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ゲラン。ゲラン。魔法のコスメ。

ゲラン。ゲラン。魔法のコスメ。

愛してやまない、ゲラン。

残暑厳しいけれども、ウインドウにはAWもの。
そう、季節は秋。
ゲランは、こよなく秋冬が似合う。
潔い、美しさ。
凛としていて、自分からは決して媚びる事の無い、気高さ。
それでいて、湖に張ったばかりの様な、薄い透明な氷のような脆さ。

初めてあったときには、誰もが感じる、高嶺の花、感。
そう、男にしか解らないはずの気持ちを、女にも代弁してくれる。
そんなクチュール。

触れるまでは、オバさんくさいんじゃないか、とか。
もしかしたら、いろんな意味でお高いだけで、他のクチュールと何ら変わらない、とか。
思ったりもした。

触れてみれば、もう離れる事はできない。
小悪魔じゃない。魔女みたいな、クチュールが、ゲラン。
でも、決してそこに広がる世界は黒くなく。
むしろ、白い光に満ちている。
しかし、取り憑かれた私は、触れ続けざるをえない。
それが、魔女たる由縁。

他のクチュールでは、
ルージュだけ。
香水だけ。
化粧水だけ。
マスカラだけ。
それだけ、のモノが好きだったりする。

ゲランに限り、未だに裏切られない、幻想。
幻想が、現実になる瞬間をくれる、それが一瞬であったとしても。
香水も、
パウダーも、
ルージュも、
マスカラも、
カウンターで得る、特別感も。

一番女が美しいのは、本当はそのままであったりする事なのかもしれないが、
女には、夢を抱き続けることで、そのままの自分を美しいと感じる事ができるのではないかと、思わせる。

魔法が必要なのではないかと、足を止めてしまう。
少し、迷ってみたくなる。

これからも、ずっと、私を惑わせて欲しい。
この季節も、私を、迷子にさせて欲しい。
色褪せない、恋のように。

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