブームになっていました。


■ホットタオルが注目
この方法、どのステップで取り入れるかというのは、
それぞれ、いろいろなところに組み込ませていました。

クレンジングの前、化粧水前、クリームのあと・・・

まあ、どこでもよいという感じなので、
洗顔の泡を落とすのに、ホットタオルでふくだけでなく、
ちょっと、時間を置いて、マスクも兼ねたら? と思ったのです。


■ホットタオルオフは、形勢不利
ところが、お手入れ会や、ホットマスクを出しているメーカーさんなどに、
こういう使い方はどうかと伺うと、
どうも雲行きが怪しいのです。

洗顔で、汚れた泡をタオルをあてて時間を置くと、
汚れを戻してしまうのではないか・・・とか、
お手入れ会では、水が使えないため、簡易的に行っている方法なので・・・と
基本的には、洗い流してください・・・と。

もちろん、あとから洗い流すのですが、
洗い流しを効率よくするためのワンステップということで、
取り入れてみたいと思うと言っても、
どうも、お返事は、どこも芳しくないのでした(笑)

そんなわけで、洗顔の泡とり、クレンジング剤除去の一時除去のための
ホットタオルは、今はしなくなりました。


■思わぬホットタオル効果
しかし、年末、給湯器が壊れ、
すすぎをぬるま湯でするには、お湯を沸かす量もかなり必要で、
しかたがないので、冷たいのを我慢し、
お水で洗っていました。

手も顔も凍えそうなのですが、
そういう状況下になると、肌は耐えるもんだなぁ・・・と思いました。

とはいっても、ひきしまりすぎている感じがあり、
ホットタオルで温めて、緩ませてから、化粧水をつけていました。

この時、ホットタオルの効果をとても実感できたのでした。


■節水にポイントを置いた洗顔  シャンプー
震災時のように「節水」ということにポイントを置くと、
泡ものの濯ぎは、まず泡を取り除くことだと思うのです。
そして、流水すすぎをしない。

ということで、シャンプーのすすぎなども、
泡泡になった泡を、絞るように取り除いてからすすぐ。
そしていきなり、シャワーをかけるのではなく、
桶にためたお湯で、ある程度、髪の泡を取り除く。
それから、シャワーですすぐげばいい。

と「脳内」節約すすぎをしていました。
これは、実践したわけでなく、
私、「節約を意識して考えています」という、アピールです。
(いったい誰に対してのアピールしているのかわかりませんが・・・
 世の中の清貧生活の風潮に対して かな 笑)


そんなことを考える一方で、
これは、ヘアケアの専門家からみたら、
髪の毛から泡をしぼるなんて、
髪が痛むって言わそう・・・と、
1人、ツッコミしながら、
今は、「節水」が第一条件なので、髪の痛みは二の次なんです!
と、実践してもいないくせに、
節水洗顔、節水シャンプーなんて、
考えていたのでした。(笑)


■予洗いとすすぎ回数
顔の洗い方、どんな方法があるのかなと、と思っていたら、
予洗いという方法を、はるとんぴさんからご紹介されました。

そして洗い流しは100回。
  ぬるま湯 70回
  冷水   30回 

  ○お手入れのススメ
    →https://beautist.cosme.net/article/398594


洗顔の回数も、いろいろな情報があるようです。
この洗い流しは、流水・・・ですよね。 たぶん・・・

水道代との兼ね合いもありそうです。

でも、確かに効果が違うという声も、あるので、
百聞は一見にしかず・・・


そして、
ありとあらゆる情報を入れて完成した方法 として、
Noah♪が洗顔法をご紹介されいます。

○何を使うかではなく、どういうやり方か。
  →https://beautist.cosme.net/article/170003

さらりと(というほど、さらりではありませんが)書かれていますが、
きっと、たくさんの情報の中から取捨選択し、
試しながら、自分の方法を見つけられたのだと思います。


私は、こういう、自分で模索しながらみつけた方法、
情報が好きだし、貴重だと思います。

それは、すべての人に有効なわけではないですが、
その過程や、方法の中に、自分にあった方法をみつける
ヒントがあるような気がしています。


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■【洗顔法】
○洗顔法:【洗う順番】油分の多い、Tゾーンから(それって意味ある?) 
   →https://beautist.cosme.net/article/422001
○洗顔法:【すすぎ方】「流水すすぎ」vs「ためすすぎ」 衛生的にためすすぎ ←ここ   
   →https://beautist.cosme.net/article/273146

○【洗顔の温度】:いつもの洗顔温度はどれくらい?(50度洗いのテーマ含)
   →https://beautist.cosme.net/article/412471
○【洗顔の温度】:シャワーで顔にかかるお湯対策 
   →https://beautist.cosme.net/article/312124

○洗顔法:人の肌は、お手入れ法に順応する?!
   →https://beautist.cosme.net/article/275475
○スキンケア:肌が記憶しているスキンケア
   →https://beautist.cosme.net/article/289460


■新・洗顔法
○美容情報:42度洗顔って、大丈夫?
   →https://beautist.cosme.net/article/374699
○美容情報:42度洗顔の情報 各種情報をどう判断するか ←ここ
   →https://beautist.cosme.net/article/420503


キトキトさん100人以上のメンバーにお気に入り登録されていますがコメント'13/2/9 1:06
→こすってましたが、最近は私もなでるようになりました。これだと、鼻の凹凸のあたりの洗剤がおちなくて、どうしたら落としやすいか模索してます。あっ!わかりました。私、肌のことの考えて洗顔してるのでなく、いかに効率よく洗うかにポイントがあるみたいです。.
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. キトキトさん100人以上のメンバーにお気に入り登録されていますがコメント'13/2/9 1:06
>mariko.sさん 今回、みなさんの洗顔のお話を伺って、本当に人それぞれなんだなぁ・・・って思いました。美容家さんが、洗顔はこうすべしと言われていることが、不毛な気がしてきました(笑)洗顔で留意するポイントを示して、自分でアレンジすることの大切さを謳って欲しくなりました。当初、ごしごし→.
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. mariko.sさんがコメント'13/2/8 23:35
皆さん色々工夫されているのですね(*^^*)勉強になります。クリップさせて頂きました♪私も洗顔は、お水(ぬるま湯)で「顔をなでる」ようにしています。手は肌に触れません♪皮膚が薄く赤みが出やすいのですが、この方法は刺激を感じないので気に入っています。.
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. キトキトさん100人以上のメンバーにお気に入り登録されていますがコメント'13/2/3 0:30
>花と蝶さん 給湯器、壊れましたか。必要は発明の母ですね。惜しむらくは、洗剤のホットタオルオフという方法を考えておきながら、給湯器が壊れた時、この方法を思いつかなかったのか・・・です(笑)そしたら、洗剤落とすのラクだったのに。たぶん、汚れを押し込むって言われたことが、それをさせなかったのかも。.
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. 花と蝶さん100人以上のメンバーにお気に入り登録されていますがコメント'13/2/2 15:57
給湯器が壊れて……!同じです!私は、それからホットタオルの温度を下げて←とゆーか勝手に下がってしまう。 使うようになり今までの温度よりベストなことが判明しました☆(予約更新で既に記事にしています。)思わぬトラブルでの発見、てところでしょうか(*^^*).
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