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マイノリティが妊活に思うこと・・・・

マイノリティが妊活に思うこと・・・・

広がる妊活授業 正しい知識を

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130921/edc13092118000003-n2.htm


今日の気になるニュース。「広がる妊活授業」。
確かに正しい知識は大事だと思う。
ただ、「妊活」っていう言葉にやや複雑な思いを感じてしまう私です。
女性手帳のことでもそうだったけど、幾ら少子化問題があるとはいえ、
「子供を産むべき」みたいな空気を感じたりして…。
まあ私なんてマイノリティですから、被害妄想と言われればそれまでですが、
私なんぞは女性として子供を産むこともできない、
本当は産めるものならと思うけど産める体ではない、
かといって男性として生きるくらいなら死んだ方がましですから、
女性はもちろん、男性にも不妊の原因があることもあるから
男性も聞きましょうはいいけど、男性としても、
女性としても聞くことのできない私のようなマイノリティは、
マツコデラックスも語っていたように、
「自分は子供を産むことが出来ない。少子化問題に貢献できていない、
親になるという、ある意味大人としての責任を負うこともできない人間」
と自分を責めている人も多くいる。
そう言う人に限って実はすごく子供を望んでいたりする。
不妊治療云々以前の、生物学的にまず無理と分かっていても…。

あなたはとりあえず男性の身体なんだから、産むことはできなくても、
その身体を残しておけば、男性としての役割にはなるかもしれないけど、
わが子を持つ夢はかなえられるじゃないのって言われたことがあるけど、
男性として生きるくらいなら死んだ方がましと思っている人間に、
子供の為ならえんやこらで男性としての役割を果たすことは
私にはやはりできません。そう言う問題じゃないんです。
わがままなのも分かっているんです。

子供をちゃんと育てられるのか、
現実的に考えたら無理だと整理はついているけど、
やっぱり感情のある人間だもの、子供たちを見ると、切なくなるのよ。
子供を産みたかった…って。
「妊活」はいいけど、性を語るときに、
このように男性としても女性としても生きられない人間でも、
心の底では、子供を産めたら…って思ってる人が結構いる事を少しでも
知ってもらえたら。被害妄想かもしれないけど、でも、以前、
くにまるジャパンで、女性手帳のニュースに触れたときに、
コメンテーターの方が、セクシャルマイノリティを抱えている方々も傷つく、
と話されていたことが嬉しかった。

婚活も、妊活も、今の私にはずしりと重くのしかかって正直苦しいです。
男性って言うのはこうで、女性って言うのはこうで、のはざまに挟かって
苦しんでる人が結構いるんです。
そして、そういう人たちも、自分の家族を持ちたい気持ちは同じなんです。
子供をもうける行為を指して性の欲求で語られることが多いけど、
ごく普通に人が家族のありがたみをかみしめるように、
家族を持ちたいっていう気持ちになるんです。
でも無理なことは百も承知なんです。
婚活、妊活と聞くたびに胸が締め付けられるのです。

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