
先日、
銀座のポーラビルにあるギャラリー、POLA ANNEXで開催中の清川あさみ「こども部屋のアリス」展に遊びにいって参りました。
私が高校生だった頃。。。
清川あさみさんは、
文化服飾学院大に通いながら人気原宿系雑誌にて読者モデルをされていて、
私も当時から注目しておりました。
卒業後は刺繍アーティストとして写真に刺繍を施すというユニークな制作活動をされていて、今や大手企業の商品とのコラボレーションだったり、女性誌で様々な女優さんの写真に刺繍を施した作品連載など、各メディアからも注目されている人気アーティストさんです。
今回の展示テーマは「不思議の国のアリス」の展開版「こども部屋のアリス」
私の大好物の分野であります!
これは観るしかないと(笑)
もともと清川さんの作品展は過去に表参道ヒルズで開催された大規模展示「美女採集」や百貨店のスペースの「グスコーブドリ~」の展示なども観に行っていたので、アリスという題材に限らず今回も行くつもりでした~
今回はギャラリーでの展示ということで暗めの演出の中での展示でした。
作品は、実際に今月発売となったばかりの絵本「こども部屋のアリス」の絵本原画となっています。
絵本ではもちろん平面ですが、実物は立体作品。
いつもは写真という平面に縫い付けていく清川さんの作品ですが、今回は立体の人形たちに直接縫い付けていくという手法なので、少し進化した感じ。
過去の展示でも、
造花にスパンコールやレースなどを施して刺繍した立体作品はありましたが、それとはまた異なり、デザイン的というよりも人形の個性をさらに引き立たせるような工夫が面白かったです!
例えば、
髪の毛の編み込みだったりその流れを出してあえて人形の表情を半分隠すことで、アリスの世界観独特の「ちょっと、なに考えてるんだかわからない感じ」(笑)が感じられましたし、アリスがテーブルの上にあった飲み物や食べ物を一口かじって体が大きくなったり小さくなったりするシーンの作品では、アリスの大泣きの涙をただ刺繍するのではなく、キラキラのブルーのスパンコールを溢れるように縫い付けていたりして、みればみるほど発見があります!
そして、
アリスの原作にある一定の低めの空気感や無機質感が清川さんの独特な色彩感や柄の組み合わせにより最初から最後まで一貫性をもって表現されていたように思います。
今回の展示の各作品サイズは、
両手で抱えることのできる位の大きさのBOXサイズ。
それが約25点ほど展示されています♪
一つ一つ手縫いでほんとに途方もない時間と体力と集中力が必要だと思うのですが、以前、表参道ヒルズにて開催された「美女採集」という展示は、今回の展示とはまた全く異なる印象でした~☆
「美女採集」の展示は、小さな作品だけでなく、ビルボートの特大版レベルの作品も数点あり、その大きさと鮮やかさにインパクトを受けた記憶があります。
ダイナミックかつ潔きのよい縫い目の躍動感が観ていて刺繍作品とは思えないくらい!
色とか糸の素材の組み合わせとか、メイクやファッションに応用できそう!
私も展示を観ていてアイシャドウのカラー配色とかネイルデザインとか、なんかちょっとインスピレーション頂いた感じです。
作品をゆっくり見返したくて、
しっかり絵本もゲットしてまいりましたよ♪
皆さんも、銀座にお越しの際は是非立ち寄ってみてくださいね!
☆清川あさみ「こども部屋のアリス」展 (開催中~4月7日まで)
(会場)銀座ポーラビル3F POLA ANNEX
(内観時間)12時~20時 ※日によって変更となる場合あり。
(URL)http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/
美容ブロガー
∞優美∞さん