トップノートがどうとか、香りを分析するよりも、
自分の好きな香りを漠然と楽しむのが好きです。
香水に限らず、洗剤や柔軟剤の香りや、入浴剤の香りなど、
お気に入りの香りを見つけては、癒やされています。
香りの持つ効果は侮れません。
疲れた体を癒やしてくれたり、
気持ちをシャキッとリフレッシュさせてくれたり、
女性らしい優しさ・華やかさを演出したり。
素晴らしい効果を秘めていると思います。
最近は、疲れ気味なので、
癒やしを求めて、アユーラの香りを使うことが多かったけれど、
久しぶりに違うフレグランスも使ってみようと、
手をのばしたのは、エルメス「地中海の庭」。
爽やかな香りなので、秋冬に使うのはどうかと仰る方もいると思いますが、
私は好きな香りであれば、自分が使いたい時に使ってしまいます。
私にとってフレグランスは自己主張ではなく、自己満足なのかもしれません。
多少は「ね?いい香りでしょう」という気持ちもあるけれど、
なるべく香害にならないように気を付けながら、
自分自身を満たすものに変わってきました。
さて「地中海の庭」。
私はエルメスの庭シリーズが好きで(「屋根の上の庭」はまだ試してないけれど)、
一時「ナイルの庭」をリピートしまくっていました。
自分の中では、
ナイルの庭 > 地中海の庭 > モンスーンの庭
という順位付けがあって、「ナイルの庭」の使用頻度が高かったのですが、
なんとなく今は「地中海の庭」の気分。
どれもいい香りなんだけどね(「モンスーンの庭」はややクセが強いかもしれません)。
久しぶりに感じる香りは、やはりとても素敵。
香水にありがちな重さもあまり感じられず、
軽やかで使いやすい。
こちらのフレグランスを手がけたのは、ジャン=クロード・エレナという調香師。
彼は、エルメスの人気調香師で、庭シリーズや
エルメッセンスコレクション(貴重な素材を使い、
エルメスが独自のスタイルで書き下ろしたフレグランスコレクション)を
手がけています。
彼の作品は、上品で繊細、落ち着いた印象で、
自分自身の快適さ、リラックスできるようなものが多いようです。
このあたりが、私好みな所以でしょうか。
こんな素敵な香りを創り出す「調香師」とは、いったいどんな職業なのか。
とても興味があり、今回二冊の本を手に入れました。

・「香水 ─ 香りの秘密と調香師の技」(ジャン=クロード・エレナ 著)【右】
・「調香師の手帖 香りの世界をさぐる」(中村祥二 著)【左】
昨日一日かけて、ジャン=クロード・エレナの本を読みました。
内容は少し難しいところもありましたが、
普段知る由もない調香師の世界を垣間見ることができる一冊だと思います。
「地中海の庭」や「ナイルの庭」の制作過程も書かれていて、
とても興味深かったです。
彼の創り出す香りをもっと楽しみたくなりました。
「屋根の上の庭」はもちろん、「ローズ イケバナ」や
ラルチザンパヒュームの「森のパウダー」など、
気になる香りがたくさんあります。
もう一冊は読み始めたところなのですが、
訳さず書かれている分、読みやすいです。
著者は資生堂のチーフ・パヒューマーも務められたことがあり、
香りについてより深く知ることができそうです。
いずれにせよ、私たちに素敵な香りを提供してくださる
調香師さんに感謝です。
素晴らしい職業だと思います。
冴原みずきさん
ぽーとけ♪さん
冴原みずきさん
rajakatu10さん
冴原みずきさん
冴原みずきさん
冴原みずきさん
美容で癒されたい人。
わきんぼうやさん
nm73さん
冴原みずきさん
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冴原みずきさん
冴原みずきさん
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