
NAATIテスト
2012/11/5 14:27
NAATIというのはNational Accreditation Authority for Translators and Interpretersの略で、簡単に言ってしまうと通訳・翻訳士の国家資格みたいなものです。
このNAATIが提供する講座を修了するか、NAATIの主催するテストを受けて、合格すると翻訳士・通訳士としての承認がもらえます。
オーストラリアで翻訳士・通訳士として活躍するにはNAATIの資格は持っておいたほうがいいです。
なぜかというと、公式な文書などの翻訳はNAATIの承認を受けた人の翻訳でないと、認めてもらえません。
たとえばオーストラリアに移住したい。。とか運転免許をこっちのに書き変えたい。。とかいろいろ日本語の書類を翻訳したものを公的機関に提出する機会って結構あるんです。
その時に公的機関に正式に提出する文書の翻訳はNAATIの資格を持った人の翻訳でなければ認められないのです。
どんなに英語に自信があって、日本でバリバリ第一線で活躍してる翻訳士、通訳士さんでも、NAATIの承認がなければオーストラリアに通訳士・翻訳士として正式には認めてもらえません。
さらに国家試験とほぼ同等のものなので、試験はごっつ難しいと聞きます。
そんなのは必死こいて勉強すりゃなんとかなるって思うかもしれませんが、さらなる難関がテストの受験料です。
まず意味不明なのが、オーストラリア国民&永住権所持者は受験料が安い。(差別やん!)
テストにもレベルがあるのですが、
1.パラプロフェッショナル(通訳・翻訳)
2.プロフェッショナル(通訳・翻訳)
3.アドバンスト(翻訳のみ)
となっており、難易度は1<3って感じです。(つまり数字が大きくなるほど難しい)
で、プロフェッショナルとアドバンストの翻訳は英→他言語、他言語→英語と両方向で翻訳ができるようになるにはテストを二回受けなければなりません。もちろん受験料は2倍。
今回私が受けようと思っているテストのレベルはプロフェッショナル。
1回のテストの受験料は、永住権保持者ではないので、$694.00。。。
でも両方向翻訳できるようになりたいので、それのかける2で$1388.00。。。。。
受験手数料が永住権等関係なく$106.00上乗せされる。。。。。。。
合計$1494.00
とてつもない出費ですよ!1ドル=83円と考えても試験受けるだけで12万4千円って何さ?!
え?!どこからそんな金が出てくると思ってんだ、タコーーー!!!
まぁ、こんなNAATIの資格なんてなくても翻訳・通訳はできますよ。できないことはないと思います。
ただ雇う側からしてみれば、NAATIというのはその人のレベルを測るのにいいものさしになるんですよね。
「NAATIの資格持ってんの?あ、じゃあ雇おうかな。」とかさ、きっとあるんだと思います。
だったらやっぱ持ってたほうがいいじゃん?!私の取り柄なんて言語しかねぇんだ!!!
なんて思ってみるんですけど。。。億劫なんです。資格とっても3年ごとに更新しなきゃいけなくて、更新基準ってのを満たしてないと資格は失効してしまいます。
もうね。。ハードル高すぎ。資格は一生ものっていう宣伝文句日本で聞いたことありますけど、こっちじゃそんなことないっすから。。。(/TДT)/
はぁ、愚痴ばかりを言っても始まらんので、今日もてってけ勉強します。
って言っても日本の英検とかみたいに教材とか普通に売ってないんで、NAATIから直接過去問(というかサンプルテスト)を購入して、それを繰り返しやるくらいしか勉強法がない。。
しかも翻訳なんてみんなが一語一句同じになんて訳せるわけないから、多少訳が変わってくるけど、どこまで許容範囲なのかとかもぜんぶわかんないから、自分が「これならいける!」って思える瞬間がない。。。。怖いよぉー(ノω・、)
そうそう、今日NAATIに問い合わせてみたら、
「今年の試験はもういっぱいなので、今申しこまれると、来年の1月になります。」
だって。。。
今年中に受けたかったんだよぉおおおおおおおおおお!!(◎`ε´◎ )嫌なこととか厄介なことは来年に持ち越したくないもんね☆
このやろぉ。。。。o(TωT )
私、負けない!!!!!!!
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