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治らない感染症の脅威~薬物治療による耐性菌の出現

治らない感染症の脅威~薬物治療による耐性菌の出現

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『偽の抗結核薬、発展途上国に拡散 研究』より

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・・・・・・・・・・ ココから 記事より抜粋 ・・・・・・・・・・

アフリカ、インド、その他発展途上国に偽物や粗悪な抗結核薬があふれかえっており、

薬剤耐性結核菌の拡大を招いているとの報告が、5日の専門誌「International

Journal of Tuberculosis and Lung Disease」に掲載された。

研究を行った米国の専門家は、17か国19都市の住民に、民間の薬局で抗結核薬の

イソニアジドとリファンピシンを購入するよう依頼した。

集められた薬剤はクロマトグラフィーと呼ばれる化学成分の特徴を判別する手法を

用いて分析された。また、体温と同じ温度の水で30分以内に溶けるかどうかも

確かめられた。

結果、713サンプルのうち、9.1%が基礎的な品質管理検査に不合格だった。

不合格のサンプルのうち半数には有効成分がまったく含まれていなかった。

抗結核薬への耐性は、患者が指示された量の薬剤を飲まなかった場合や、

今回の事例のように薬剤自体に効果がなかったときに獲得される。

不合格の占める割合はアフリカで高く16.6%、次いでインドで10.1%、

ブラジルと中国、タイ、トルコ、ロシアでそれぞれ3.9%だった。

・・・・・・・・・・ 記事より抜粋 ココまで ・・・・・・・・・・

昨年はインドの治らない結核など、世界中で蔓延しはじめている治らない感染症が

急激に増えた年でした。温暖化の影響で豪雨による洪水被害で悪化した衛生状態も

蔓延の原因になっているようですが、耐性菌を作りやすい治療薬が出回っていると

なると更に事態の悪化が懸念されます。今年の風邪、絶対にひかないと思っていた

私でさえ、ひくのです。風邪でも、これまでとは感染力が違うような気がします。

日本でも肺炎もインフルエンザも爆発的に増えていますが、米国では更に深刻です。

既に非常事態宣言になっているニューヨークだけでなくH3N2の新型豚インフルが全土

で感染を拡大しています。これら新型ウィルスはワクチンが効かないだけでなく、

感染力も強く、次第に治らない感染症になりつつあるうように感じます。これはもう

防ぎようのない事態、考えるべきことは耐性菌をおっかけてワクチンをつくるより、

ウィルスを不活化する方法で対処するしかないのではないでしょうか。厚労省での

ウィルス不活化試験に通っているMMS(二酸化塩素)などを積極的に活用して

薬物治療一本槍から抜け出さないと、更に強力な耐性菌を産むことになるのでは、

ということが危惧されています。

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