
お伊勢参り2012そのです
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外宮→猿田彦神社と続いて、メインの内宮です
入口の鳥居
なんか、すごく変わったお天気の日だったんですよ
お天気なんですけれど、ミストシャワーのような雨が降っていて、すこし気温を下げてくれているカンジ。
濡れた~ってカンジにならないので、気持ちいい雨だったんですよね
緑がそんなミストシャワーに映えてキレイだった
内宮の庭園はとってもキレイに整えられています
手水を取る手水舎。
広くて、大勢が一度に使えます
内宮には、この手水舎のちょっと先に五十鈴川が流れていて、本来はそこで禊(みそぎ)をします。
この禊という習わしですが、日本という国を創りだした神様のひとりである伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が、自身の妻であり共に日本を創った伊耶那美命(いざなみのみこと)を追いかけていった黄泉の国から、逃げ帰ってきた時に水につかって禊祓(みそぎはらえ)をしたことが起源です。
その際に、左目を洗った時に産み落とされたのが、内宮で祀られている天照大御神で、高天原(いわゆる神様たちの世界)を治める神様になります。
ちなみに、右目を洗った時に産み落とされたのが月読命(つくよみのみこと)で、夜の世界を治める神様、鼻を洗った時に産み落とされたのが須佐之男命(すさのおのみこと)で海原を治める神様になります。
この3人の神様が、いわゆる三貴神になります
内宮の本宮も写真撮影禁止なので、直前の石段の下から撮ったもの
平成25年は、神社検定の試験にも出ていましたが、20年に一度の式年遷宮です。
式年遷宮ってっていうと、20年に一度、古くなった御社殿を新しくして、神様にお遷り願う式典になります
御装束神宝など、すべて新しくする、神宮でも一番の行事になります
現在の本殿の隣に、新しい本殿が既に造られ始めていました
来年はより一層伊勢が盛り上がりそうですね
伊勢神宮では、天照大御神が祀られていますが、三種の神器である八咫鏡が祀られています。
これは、天照大御神が、邇邇藝命が地上に降りる際に、3種の神器のなかでも鏡を自分の御魂だと思って祀りなさい、といった持たせたからです。
なので、皇居に祀られているのは、八咫鏡のご分身なんですよね
ちなみに神器のひとつ、草薙剣は名古屋の熱田神宮で祀られているので、皇居にあるのはそれもご分身
勾玉だけが本物で、剣のご分身とともに皇位継承の証とされています
八咫鏡は天照大御神の御魂。
それを祀る伊勢神宮は天照大御神を祀っているということなのですが、伊勢にお社を建てて鏡を祀ろうとした倭姫命に、天照大御神が『美しい場所だから降りる』といって降りてきた…というエピソードがあります
なので、伊勢神宮には御魂だけでなく、天照大御神ご本人が居らっしゃるんですよ
ってか、天照大御神って、須佐之男命に手を焼いて岩戸にこもっちゃったり、高天原を治めるようにいわれているのに綺麗な場所だから降りる~って言ってみたり、一人で寂しいから豊受大御神にゴハンの世話をさせるようにそばにおいて~とか言ってみたり、かなーりカワイイ神様ですよね
そんなわけで、伊勢神宮のメイン、内宮でした
おまけのそのに続く~
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