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紫外線防止成分に対する考え方

紫外線防止成分に対する考え方

最近クチコミした海外製某日焼け止めのクチコミとも関連していますけれども、
補足記事として。
普段様々な商品のクチコミで、
「ビバ!!!!!ケミカルコスメ!!!!!!!」位の勢いなのに(いや、そこまででもないか・・・)
どうして、紫外線防止成分に関してだけ(いや、だけじゃないけど)は・・・・?と、
何か流れとしては唐突な感じがするかと思ったので、記事アップしてみます。


【紫外線防止剤は塗布範囲が広い、塗る量も一般コスメとは段違い】
夏場ともなれば特に・・・
知れば知るほど、何でもいいってわけにはやっぱりいかないなぁと。
日焼け止めが効果を発揮する適量は、ちょっと吃驚の量です。
「のびがいいから少量で充分!」っていう日焼け止め製品のレビューを見る事がありますが完全に普通の基礎化粧品やファンデ等と同列に考えている・・・。それは違うって・・・。

【紫外線吸収剤か、紫外線散乱剤か】
本来であれば、普通は肌にいいとまではいえなくても安全なのは一般的にはやはり散乱剤の方なんですよ。
理由は世にもうたくさんの情報があるので割愛しますけれど。
ちなみに私は紫外線吸収剤で即時の反応こそ出ないですが、それでも慎重になる要素は満載です。
でも、世の製品の紫外線防止数値がアップするにつれて、数年前までは日焼け止め以外のコスメでも吸収剤入りは避ける余地があったものが、ベースメイクものに関しては下地もファンデも、入っていない方が珍しいという状況になり、避ける事は極めて難しくなり、もう今ではあきらめました。(大抵のものは散乱剤と一緒に配合されている)
いや、以前は本当に選択の余地ありましたよ。5年位前までは、かなあ・・・。

でも、せめて身体用は、使用量的にも多いことだし紫外線散乱剤タイプを使おう。それはそう難しくないはず、たくさん売られているし・・・と思ってました。
ちなみに私の場合日焼け止めは健康を守るためが第一目的だと思っています。
DNAの損傷その他の健康被害防止。
(でももちろんわざわざ焼けたくないですよ。老化促進も当たり前だが避けたい)


【でも頼みの綱の紫外線散乱剤が・・・っ】
でも数年前だったかな、散乱剤であるところの酸化チタンと酸化亜鉛のナノ粒子の問題を知った時・・・
そりゃもう驚きましたよ。
心の中では梅図かずお氏の(恐怖漫画の方の)驚愕の表情になる勢いでして、
その後、
『終わった・・・・・何もかも・・・・・・・・・』(昭和ネタばっかしでどうもすみません)
と。
しかも今はほとんどの化粧品に入ってるって・・・・?
ほんまかいな、なんでそんなことに・・・・とにかく驚きました。

いや、研究結果と現実との隔たりがどの程度あるのか
(本当はそこまででもないのかまたはもっと影響があるのか)は分かりません。
こんな、大変らしいねんでっ!!って、全肯定して不安をあおる意図は全然ないです。
でも・・・しかも環境中に排出されたそれらがどんな影響を及ぼすか、
まだ分かっていないと。
でもって調べてみると、ノンナノの日焼け止めは非常に少ない。
ナノ使用は表示義務がない。
ノンナノのものもそれが本当か自分では確かめられない。


なんかもう、投げたくなってくるけれどでも問題から逃げたって一緒やなあ・・・
どうするか・・・・
・・・全然、わからん・・・・・・(゜゜)。
(まあ、法制定を待つしかないといったところでしょうか)
ノンナノが重宝されるのは、圧迫感がない、白くならない、透明度が高いという点でなのでしょうけれども、しかし・・・・。

ま、吸収剤が重宝されるのも同様の理由でしょうが、
ハイテクものほど要注意、春夏の強力な紫外線を「本当にラクして快適に防ぐ」方法ってのは、じっさいなかなかないものだと思っています。
(なんらかの「泣く」要素はある。感触の重さなり、見た目がちょっと、とか、価格だったり・・・長袖の衣服・ストール等で防ぐとこれまた高温多湿の日本はツライ・・・日傘は手を塞ぎ煩わしい・・・)
『自然の理とはそんなに容易なものではないわ・・・・!!!!』っていうのもなんかにありました~。また、昭和ネタ・・・・。

実は、3~2年前に一度吸収剤オンリーのジェルタイプに走ったのは、
究極の選択でナノ粒子よりマシじゃね?と思ったからなのですが・・・。

でも、散乱剤も吸収剤もどっちもどうやねんみたいな時代がまさか来るとは思わなかった。本当に思わなかったです、数年前までは。散乱剤タイプが若干もしくは大幅に不快感があろうとバリバリ耐える気でおりましたから(゜ω゜)。その覚悟さえあればいいと思ってた。
あくまでも×∞、私個人の感じ方ですけれど。(これは、何度でも強調いたします。自分の考え方感じ方が全てだとは全く思っておりません。)


【今後???】
私は、美容も大事だと思うけど、生をまっとうするそのギリギリまでは健康でいたいと思っている普通の人間です。
顔用コスメは現在の路線で仕方ないとして・・・
苦肉の策で、せめて身体はノンナノ日焼け止めを選択していきたいけれど・・・
(なんだか、徹底していなくて、妙なバランスのとり方と思うけれど、なんだか自分的にはこれしかないというか)
「メーカーがそう言ってるから」だけではなく、本当、それが本当かどうやって確かめられるのだろう。
白く浮くか白くならないかが必ずしも見分け方じゃないようで・・・・・?????

【他】 
酸化チタンのコーティングに関しては本当に気になるならこれはメーカー問い合わせすればいいと思う。
各種情報は、詳細がキーワード検索だけでネット上に山ほどあるのでこの記事にそれらをわざわざ転記するのは避けました。
一個人の現時点での考え方ではあるけれど、クチコミ全体との関連性が分かって頂ければとアップ。

コスメの成分に関しては人それぞれこだわりポイントがあると思いますが、
「気をつけなければ」と思うものが、
私は紫外線防止成分・薬理作用のある成分・・・かな。

それに、百歩譲って大人が自分の選択で何を使おうと自己責任・・・という考えがあっても、大人社会が造り、保護者の選択した製品を使わざるを得ない小さい子供の場合はどうなるのかな。とも思いますし、まあ、書いているうちにも色々と考えるところがあって奥の深い分野です。

いつまでもコスメの世界が花咲いている為に、いつまでも健康でいるために、
もっと色々な事が明らかになってほしい。本当に、心からそう思います。
医薬部外品以外はとうに全成分表記が義務化され、色々な面が少しずつ前に進んできたのだから、きっといい方向に向かっていくと私は信じたいし、そうなると思っています。


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