
ローラローラ 魔性の女を考える
2012/12/25 00:04
ローラローラって大昔の映画「嘆きの天使」の主役の踊り子の名前です。
演じたのはマレーネディートリヒ様でございます。
嘆きの天使は高校の先生がキャバレーの踊り子に入れあげて、家財産家族を全部失うという男にとって夢のような、悪夢のような映画です。
(この映画でローラローラが歌っていた曲「falling in love again」という曲がめっちゃいいのさ。)
で、まあ主演の女優はディートリヒなんだけど、おブスで大根でおデブだったけど、後年の片りんがあるというか、ま、見てすぐになんか「こいつは売れるな」オーラをばしばし出していたし、なんというかまさに「魔性の女」「小悪魔」だった。
魔性の女ってなんなんでしょうね。青いかぼちゃは社会人になりたての頃に先輩(男)に「魔性の女って誰とでも寝る女のことだ」とか「ガードの緩い女のことね」というハナシを聞かされてました。
ま、そうなんでしょうね。人によっては。
私はそうは思わなかった。誰とでも寝るんだったら、魔性ではなくて「だらしない」だけのハナシです。
私にとっては魔性の女は意識してなくても男性を引き寄せて、夢中にさせてしまう何かを持っている人という感じですが。
長いこと生きてきて、沢山の魔性の女や小悪魔に出会いましたが、皆「自称」でした。
自分でいう人たちは偽物です。本物は、
「魔性の女とかそーゆーの、めんどくさくない?」(口調は桃井かおり調でお願いします。)という人です。
自分で意識してやっている人ではなくて、無意識にやっていてそれで男を惑わすことができる人のことを言うので、自称は除外。
お化粧品とかでもよく今年は「ファムフアタルをモチーフに新色を編み出しました」とかいう宣伝文句がありますね。
ファムファタル(運命の女)といいまして、男の心を惑わす「魔性の女」の一種ですが、じゃあどんな女がそーなのか、考えたいと思います。
個人的に、ああこれはほんもんだ、と映画を見て思ったのはマレーネディートリッヒと、シャーロットランプリングとエマニュエルベアールさんです。
共通点はみなさん、
「おしゃべりでない」「目線で男を誘えるくらい、目の演技がすごい」「態度がでかい」です。
おしゃべりでない、んですよね。なんというか間がある人がやっぱり魔性の女だと思います。最近の女優は動きがちゃかちゃかしていて、おしゃべりしすぎなので全員脱落です。自称魔性の女たちもここで脱落です。男性を転がしたことを自慢する時点で終わりなんです。
動きがとろかったらもっさくなるのですが、やっぱり洗練された女はどっしり構えていて動きに無駄がない。その辺はエレガントに見えますね。
眼で殺す。眼で会話する。これは外国ではよくあります。
眼で相手の心に入り込むというか。
眼が大きかろうが小さかろうがどーでもいいんです。とにかく目が多少うるみ目で、白目が濁っていなければいいんです。で、やっぱり目が泳いじゃだめ。
態度がでかいんです。おとこが自分のために何かやってくれて当たり前なんです。「どうもありがとう」それでおしまいです。その時にもあんまりこの手の人はにっこりしませんよね。笑っても鼻で「ふふん」てな感じです。ま、媚ないというやつでしょうか。でも肩に力なんか入ってません。そこが、「ホントの私を見てほしい」とか言って力まないからいい女なんですね。
この3つさえパスすれば、魔性の女にはなれるのかな。
ま、魔性の女は努力してなるもんじゃないんでしょうね。
天然というか与えられた資質のような気がしないでもないけど。
じゃあ素人さんはどーすればいいかというハナシなんですけど、とりあえず、化粧品で自分が好きなタイプの魔性の女メイクをしてみる。
「魔性の女コスプレ」をしてみる。
で、自分でやってみて気になったり、さまになっているなと思っているところだけ普段の生活に取り入れてみる。
ていう感じがいいのかなと思う。
クリスマスなのになんか全然違うことを考えていた。
とりあえず、みなさんメリークリスマス。
よいクリスマスをお過ごしください。
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