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洗顔法:【泡洗顔】『「泡洗顔」をやめるだけ』(吉川千明) ああいえばこういうの世界 

洗顔法:【泡洗顔】『「泡洗顔」をやめるだけ』(吉川千明) ああいえばこういうの世界 

泡洗顔がブームになりました。

なぜ泡で洗うとよいのか・・・・・
いろいろ、調べてみたのですが、その明確な理由がよくわかりませんでした。
そうこうしているうちに、今度は、泡洗顔はやめた方がいいということを
提唱する方が登場。


他にも、泡洗顔を否定される方がいらっしゃるよう。


私は、基本、この手の本に書かれている内容は信じません。
本を売るためのセンセーショナルなタイトルや、方法がとりあげられがち。


出版の裏でこんな会話が聞こえてきます。

Dr「そのタイトル、どうなのかしら?」
編集「いや、その方が食いつきがいいんです。売れますから・・・」
Dr「あら、そうなの・・・・じゃ、それで・・・・」


一般向けに出版するような医師は・・・・・
バックに化粧品メーカーがついて、広告塔にさせられているケースが多いような・・・


医師、自ら、化粧品の開発なんてできない世界だと思います。
餅屋は餅屋・・・・
できたものに対して、これでいいんじゃない?
とお墨付きを与えているだけ。


正しいことと、間違っていることを見極められる目を持ちたいものです。




【元記事】'12/8/24 10:21
■ああいえばこういうの美容情報
美容情報の常、ある方法が注目されブームがおきると、
必ず、それを否定する方法が提唱されます。

『「泡洗顔」をやめるだけ』吉川 千明(講談社の実用BOOK) 2010年

センセーショナルなタイトルの書籍があるようです。
まず、これを見た最初の印象・・・

   タイトルの勝利!  

えっ、どういうこと?!
誰もが興味を引く、キャッチのうまさがあります。




■泡洗顔をやめるというのは・・・
この本の基本的な趣旨は
泡洗顔はよいものまで取り除いてしまうので、肌が乾燥してしまい、肌荒れの原因になる。
泡の変わりにクレンジングミルクを使いましょう。

(なんだか、オイルクレンジングがダメという流れに共通したものを感じます。
 ブームとなった方法の否定から入る。)

クレンジング後、泡洗顔でダブル洗顔すると、
必要な角質層がダメージを受けて傷つき奪いとってしまう。
そこに、化粧水や美容液を加えても、肌は吸収しない。
角質層が破壊されて乾燥肌となり、大人ニキビ、くすみ、シワのトラブル発生。
脂肪肌の場合は、油分を補うためにオイリーにというもの。

「泡洗顔をやめてミルククレンジングにするとよい」ということらしいです。

そしてそのあとについてくるおまけ。
その後のケア商品にお金がかかるということでは?

以上は、本は読んでおらず、
ざっとネット内の情報をまとめたものなので、あしからず。


■真の主旨は?
 著者が提唱する化粧品への誘導ではないのかな?(笑)
 そして、泡洗顔がダメと言ってはいるけど、
 主旨はダブル洗顔がNGということで、
 ミルククレンジングに変えて、洗顔をやめましょうということのよう。
 今、話題の「泡洗顔」をキャッチにして気を引く、うまいコピー?

なんて、うがった見方をしてしまいました(笑)


■合う人もいれば、崩れる人もいる
確かにこれでうまくいく人もいるのかもしれません。
乾燥肌で、油分などを取られすぎていた人などは・・・
しかし、人には長年、習慣にしてきたスキンケアというものがあって、
お肌はそれを記憶しているのだと思います。

それまでの方法がうまくいっていたのに、
いきなり泡洗顔をやめて、ミルククレンジングにして、
ダブル洗顔をやめてしまうと、肌状態が途端に崩れてしまって、
修復が難しくなるってことがありそうな気がしています。

私は、今のところ、ダブル洗顔をしています。
特に問題を感じていません。
そして、幸いにも(?)使っているクレンジングは、
うるおいを加えるタイプです。
洗顔料もうるおいを与えてくれます。


■スキンケアの記憶 同じメーカーのものを長年、使ってきて、
界面活性剤とかいろいろ添加物は入っているけど、
お肌はそれに順応していて、
その化粧品にあったお肌が作られているのかなと、
最近、感じるようになりました。
そして、なんにもしなかった時代に、
強いお肌の基礎が作られていた・・・って(笑)

【参考】
 ○洗顔法:人の肌は、お手入れ法に順応する?!
   →https://beautist.cosme.net/article/275475

いろいろ、よくないと言われるものは入っているかもしれないけど、
メーカーも、それなりに、肌に負担のないケアのために
いろいろな技術を開発していると思うし・・・

その技術のよいところを享受して、肌は覚えている気がします。
たまに、他の化粧品を使うと、あれ? これ何か違う・・・と感じて、
定番メーカーの良さを知るということがよくありました。


■個人にあったクレンジング 洗顔料がある
泡洗顔も、すべての人にとってダメなわけではなくて、
その方法でも、なんら問題のない人もいるということなのだと思います。

そう言う人が、せっかく自分に合ったケアをしているのに、
キャッチコピーに乗せられて、取り入れてしまったことで、
返って肌を乱すこともあるんじゃないかと思いました。


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【関連】泡洗顔
○洗顔法:【泡洗顔】泡だてポイントは「水」「洗剤」の量 そして「空気」の含ませ方
   →https://beautist.cosme.net/article/287077
○洗顔法:【泡洗顔】ネットを使うとなぜ泡立ちやすいの?
   →https://beautist.cosme.net/article/248860
○洗顔法:【泡洗顔】ネットの使い方でも泡立ちは変わる 
   →https://beautist.cosme.net/article/287062
○洗顔法:【泡洗顔】『「泡洗顔」をやめるだけ』(吉川千明)ああいえばこういう・・・
   →https://beautist.cosme.net/article/289469

〇洗顔料:【泡なし】泡がブームの中、泡なしを謳う洗顔料の実力は?
   →https://beautist.cosme.net/article/273962


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