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ペットロスを癒してくれる【虹の橋】

ペットロスを癒してくれる【虹の橋】



友達が妹みたいに可愛がっていたダックスフンドのチェリーが亡くなった
子供の頃から一緒に暮らしていたチェリーが死んで大泣きをしていたが
愛するペットを亡くした悲しみは、家族を失った時と同じくらい大きい

チェリーを失った悲しみを乗り越えるには時間がかかりそうだ
今、ペットロスに陥っている人の癒し効果がある詩が
インターネットを通して多くの人に感銘を与えている

原作者不詳の「虹の橋」は世界中の動物サイトで翻訳されて伝わり
愛する家族同様のペットを亡くした人の悲しみを癒している

原文は英語ですが、古いインディアンの伝承にもとづいているものらしく、
誰も作者を知らず、インターネットを通じて世界中に広まっていったそうです

日本語訳もたくさんありますが、ここで紹介しているのは
【あきののはら】のいっけさんが翻訳した詩です
リンクや転載は自由ということですので
身近にペットロスの悲しみに沈んでおられる方がいたら
この詩を教えてあげてほしいと思います

…………………………………………………………………………………

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
・・まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・・・。

★  ★

けれど、動物たちの中には、様子の違う子もいます。
打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されることのなかった子たちです。
仲間たちが1匹また1匹と、それぞれの特別な誰かさんと再会し、
橋を渡っていくのを、うらやましげに眺めているのです。
この子たちには、特別な誰かさんなどいないのです。
地上にある間、そんな人は現れなかったのです。

でもある日、彼らが遊んでいると、橋へと続く道の傍らに、
誰かが立っているのに気づきます。
その人は、そこに繰り広げられる再会を、
うらやましげに眺めているのです。
生きている間、彼は動物と暮したことがありませんでした。
そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されなかったのです。

ぽつんとたたずむ彼に、愛されたことのない動物が近づいていきます。
どうして彼はひとりぼっちなんだろうと、不思議に思って。

そうして、愛されたことのない者同士が近づくと、
そこに奇跡が生まれるのです。
そう、彼らは一緒になるべくして生まれたのでした。
地上では巡りあうことができなかった、
特別な誰かさんと、その愛する友として。

今ついに、この「虹の橋」のたもとで、ふたつの魂は出会い、
苦痛も悲しみも消えて、友は一緒になるのです。

彼らは共に「虹の橋」を渡って行き、二度と別れることはないのです









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コメント(10件)

  • ◆ranmaruさん◆きっと長年家族として一緒に暮らした可愛いペットとお別れした経験があるのですね。その子が幸せに走り回っている姿を思い浮かべると安心でホッとします。虹の国をちょっと覗いてみたいですね♪

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    2011/9/27 21:42

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  • ◆ヒデコさん◆今はペットを飼っている方が本当に多いですね。私は独身の時は実家で犬とを猫を、結婚してからは犬を2匹飼っています。命には限りがありますからいつかは必ずお別れの時がくるんですよね。そういうことはあまり考えたくないけど、その時にはこの話で悲しみから抜け出そうと思います

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    2011/9/27 21:41

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  • ◆nico(。・ω・。)さん◆うちにも2匹のワンコがいますので、いずれお別れの時がくることも覚悟が必要ですね。その時がきたら私の悲しみよりもっと心配なのが子供たちのことです。その時には虹の橋を読んであげようと思っています

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    2011/9/27 21:40

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  • ◆*Trinity*さん◆小さい時からペットを飼って、その死にも立ち会うと、子供ながらに『死』とか『命』について何かしらの思いを抱くようですね。家族のペットがいなくなってしまうのは悲しいけれど、元気に楽しく走り回っていると思うと、見送った者も救われますね♪

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    2011/9/27 21:40

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  • ◆ひろりんままさん◆そうなんですよ、ペットを飼ったことのない方は『たかが動物くらいで・・・』なんて思うそうですが、実際に長年家族のように接してきた者にとっては、喪失感が非常に大きいんです。この詩の原詩の作者もきっと、ペットを亡くされた経験があるんだと思います

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    2011/9/27 21:39

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  • ◆みゆママ32さん◆お知り合いの女性にとっては、そのネコちゃんが家族であり話相手でもあったのでしょうね。どんなに淋しい思いをされているかと心が痛みます。うちにはチワワが2匹いるのですが、ペットも自分の子供と同じように可愛い家族として理屈でなく愛おしいです

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    2011/9/27 21:39

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  • 素敵なお話を、ありがとうございます。別れはいつか必ず訪れます。それを、乗り越えなくてはいけないです。思い出して、涙が出ました。幸せに過ごしていると、信じています。

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    2011/9/27 15:44

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  • 素敵なお話ありがとうございました!イヌを飼っているので そういう時は必ず来るので この話を思い出したいと思います!

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    2011/9/27 14:28

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  • ペットを飼っている人にはペットロスから鬱状態になる人もいるそうです。こういう詩がネットで流行るというのはそれだけペットロスの人が多いからでしょうね。クリップさせていただいてペットロスの方がいたら見せてあげたいと思います。

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    2011/9/27 10:49

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  • つい最近知人が可愛がっていたネコが亡くなってしまい、知人はとてもガッカリして淋しそうなので、早速印刷して差し上げようと思います。独身の彼女は10年近くも家族として一緒に生活していたのでかなり落ち込んでいるので、この詩が少しでも慰めになると嬉しいと思います。

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    2011/9/27 09:31

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