先日レポートしたアースデー2013 in 代々木公園でブース展開していた月桃コスメブランドMOON PEACHでお馴染みのRetheraさんのブースでのワークショップについて。
MOON PEACHといえば、沖縄に自生する植物「月桃(げっとう)」というショウガ科を主原料としたナチュラルコスメを展開するブランドでして、美容雑誌でも有名美容家の方々からもお墨付きを得て取り上げられるほど、実際に使い心地が実感できるアイテムばかり。
MOON PEACHシリーズのスキンケア製品ではそのシンプルな成分ゆえに月桃の万能とも言える美容成分を肌で実感できます。

私も人気のサーキュレイトオイルと1月から新発売されたサーキュレイトプレシャスバームを使わせて頂いておりますが、使う度に翌朝の肌回復を実感します。
月桃は、体内外において排出再生効果が期待できます!
スキンケアの成分として、肌の抗炎症作用やくすみ抜け、艶などの効果が期待でき、肌のコラーゲン合成作用もあります。
また、Retheraさんでも展開していますがお茶などでその成分を体内に摂取した場合、
ポリフェノールが赤ワインの約3倍も含まれているので抗酸化作用が期待できます。
さらにその実には、牡蠣に匹敵する亜鉛や銅といったミネラル類も豊富に含まれていることも判明したそうで、ビタミン・ミネラル・アミノ酸がバランス良く摂取できるんだとか!
月桃には独特かつ癒しの香りにもパワーが♪
女性の月経前症候群(PMS)などにも作用し、更年期障害や抑うつ、不眠など、メンタルケアにも良いとされアロマセラピー効果があります。
そんな万能選手「月桃」を使って、
今回のワークショップでは本土で実物を見るのが珍しい月桃の生花を使い、アルコールに漬け込んでそのパワーをたっぷり含んだ月桃エキスを抽出する「チンクチャー作り」を行いました。
「チンクチャー」って、なんぞや・・・??
と、思いますが。
いわゆる昔懐かしの「アカチン」と呼ばれた消毒液と同じ加工をしたチンキです。
チンキとは、ハーブや薬効のある植物の水溶性成分と脂溶性成分を度数の高いアルコールに漬け込むことによってその両成分を抽出したもの。
水にしか溶け出さないエキスと油にしか溶け出さないエキスを同時に抽出できるなんて、アルコールってスゴイですよね!
ヨーロッパの薬局では普通の薬を処方するように、チンキも症状によって処方されるほど馴染みのあるものだそうです。
では実際にどんな風に作ったかといいますと・・・・・・めちゃめちゃ簡単!!!

月桃の葉っぱ、茎、花を細かく切り、容器に詰めます。

そこに分量のアルコール(40度以上)を注ぎ、フタで密封して2週間つけ置けば完成!
簡単だからこそ、原料にこだわるのが良いのかもしれません。
今回はパワーたっぷりの月桃と、同じく沖縄産の人気の泡盛「どなん」を使用!
(受講者は違う意味(飲みたいという意味)でラベルに目を輝かせていましたが笑)

こうして完成したチンキは持ち帰って2週間、時々かき混ぜながら漬け置きます。
最初は月桃の花のきれいなグラデーションピンクも、漬け込みが進むと茶色くなってジャムっぽくなります。

あの生花の美しい色がなくなってしまうのはなんか寂しいですが、茶色くなるほどエキスが抽出されると思えば楽しみです。
2週間後が待ち遠しい!
出来上がったチンキは、
お水や紅茶に2~3滴入れたり、料理に入れたりしてもOK。
また、肌にも使用でき、2~10倍に薄めてパックや湿布としても良いし、
化粧水にしても☆
私は化粧水にしようと思っているのですが、
チンキ少量にグリセリン、ハーブウォーターもしくは精製水を混ぜればできちゃうそうですよ♪
月桃以外のハープでも、この作り方で色々なチンキ作りが出来そうですよね!
私はハーブを数種類育てているので沢山収穫できたらチンキにしようと思います。
月桃のパワーについて勉強できたし、ハーブの活用方法も学べて充実のイベントでした~♪
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