
化粧品そのものには本当に興味が淡くなってしまいましたが、数年前からリンゴの幹細胞エキスの抗酸化力とパワーには興味がありました。
数年前にはもうブランド名さえ忘れましたが、どこかのオーガニックブランドで扱われており、クリームが5万円ほどしていたので考え込んで止めてしまいました。
当時はそんなことより大事なことに傾倒していたのもあって、そのまますっかり忘れたままとなり。
そして3ヵ月ほど前だったか、人待ちにバラエティーショップをブラついていて、イマイチ食指の湧かないブランドであるレバンテのコーナーで説明を読むと、記憶の底にあったリンゴの幹細胞エキスを配合していると書かれており、あっ。
価格は5000円に満たないので気軽に使ってみたくなり、買ってみました。
飴色のコリンとした、もし食べるなら粘度がなくて不味そうなゼリーという感じ。
こんなの肌に馴染むの?とすら思いましたが、肌に乗せるときちんと親和していって、後にイヤな膜やヌル付きもなく、次第に自然な感触で肌をホールドしてくれます。
化粧品というものはそういうもので、すぐに何かが変わるなどという期待はないまま、これも毎日使うでもなく、思い出しては使い、という使い方でしたが、ある日、ん?と感じることがありました。
たまたまこれをたっぷり塗った翌朝です。
なんとなく肌がフックラ。
いわゆるおばさんになると起こる肌萎みというものを自覚がない程度に抱えているため、たまにゲッと思うのですが、通常はゲッほどではなかったら放置しつつなレベル53。
これをたっぷり塗った翌朝は張りが出てフックラしていたのです。
張りが出てフックラすると、イヤな影がなくなるので顔全体がスッキリします。
気のせいかも、と、またたっぷり塗って寝てみたら、やはりフックラ。
で、今度は塗らずに寝てみましたが、一夜や二夜ではいきなり萎みません。
成分表を見たらわかるけど、これはリンゴの幹細胞エキスが効いてきたのではなく、巧妙に作られたポリマーによる疑似ハリですので、使う価値があるかないかは捉え方次第かと。
メイク品として前夜から肌脹らまし準備に使うはアリ。
肌環境に悪いからイヤだと思うなら使わない。
私は洗えば落ちると思っているので、こういう疑似ケアも文化として享受派です。
それでも、ケアものとなるとがっかり。
とりあえずなんらかの疑似美を提示しないと人気が出ないのはわかるのですが、できればそのような余計なものの配合のないものでリンゴの幹細胞エキスをちゃんと使いたいです。
疑似美は別として、どちらかというとマルチな、つまり、一体、何に効くのかわからない成分デパートなジェリー。
目的を一つに絞った商品の方が期待できるのですが、飲まないよりは飲んだ方がいいマルチビタミンみたいな感じかと。
各アミノ酸から糖系保湿劑にナンタラエキスにセラミドまでがてんこ盛り。
香料としてかエッセンシャルオイルまでがデパートですが、香りはやけに淡いです。
おもしろいヘンなジェリーは、スパチュラでカサッと取ってグチャグチャになっても、ほんの瞬時で表面が均されたツルンとしたジェリーに戻ります。
いわゆる、このジェリーそのものが形状再現と書かれていますが、マンマ確かに。
顔もこうだとよろしいのに。25才形状再現顔とかね。
そしたら、シミやらシワやら弛みを気にしている暇に他のことできますやん。
疑似効果として前日仕込みなメイク物としてはとてもおもしろいジェリーです。
化粧品に興味が薄れたとはいえ、こうしてたまにおもしろいものに出くわすので好奇心だけはなくなりません。
<成分表>
美容成分以外についてのみ書いています。
水
グリセリン
1,2-ヘキサンジオール=保湿、抗菌
(PEG2-40/デシルテトラデセス-20HDI)コポリマー=多分、肌にハリが出たように感じるポリマー膜
グリコシルトレハロース
リンゴ果実培養細胞エキス
カルノシン
オリゴペプチド-20
トリフルオロアセチルトリペプチド-2
ヒアルロン酸Na
水溶性プロテオグリカン
水溶性コラーゲン
コーヒー種子エキス
ラベンダー油
アトラスシダー樹皮油
セラミド2
セラミド3
セラミド6II
温泉水
アルギニン
ヒスチジン
リシンHCI
パディナパボニカエキス
コショウソウ芽エキス
ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)
グリコシルヘスペリジン
レシチン
水添ホホバ油
ホホバ種子油
スクワラン
オオアザミ果実エキス
ローズウッド木油
ベルガモット果実油
ローマカミツレ花油
マンダリンオレンジ果皮油
ジャスミン油
ダマスクバラ花油
キハダ樹皮エキス
加水分解水添デンプン
ベンチレングリコール=保湿、抗菌
PEG60水添ヒマシ油=非イオン界面活性剤
BG=保湿、抗菌、溶剤
クエン酸Na=pH調整劑
クエン酸=pH調整劑
ペンテト酸5Na=キレート剤
オリーブ油脂肪酸セテアリル
べへニルアルコール=高級アルコール、湯剤
オリーブ油脂肪酸ソルビタン
ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10=界面活性剤、乳化
ステアロイル乳酸Na=界面活性剤、乳化
キサンタンガム=増粘劑
シクロヘキサシロキサン=シリコーン合成ポリマー、撥水性皮膜形成剤
ステアリン酸グリセリル(SE)=非イオン界面活性剤
水添ナタネ油アルコール=酸化しにくい油剤
トリエチルヘキサノイン=油剤、閉塞剤
イソステアリン酸フィトステリル=エステル油剤
カラメル=着色剤
ベタイン
ベヘネス-30=非イオン界面活性剤
ベヘン酸=高級脂肪酸、安定剤、光沢剤
ステアリン酸バチル=エステル油剤、乳化安定、感触改良
デキストランい天然ポリマー、水溶性増粘剤
シクロペンタシロキサン=シリコーン合成ポリマー、撥水性皮膜形成剤
セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド=セラミド1様の疑似セラミド
トコフェロール=酸化防止劑
フェノキシエタノール=防腐劑
Tags:#ゴールデンナイトジェリー#リンゴの幹細胞エキス#レバンテリッチ
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