悩みである顎ニキビや角栓の詰まりは、増加傾向にあります。
あとね、グロースファクターたっぷりのアンチエイジング的お手入れは、肌が元気になるぶん皮脂や角質がたまりやすくなるのだわ。
そんな訳で、今日はAHA(フルーツ酸)配合の石鹸です。
ドクターラインから 「薬用 リファインソープ」 (医薬部外品)のレポートです。

「ドクターライン」は美容皮膚科医の小崎有恒先生が、14年間のべ30万人以上の臨床経験をベースに開発されたブランドです。
肌への手応えはもちろんのこと、ドクターズコスメらしくない洗練された使用感も魅力です。
AHA配合の石鹸といえば、穏やかなピーリング作用ですね。
肌を柔らかくし、不要な角質を取り除いてくれます。
でもこれ、ただのAHAソープではないのよ。
肌が弱くても使えちゃう。その秘密は洗浄成分の分子の大きさにあるのでした。
*肌トラブルやザラツキ、ごわつきに。洗浄成分にこだわった処方。
ドクターラインの石けん素地には、植物油脂を分解し高純度に精製した安全性の高い「単品脂肪酸」を使用。
より刺激が少ない成分を厳選し、処方しています。
それだけじゃない、話はこれからです。
今日はまず、界面活性剤について簡単に予備知識を入れておいて下さい。
界面活性剤は大きく2つに別れます。
水に溶けたときに電離してイオンになる「イオン性界面活性剤」と、水に溶けてもイオンにならない「ノニオン(非イオン)性界面活性剤」です。
そして、「イオン性界面活性剤」にも種類があります。
「アニオン(陰イオン)界面活性剤」
これは、水に溶けたとき親水基がマイナスに帯電するものを言います。一般的な石鹸は、これね。
「カチオン(陽イオン)界面活性剤」
これは水に溶けたとき、親水基がプラスに帯電するものです。柔軟剤やヘアコンディショナー、逆性石鹸がこれ。
「両性界面活性剤」
・周りがアルカリ性なら親水基がマイナスに帯電して陰イオン性
・周りが酸性なら親水基がプラスに帯電して陽イオン性
を、帯びるものです。化粧品の乳化に使われたり、マヨネーズもこれだったりする。
さて、石鹸に話を戻しましょう。
アニオン性界面活性剤は分子のサイズが小さいため、肌に吸収されたり、洗顔後も肌の奥に残って刺激になることがあります。

そこで薬用リファインソープは3つの界面活性剤を組み合わせ、分子サイズを大きくし、肌に残らない独自の処方を採用しています。

※イラストは公式サイトよりお借りしました。
なるべく刺激にならないよう、工夫されているのです。
さらに薬用炭を配合。汚れを吸着し、炭に含まれるミネラルが肌の機能を整えます。
またグリチルリチン酸ジカリウムや18種類のアミノ酸、10種類の和草、ハーブエキスを配合。
古い角質をきちんと取り去りながら、お肌をいたわる配慮がされています。
*使ってみた。
見た目は真っ黒な、いわゆる炭入り石鹸です。

泡はサックリしています。アミノ酸系洗浄料みたいな泡だね。
精油のスッキリした香りがします。
なるほど、AHAソープとは思えない。低刺激なので毎日ではないが全身洗っていますよ。
傷が出来てるとこ以外は全くしみない。
ザラザラ、カサカサしていた部分が滑らかな手触りに。
スッキリ洗えてツルツルになりました。
ニキビ跡もどんどんむけて、キレイになっていきます。
ご新規ニキビもできにくい。できてもちっちゃいから助かります。
泡パックもやってみた。毛穴の黒ずみやひじひざ、かかとのくすみにも効果アリです。
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ドクターラインの美白ライン、DLホワイトの記事はこちら。
今回、ベースラインの「GLOWAGE」のサンプルを頂きましたが、これも良かった。

VC誘導体を中心に、自活型天然酵母、抗酸化成分、プラセンタ、ペプチドと言ったエイジングケアのツボを抑えています。
こちらの製品は、化粧品としてのバランスが良い。
効果だけでなく、香りだったり乳化だったり「化粧品らしさ」の完成度も高い。
もっと評価されてイイと思うブランドのひとつです。ホントにオススメよ。
リファインソープにはモイスチャーもあります。