このシリーズは、私が過去に出会った女性たちから学んだことを
書いていきます。
魔性の秘密の2つめは、女優であること。
彼女たち、とにかく話し振りが芝居がかっていました。
話を盛って大きくするのは日常茶飯事です。
話し方で印象を左右するのが得意で、
ただの石ころをまるでダイヤであるかのように錯覚させてしまいます。
そして、目つきや表情を大げさに動かしたり、
ときには小道具まで使いこなして、
全身で人にアピールするのが上手です。
「やりすぎじゃないか?」と思うくらいに。
もし恋人と喧嘩をして感情がたかぶったら、
下まぶたをわずかに引き上げて黒目と涙袋を目立たせます。
さんざん「泣きそうな顔」で相手を焦らせてからがクライマックスです。
涙をこぼしたら必ず折り目の美しいハンカチを使って目元をおさえます。
もしハンカチを忘れてしまったら自分では涙を拭かず、
恋人が頬を拭ってくれるのを待ちます。
ティッシュは絶対に使いません。

普段から芝居をするなんて、わざとらしい…
とお思いになるかもしれませんが、
大丈夫です。
練習と経験次第でうまくできるようになります。

コツは芝居モードに入ったら、死んでも照れないこと。
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