『子どものための哲学対話』、これはかなりのお奨め本ですよ
2011/9/10 18:25
■ 子どものための哲学対話
■ 講談社
■ 永井均/内田かずひろ
児童文学が好きなので
本屋さんでも子供向けのコーナーを覗くことが多い
灰谷健次郎の『太陽の子』や『兎の眼』は何度読み返しただろう
子供がケナゲに前向きに頑張ってる姿は自分を素直な気持ちにさせてくれる
今日はブックオフの児童書のコーナーで
『子どものための哲学対話』という本を見つけて買ってきた
取っつきにくい哲学が、子供向けに書かれているので大人にも分かりやすい
『元気が出ない時どうしたらいいか』の問いに
『時がたつのを待つだけさ、たいていのことは時が解決してくれるからね』
という明快な回答は見事で、子ども向きだからと侮れないほど中身は深いです
この本はペネトレという猫と中学生のぼくが本質的な疑問について対話しながら
読者を哲学の世界にいざなっていく
ペネトレという猫は著者の分身であり、
著者の永井さんはペネトレを通して哲学を語っているのだ
『どうして人を殺してはいけないの?』
と子供に聞かれた時、すぐに明確に答えられる大人は少ないと思う
私を含めて多くの大人たちは、固定観念に縛られていて
当たり前と教育されてきたことを、当たり前に受け入れてしまっている
だから、『なんで?』とか『どうして?』って大人にとって当たり前のことを
聞いてくる子供の方が、よっぽど哲学的思考を持っているのかもしれない
文章が短いことやイラストも沢山あるので
哲学書と構えずに読めば取っつきやすいので
内容が深いこの本を、是非子供にも読ませて欲しいと思う
人間は自分のことをわかってくれる人なんかいなくても
生きていけるってことこそが
人間が学ぶべき、なによりたいせつなことなんだ
ペネトレのこの言葉、説得力ありますね
哲学に興味が沸いたときに入門書として価値のある本です
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