お金持ちでもない限り、化粧品に使えるお金には限りがあります。ほしい色全部とか買うわけにはいきません。ので、最初に口コミランキングを見てチェックされる方が多いような気がします。
が、が、これ、かなり危険度のある選び方だと思います。
特にアイシャドウは危険だなと思う商品がたくさんランキングに入っているからです。不動の一位だったルナソルのスキモデ、これは初心者が「一位だから買ってみよう」と思って買っても全然色がつかずなんだかわからないままで、押入れに入ってしまうような気がします。ディオールのサンクやシャネルのキャトルもなかなか手ごわいです。アイシャドウに慣れていない子がいきなりディオールのサンクに行っても「?」で2色使って終わり、で、そのうちアイメイク自体が面倒になっておしまいかもしれません。
とりあえず、初心者は絶対にこの辺行くなと言いたいです。
できれば単色シャドウで濃いのと薄いのをそろえてそれを使ってみることから始めるのがいいと思いますが、単色シャドウは面倒くさいとか、いきなりMACやNARSに行ってシャドウを買うのも恥ずかしいという人にはプチプラのメディアをお勧めします。

もうさ、どこに何を塗ればいいか人目でわかる設計、色で失敗しても後悔しないプライス、単純明快さ、ということで初心者が一番塗りやすいシャドウのような気がします。
最初のうちはプチプラがいいと思います。でもプチプラでもビィセのグラムヌードアイズは初心者にはおすすめしません。あれは影を作って彫りを深く見せる色があまり出ない「ヌード」な目元を作るためのシャドウです。初心者には危険度が高いような気がします。(色だってたくさん入っているし。)
最初はセザンヌやメディアのような設計のシャドウでいいと思います。
でも、あの手のシャドウはしゃれっ気がないし、なんだか買う気になれないということであれば、ケイトやマジョルカマジョルカ、ラブーシュカなどでいいと思います。旧カネボウ系はアイシャドウは外さないイメージがありますので、ケイトやラブーシュカをお勧めしたいです。(マジョルカマジョルカも好きだけど。)
では、色はどうやって選ぶのかが、問題になってきますね。
これも口コミを見て、ではそこで有名になっている色を選べばそれでいいかというと、どうなんだろうなというのが私の意見です。
あと、初心者はブラウン、という人もいますよね。
でも初心者はブラウンでも、どのブラウンを選べばいいか、わからないくらいどこのブランドもブラウンありますよね。
私がよく行くシャネルにいるBAクロエ嬢が前に面白いことを言っておりました。
「茶色に見えるけど、そうでない色が混ざっているのよ。その色を読み取るのが似合う色を見つけるのが似合う色を見つける近道よ」
シャネルは茶色のアイシャドウがてんこ盛りというくらいたくさんあるブランドです。でもカスカベージュはちょっとプラムが入った茶色、エニグマはかなり紫が入った茶色、と茶色でも副色ってんでしょうか、かなりそれが角度によってははっきりわかる色になっております。だから、シャネルで迷った場合、そうでない色を探すのが一番いいような気がいたします。
どの色にも見かけの色と、その色を成している鍵になる色があると思います。
その鍵の色を見分けて「似合うか似合わないか」を考えるとうまくいくような気がいたします。
で、ここでやっぱり問題になるのが、その人のパーソナルカラーです。
「イエベ春」「イエベ秋」「ブルベ夏」「ブルベ冬」と言ったもの。
一番いいのは自分でカラー診断をしてもらうことなんでしょうが、いちいちそんなんやってられないという人は、お店のカウンターで進められる色の傾向、お洋服を買うときに似合うと言われる色の傾向をまとめておくといいかもしれません。
あと、顔の濃淡、濃い顔と呼ばれる顔なのか、そうでなく薄い顔なのか、
(似合う色が劇的に変わってくるので。)
普段使う口紅の色をあらかじめシャドウを買うときはつけておくといいかもしれませんね。
あとこのシャドウを使ったら手持ちの服は何を着るのか?ということを考えると無駄がすくないような気がします。
外国にいて思うのはこっちのBAさんは「この化粧品つけたら何色の服を着るの?」と聞いてくる人が非常に多いんです。あと「夜につけるの?それとも昼?」という質問も多い。この辺も考えながら、選んだ方がいいです。
よくわからないなーという人は、手持ちの口紅を探してみてください。
で、手持ちの口紅をアットコスメのランキングでチェックしてみてください。
同じ色をすすめている方が、アイシャドウのどの色を口コミしているかどうかもチェックします。それを控えて、お店に見に行ってみるのも一興だと思います。
最初にプチプラや使い方の紹介が親切な国産のブランドへ行くのが賢明だと思います。それに慣れたら、色のきれいな外資に映ったほうが失敗はすくないと思います。
が、やっぱりデパコスのいいアイシャドウがほしいという場合、カウンターへ突撃してもいいかもしれません。その場合、アイシャドウを探している旨をBAさんに説明して、選んでもらってください。が、5色や4色のシャドウの場合、必ず塗り方を紙にBAさんに書いてもらうこと。2パターンくらい作ってもらってもいいかもしれません。デパコスのアイシャドウって一万円札でおつりがいくばくかというシロモノですよね。だから、絶対にこの辺は手を抜かず、しっかり使い方を習ってくることをお勧めします。
かぼちゃは現在外国におり、親切なBAさんというのが日本に比べて少ないです。だから、口コミを見て番号を言って指名買い、で、帰ってきてインターネットで使い方を調べて、試してみるということをやっておりますが、効率は悪いですし、時間がないとできません。
ロスを避けるためにも、ちゃんと習ってくることをお勧めします。
では色は何を買えばいいのか、ですが、ブラウンにすればいいのか、どうかとかいろいろありますよね。最初は自分が「かわいい」とか「いいな」と思う色を使ってみるのが一番いいと思います。
一度ツボにはまれば他にほしい色も出てくるだろうから、ま、買い足していけばいいと思います。
が、一応お化粧をするくらいの年齢の子であれば、社会人として使えるような控えめ色のシャドウを一つ持っておいてもいいかもしれません。となるとやっぱりブラウンは必須なのかな、とも思います。
考えて選別して、お金を出すことそして、また考えて肌の上にのせてみる。
化粧はこのプロセスの繰り返しだと思います。特にアイシャドウの場合、考える作業が口紅よりは多いような気がしますので、頭を使う作業ですよね。
この次はじゃあシャドウを載せる道具はどうなのよとかシャドウベースは必要かというハナシに入りたいと思います。
会社員
青いかぼちゃさん
atsuknさん
会社員
青いかぼちゃさん
地味に事務職
麻宇さん
会社員
青いかぼちゃさん
会社員
青いかぼちゃさん