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コラーゲンとヒアルロン酸もよりも気になる成分【エラスチン】 健忘録

コラーゲンとヒアルロン酸もよりも気になる成分【エラスチン】 健忘録

昨日
クリニークのBAさんに「コラーゲンと【エラスチン】が足りないと…」というお話を伺い
私は【エラスチン】という言葉を実は初めて認識したので
ご存知の方も多いでしょうが。。。





◆エラスチンとは

人間を含む動物では、大動脈、靭帯、肺、皮膚、子宮、弾性軟骨などに多く含まれるたんぱく質(タンパク質)で、不溶性たんぱく質であることもあり、分離・分解・低分子化・抽出がむずかしく、これまで取り上げられてきませんでした。
しかし、最近になって研究が進み、高純度水溶性エラスチンの生産が可能になったことから、美容面での有効活用が期待されています。

お肌におけるエラスチンの量は、20代後半(28歳頃)をピークにして、急激に減少します。30代半ば(35歳頃)には、ほぼ壊滅的に減少しています。
ヒアルロン酸の場合、0歳の赤ちゃんの時が最も多く、年齢が進むに従って年々減少し、20歳では赤ちゃんの時の半分になってしまっているという話は有名な話です。
しかし、エラスチンは少し違います。0歳の赤ちゃんの時には、それほど多くはないのです。
これは、エラスチンの役割を考えればわかるでしょう。エラスチンは保水機能というよりは、構造体を支える補強作用をそのおもな役割とするからです。
赤ちゃんのお肌はみずみずしいですが、柔らか過ぎますね。ハリがあるのは適齢期(28歳前後)の女性であることを考えれば、その違いがわかります。

つまり、ヒアルロン酸だけを摂取しても、みずみずしさには効果がありますが、お肌の「ハリ」を取り戻すにはコラーゲンと、それを支える「エラスチン」を摂取する必要があるのです。



◆エラスチンの効果

エラスチンとはで、その役割を説明したとおり、エラスチンは表皮(皮膚)の下にある真皮の「結合組織」中で、基質(ヒアルロン酸などが存在して、水分を蓄える部分)を支える「梁」のような役割を担っています。

つまり、エラスチンが少なくなれば、基質を支えきれなくなり、皮膚が落ち込んで、たるみ(タルミ)やしわ(シワ)となります。
肌弾力が失われるんですね。肌の「ハリ(張り)」とか「強さ」と言った方が適切かもしれません。

エラスチンがバストアップ(リフトアップ)にも効果があると言われているのは、この理由からです。バスト(胸)といえども、所詮は表皮(皮膚)と真皮(結合組織)から成り立っています。

要するに、顔の皮膚下の結合組織中にエラスチンが増えれば、たるみ(タルミ)やしわ(シワ)が防げてリフトアップ効果が見込めますし、バスト(胸)の皮膚下の結合組織中にエラスチンが増えれば、バストの表皮が下がることが防げて、相対的にバストアップ効果が見込めるということです。

同様にして、首の皮膚下の結合組織中にエラスチンが増えれば、首筋の老けた感じも和らぐでしょう。簡単に言えば、28歳当時に近づくということです。
エラスチンが最大値に達するのは、28歳というデータが存在しますから。(Bjorn Obrink, et al)



◆エラスチンを多く含む食品

牛スジ肉、手羽先、軟骨、煮魚などがあります。いわゆる、筋ばったものや軟骨系ですね。コラーゲンを多く含む食べ物とかなり共通性があります。





【エラスチン】

積極的に摂りたいし取り入れたくなりました('∀')ノ










自己紹介的な初投稿記事はコチラ→https://beautist.cosme.net/article/429941

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