荒れたオイルは、
HABAのスクワラン
石澤研究所が輸入販売しているアルガンオイル
DHCオリーブオイル
あと忘れたけど、なんか色々いっぱい荒れた
などがあり、オイルケアはもう無理なんだと決めてかかっていた。
もうボコボコの被れたりするものもあるので、二度とオイルには手を出さないと決めていた。
ところが、

前田京子/シンプルスキンケア
なんかこの本、遠目からみるとノルウェーの森を彷彿とさせますね。
いや村上春樹のファンではないですが。
https://www.cosme.net/product/product_id/2952299/top
(口コミ18件/平均評価5.9/評価自体は高めですが、皆さんしっかり疑問を持つべきところは持たれているので、本を読む前に口コミもざっくり目を通すと良いと思いました)
を読み、もしかしてオイルの選び方が悪かったの?と思うようになり、もう一度ためしてみる……………と、
何とオイルで被れないではありませんか!
というわけで、敏感肌とスキンケアオイルについてまとめてみた。
図書館の返却期限が迫っているので、急いで書く。
(1)皮脂を構成している成分を知り、自分に足りない皮脂構成成分を補う
かなりざっくりした私の解釈ですが、
肌が乾燥している→なんでも良いから油分を
という考えは違うようです。
自分に不足している皮脂構成成分を補う事が肝要っぽいです。
皮脂は、これまた、すごーく端折ってざっくり言うと、10個弱の成分で構成されていて、特に美肌に大事な皮脂構成成分は、
・スクワレン(皮脂成分の10%)
→サメ由来とオリーブオイル由来がある
スクワレンを化学的に安定させたものがスクワ「ラ」ン
・ロウ(皮脂成分全体の22%)
→ホホバオイルやミツロウがメジャーだが、ミツロウは皮脂や汗の分泌を妨げる可能性あるので、ホホバオイルが良いらしい。
・脂肪酸
→色々と種類があって、
オレイン酸(皮脂の成分、脂肪酸の20%を占める)
パルミトレイン酸(皮脂の成分、脂肪酸の12%を占める、30歳を過ぎてから急速に減るためエイジンクケアオイルとしても使われる)
リノール酸とリノレン酸(体が生み出せ無い必須脂肪酸、リノレン酸不足はアトピーの原因?)
*一口にオイルといっても、含まれる脂肪酸が異なる
の3つで構成されているので、「自分に足りない皮脂成分を補う」という考えを持てば、肌に合うオイルは必ず見つかる、ということらしいです。
以上は「シンプルスキンケア/P76-80」あたりを適当に纏めたうえに、私が自分で調べたことを書き足したものです。
(2)オイルには試す順番があるらしい?
第一グループ(オレイン酸70%以上)
a)オリーブオイル
b)椿油
c)ヘーゼルナッツ油
d)マカデミアナッツ油
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e)ホホバオイル(ロウなのでオレイン酸含まれず)
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第二グループ(第一グループよりはオレイン酸少なめの60%)
f)スイートアーモンド油
g)アボカド油
第三グループ(オレイン酸含有量30%程度)
h)馬油
i)太白ごま油
j)パンプキンシード油
第四グループ(オレイン酸含有量10-20%)
k)くるみ油(ウォルナッツオイル)
l)ククイナッツ油
m)月見草油
n)ローズヒップ油
o)しそ油、エゴマ油
p)亜麻仁油(フラックスシードオイル)
オレイン酸の含有量で、しっとり度合いが違います。
前田さん曰く、上の16のオイルは「基本的に肌に塗った時に保湿力が高く、濃厚な塗りごこちのものから順にさらりとした使い心地のほうに向かってならべ」(p93より)たそうです。
スキンケアでの取り入れかた、食用油としての取り入れ方、それぞれ書籍には詳しく書かれています。
中には酸化しやすいためスキンケアオイルとしては、あまりお勧めされていない物もあります。
で、ここでやっとオイルを試す訳で、パッチテストは必ずするように書かれています。
基本的には上のa)オリーブオイルから順に試します。
オリーブオイルが筆頭にくる理由は、昔から多くの人に愛用されているので、それだけ人の肌と相性が良いのだろう………的な、なんとも自然派代表らしい理由だったりするようです。
まず最初にオリーブオイルを試し、それが合うならばそこで終わり、なんだそうです。
オリーブオイルから始まる第一、第二グループのオイルが合う人は、一般的な乾燥肌で、第三グループは普通肌、第四グループは脂性肌、という事になるよう。
以上はp157-164あたりを、ざっくり適当に纏めましたが、書籍にはもっと詳しく試し方が書いてあります。
長くなったので、切ります。