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漫画というビタミン・・麗しの男装の君よ・・

漫画というビタミン・・麗しの男装の君よ・・



どもども、今回は王道少女漫画「ベルサイユのばら」をご紹介します。
多くの方が華麗で豪華、あまりの優雅な世界に魅了されたことでしょう。
これほど少女、いや女性の夢を描き出した漫画はそうそう無いですね。
ドラマチックで華やか、ゴージャスで煌びやかな・・目くるめく物語。
壮大な恋と偉大な歴史に魅せられて、浮き世を忘れる漫画です。





そしてなんと言っても、オスカル様でございます。
もう男装の麗人といえば、この方を思い出す。それぐらい定番ですよね。
女性なのに凜々しく勇敢で、それでいて男性にはない華やかさと優美さ。
まさに両性的であり、中性の存在ですね。。
それでいて、また何とも艶めかしく悩ましい魅力があるのですよね。
あの魅力は眉にあるんですよ、苦悩に満ちた憂いを感じる眉毛です。
美々しい麗しの瞳に、そっと寄り添う・・哀愁ある眉に不思議な色香があります。
フェルゼンへの報われぬ愛や、男性として生きる定めの葛藤など
歴史の波に翻弄される嘆き、それでも信念に生きる不屈の闘志・・・
そして、新たに芽生えるアンドレへの想いに揺れ迷う心など、語れば夜が明けます。
オスカルの魅力は、何とも筆舌にし難い魅惑ですよねぇ。。




私は今回、これを書くために読みかえして思ったのですが・・
オスカルとアンドレ、アントワネットとフェルゼン、オスカルへのロザリーの思慕など
華やかで情熱的な恋が目立ちますよね、でも注目したいのがルイ16世です。
マリー・アントワネットに対するフランス国王の愛情です。
可憐で美しい、華々しい馨しい魅力の彼女に、気後れしつつ秘かに想いを募らせる。
地味で頼りないかのようだけど、とても誠実で、純粋に大事に、妻を想う彼。
ルイ16世のあるセリフが泣けます。省略しつつ紹介しますね。

「でも・・・愛しているのだよ。いつも、ほったらかしにしておいたけど。
わ・・私が・・・もう少しスマートで美しくて・・・そしたら・・・
そしたら愛してるという言葉を、ひとことでも貴女に言えただろうに・・・」


何だか妙に切なくて、ジーーーンと来ちゃうのは私だけでしょうか?
自分に自信が無くて、妻にさえ想いを打ち明けられない内気さが胸を打ちます。
眩しいほどの華やかなアントワネット、そんな彼女を影から見つめる眼差し。
フェルゼンを愛する妻を知りつつも、寛大に許す心。諦めに近い哀しみもありますね。
そこには、一途でひたむきな愛があります。純情でけなげな想いがあったのだと。
この漫画の隠れハイライトだと、私は思いますねぇ。。うむうむ。。



ということで、昔の名作漫画の素晴らしさをお伝えしました。
まだまだ面白い漫画は山ほどありますね、さすが日本の財産だけあります。
冬の夜長に、漫画をお供にするのも楽しいものですよ♪
えっと、コメント返しは遅いながらも進んでます。気長にお待ちをば~^^
前回の恥ずかしい記事にコメントして頂いた優しい方に感謝します。
ではでは、寒い中お体をご自愛下さいね。。☆





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コメント(18件)

  • >わきんぼうやさん いつもコメントありがとうございます。おお、素晴らしい・・ヴェルサイユ宮殿・・トレビアンですね。いあいあルイ16世は他人とは思えず感情移入しちゃいました。自分に自信もてずに愛を打ち明けられないの分かりますから。

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    2013/1/29 09:41

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  • ベルばら大好きです!好きすぎてヴェルサイユ宮殿まで見に行ってしまいました(笑)ルイ16世に注目されるあたり、美々姫さまの優しさを感じました(*^^*)

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    2013/1/26 00:47

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  • >空飛ぶ猫さん♪さん いつもコメントありがとうございます。おおお、素晴らしい女子校時代でしたね^^貴女様がアンドレ・・それは麗しかったでしょうなぁ。私もそんな仮装をしてみたいので、羨ましい思い出ですねぇ。オスカル役は競争率激しそう・・でも挑戦できた子は運が良いですね☆きっと一生の記念ですよね^^

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    2013/1/23 05:47

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  • >ゆりめろん♪さん いつもコメントありがとうございます。おお、私と同じ文庫本ですね^^そうですね、オスカルとアントワネットはずせないですよね。ロザリーもまさに乙女で可愛らしいです。ジャンヌは魔女のように怖くて、また魅力的ですね。ほんと素晴らしいストーリーで、何度も読みたくなります^^

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    2013/1/20 20:38

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  • >ブルームーンJさん いつもコメントありがとうございます。おお、リアルタイム派とは羨ましい限りですな^^ついオスカルを描いちゃう乙女心わかりますなぁ、微笑ましいです。そうなのです、あの眉がオスカルの魅力を引き出してます。貴女様に共感して頂き嬉しいですよ~(*><)

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    2013/1/20 20:35

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  • >のうまさん いつもコメントありがとうございます。なにをおっしゃいます、貴方様の記事こそ溜息ものですぞ!そうなのです、誰をとっても輝くドラマがあるのが素晴らしいですよね。ルイ16世は決してつまらなくないです、文学的な夫だと感じました。分かって下さって嬉しいです、まさに本物の愛をお持ちなのですよ。

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    2013/1/20 20:33

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  • >麻宇さん いつもコメントありがとうございます。おお、やはり貴女様は全巻もってますかぁ^^そしてアンドレ派とな~あの命を賭けた情熱には胸を打たれますよね。そうそう、オスカルのお父上・・男として育てつつ、乱世にあってはと女性としての平凡な幸せをと願う。その矛盾しつつも親心が何とも微笑ましい。

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    2013/1/20 20:30

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  • >john-yさん いつもコメントありがとうございます。おお、貴女様の人格の礎となったとは!素晴らしいじゃないですかぁ^^しかも宝塚でも鑑賞したとは、なんという奇遇でしょうか☆お熱が下がらない気持ち、当然でしょうなぁ^^

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    2013/1/20 20:21

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  • >i.necoさん 初コメントありがとうございます。おお、一気に読んじゃう気持ち分かります。そうなんです、名作は古さを感じさせず今もなお新鮮なのです。時代を超えて愛されるのは、何か永遠に訴えるものがあるんですね^^

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    2013/1/20 19:59

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  • >...blanc...さん いつもコメントありがとうございます。おお、全巻もってますかぁ^^しかもアンドレ派とな~その気持ち分かりますな~。壮大なドラマや眩しいほどの華やかな絵に魅せられる名作ですね☆

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    2013/1/20 19:57

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  • >shironeko-cさん いつもコメントありがとうございます。そうですね、何度読んでも新鮮な名作ですよね。オスカルの男装の理由は、また読んでのお楽しみで^^アントワネットは女性の憧れの華やかさ。フェルゼンも素晴らしく紳士的で素敵な殿方ですよね。

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    2013/1/20 19:54

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  • >ひだりまわりさん いつもコメントありがとうございます。おお、ポリニャック婦人のあのセリフですかぁ~^^すごくインパクトありますよねw ジャンヌがお好きとは、なかなか心憎い眼差しですな。

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    2013/1/20 19:52

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  • >ranmaruさん いつもコメントありがとうございます。はい、今度こそ王道きました^^おお、アンドレ派ですかぁ、私はオスカル様命ですな。そうそう、瞳の中に星が輝いて、麗しいのですよね。リボンの騎士は未読なので、いつか見たいです。

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    2013/1/20 19:51

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  • 高校生の時に全巻持っていました。リアルタイム派です、古いですね。^^; 当時ドップリとハマっていて、授業中にオスカルさまの顔をノートのすみっこに描いたりしましたっけ。確かに言われてみるとあのまゆ毛がキモだと思います。美々姫さまさすが鋭い♪

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    2013/1/18 14:32

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  • は~…こんな素敵な記事を美々姫様に書かれてしまっては、ため息ものですねぇ。。本当に、『ベルばら』は誰にスポットライトを当てても輝きますよね。素晴らしいです。わたしもルイ14世は、2度目に読んだ時に、じーんときてしまいました。テレビなどではつまらない夫みたいにされますけれど、この方の愛は本物だなあと。

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    2013/1/18 13:18

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  • 私もベルバラ全巻持ってます。不朽の名作ですね!私もアンドレ派でした。命を賭する程一途に愛するまたは愛される姿に感動します。個人的にはオスカルを男として育てておいて、女性としての幸せを願ってしまうオスカルのお父様のシーンが好きです(笑)

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    2013/1/17 22:50

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  • こちらは私の人格の中心ともいえるのでございます。原作・アニメ・宝塚・映画等色々なメディアでそれぞれの切り口も楽しめる王道ですよね。つい先日も宝塚を観劇してきたところなので、またお熱があがっております。グッドタイミングでございます!!

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    2013/1/17 22:30

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  • ベルバラできましたか。王道ですよね♪私はアンドレ派だったのですが、きらびやかな世界の憧れだったマンガです。目の中の星が煌いていて、男装というのも、リボンの騎士意外、気になったマンガのような気がします。

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    2013/1/17 08:58

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