
先日、爪を切っていてふと気がついたことがあります。
この爪切り・・・
今の私の持ち物の中で、一番古い付き合いかもしれない。
藤村です
え~
100均一で買った、ごくごくフッツーの爪切りです
確か、私が高校生の時に買いました。
一人暮らしを始める直前、自分の新生活のために買った記憶があります。
ダイソーとかキャンドゥとかそういう大きいとこじゃなくて、地元密着型の100均
ダンシャリやらなんやらで、自分の持ち物は何度となく整理されたり買い換えられたりしている中、こいつだけはずっと一緒にいます。
他にも切切れ味のいい爪切りを裕之くんが持っているんですが、爪が小さい私にはこっちのほうが切りやすかったりして、なんだかんだ使い心地がいいんですよね
私は、一つのものをとことん長く使うってことにどこか憧れているところがあって、例えばおばあちゃんがふと手帳を取り出して「これ、私が女学生の時に買ったものなのよ」とか言ってると、めちゃくちゃ格好良く見えるんですよね。
何気ないダイニングの椅子も、「もう30年使ってるな」とか言われるとキュンとしちゃう。
中学生の時に、初めて買った財布は無印良品のヌメ革の二つ折で、20代後半まで使ってたな。
親に、汚らしいから捨てなさいって散々言われてた
これまた中学生の時に買った、ノンウォッシュのジーンズを毎日毎日10年以上履いて、穴だらけのすんごいダメージデニムに育て上げたこともある
あれを捨てるときは辛かったなぁ。お墓でもつくろうかと思いました
私がものを選ぶときに、すんごい迷ったり、気に入らないものを買うくらいなら足りない不便を選ぶという、ガンコ親父さながらのこだわりを見せるのは、そういうとこに根っこがあるんじゃないかなって思っています。
そんな私に引き換え、裕之くんは物に全然こだわりがないので、へんてこりんなものをどんどん買って帰ってきてくれます
少しずつ、モノ選びの心を伝えているので、結婚当初よりは随分マシになりましたけどね
いきなりは無理ですが、あと何十年後には、インテリアから着るものからキッチン用品から何から何まで、とびっきりのお気に入りに囲まれた生活をするのが目標です
なにげに、この爪切りも、やたらレトロな柄が気に入ってたりして
モノは値段じゃないですね~
藤村でした☆
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