
またまたラーメンネタです!
門前仲町から歩いて5分ほどのところにある「こうかいぼう」
週末だったのですが春にしては寒い日だったので行く人が少ないかと思いきやこれだけならんでいました。
中はカウンターが7席とテーブル席4人が二つ
回転は悪かったように思います。20人以上並んでて40分くらい待ちました。
メニューは
らーめん 600円
らーめん+ちゃーしゅうごはんセット 850円
らーめん+卵かけごはんセット 700円
メンマらーめん 750円
と書いてありますが、
このほかにつけ麺もありました。
このお店にはいると、
「とにかくらーめんが大好きで毎日食べたい店主が研究を重ね産みだしたこの一杯。スープはちょっと優しすぎるかもしれませんが、食べ進むうちに深みに気付いて頂けるハズ。一日一杯、みそ汁の如く、栄養になりながら、くせになる。そんならーめんはこの素材ならではです。
●たれ:大島自然海塩「油の精」の塩
●スープ:豚の軟骨+鶏がら+こんぶ+煮干+たくさんの野菜+かつおぶし
●水:SEAGULL IV
そして、、、、
●麺:丸富製麺(埼玉)の特性たまご麺
ついでに、、、、
●器:岐阜県土岐市産の美濃焼
どうぞ、ごゆっくりお召し上がりください。
「らーめん大好きこうかいぼう」
と書いてある紙が貼ってありました。
絵が達者でかわいらしい絵です。
パンダが好きなようで、いたるところにパンダの絵や写真がありました。
並んでいるときにおかみさんがオーダーを聞きにやってきます。
待つ場所は中と外があるのですが、やっと中に入れたと思ってみたら、たくさんの雑誌が置いてありました。外で待っている間もこの雑誌を読んで時間をつぶしておけばよかった!!
暇つぶしグッズを持ってこなかったという人は是非雑誌があるので活用を!
煮干の匂いがして、煮干のうまみ成分のせいか、落ち着きます。らーめんなのにみそ汁のような懐かしさ。このにおいをかぐと一気におなかが減ります。
もともと量が少ないので、男性なら大盛りで普通くらいじゃないでしょうか。
らーめんの大盛りとつけ麺の大盛りを頼みました。
スープは魚っぽさがいっぱい出ていてちょっとやわらかい味。
軟水と硬水の違いが分かるように、このらーめんは水で言ったら間違いなく軟水だとわかるような感じです。
なんていうかクリーミーっていうか、らーめんだけど、ちゃんぽんの要素をあわせもつような今までにない不思議な感じのラーメンです!
それもたくさんの野菜や肉のうまみが合わさっているからでしょうか。
卵にしっかりと味がついていておいしかったです。
味玉を作ったことがありますが、ここの味玉は味をしみこませて、おそらく3日目くらいでは?
いい具合においしかったです。
つけ麺です。
こちらも普通のらーめんと同じような感じです。
らーめん、つけ麺、どっちを頼むかは好みの問題でしかないですね。
麺もコシがあっておいしいです。
こんなに並ぶお店なのに毎日通っている?常連さんがいるらしく、「いつもありがとうございます」とお会計のところから聞こえてきました。
飽きがこない味、こうかいぼうですね。
そしてここのらーめんを頼むときは量は少な目だということを覚えておいてくださいな。
こうかいぼう
(ラーメン
/ 門前仲町駅
、清澄白河駅
、越中島駅
)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
<<今日のワンポイント経済学>>
らーめんが大好きで研究を重ね産まれたというこうかいぼうのらーめん。
研究開発(R&Dと呼ばれます。Research and Developmentの略)のコストって結構かかるんですよね。
時間もコストもかかるので経営に陰りがみえてきた会社が真っ先に削るコストでもあります。
なので逆に言うとR&Dコストが増えてきたら、景気が良くなってきたという見方ができます。
(R&DはPLのExpense項目です)
R&Dは実験などが成功するまでにかかった、失敗分のコストも含まれるため費用が莫大になりますが、一度成功すればかなりの利益をうみだすということも少なくありません。そのためR&Dは比較的積極的に行われています。
そして「こうかいぼう」でいうと、ラーメンのR&Dに成功し連日行列ができるほどの大繁盛店になりました。
しかし600円という値段は安すぎだと思います。R&Dコストを上乗せして売ったらもうちょっと高くても、800円くらいしてもいい値段なのに、このご時世600円で売っているなんてなんて良心的なお店なんでしょう。
良心的な値段だからこそ、お財布にやさしい=毎日食べられる=毎日通いたいというお店になるんでしょうね。
そしてちょっと少なめに感じた麺の量もちょうどいい腹八分目の量になっているのでは。
そう考えると、味から、値段から、量から、すべてにおいて計算されているのではないかと思いました。
店主、なかなかすごいです。
こういう良心的なお店は社会的貢献というまた違う経済学のお話になるので、次回いつか、取り上げたいと思います。






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